クロワッサン - CROISSANT | 808

マガジンワールド|株式会社マガジンハウス
 

お詫び

クロワッサン808号に関する編集長からのおわびです。

アンケート&プレゼント

「クロワッサン倶楽部」アンケートプレゼント! 今回は「ボランティア活動」についてお聞きします。抽選で和歌山のホテルの「デトックスプラン」ペア宿泊券、スキン・ボディケアのソープなどが当たります。

ニュース

この夏は、涼しい北海道にロングステイしませんか。 今、注目の“旅館で暮らすロングステイ”。駆け足で通り過ぎるのではなく、その地でゆったりと、自然や文化を味わう新しい旅のスタイルです。グループ内の施設を、組み合わせてリーズナブルに利用する新発想のプランと、とっておきの宿情報を紹介します。 世界9都市ワールドスナップ開催! 付録はイーリー キシモト特製扇子! Lips創刊3号はパリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、ベルリンなどの海外スナップと東京、名古屋、大阪、博多での国内スナップから大人カジュアルスタイルを研究。また夏必須アイテムのTシャツ&デニムをプレゼント付きで大特集! この夏必須のスペシャルな扇子も付録で付けました。 編集者が取材中のできごとを綴る「クロワッサン編集部こぼれ話」 発酵食特集から、震災を受けて、食の力特集の巻頭に登場いただいた料理研究家の辰巳芳子さん。今回の取材は、辰巳さんのスープ教室で行われました。弟子でもある担当編集が様子をちょっとだけ、お教えしましょう。レシピは通常2つ…。 本誌で巻頭の連載「あなたに伝えたい」をもう1度。 レナ・ジャポン・インスティチュート代表取締役蟹瀬令子さんは2007年に社会貢献事業として〈さくら芸術文化応援団〉を立ち上げました。毎年、画像表現部門と文字表現部門で、一般から広く作品を募集。 人気連載「手みやげをひとつ」。今回登場するのは? 陶芸家としても知られる俳優の中尾彬さん、お世話になっている佐賀県唐津の窯元の方々への手みやげとして必ず持って行くのが、〈中野屋〉の鰻の佃煮。志ん生も愛した、昔ながらの江戸下町の味。 辰巳芳子の「いのちの食卓」 野菜に習う29 料理研究家、随筆家の辰巳芳子さんによる連載をWEBに再録しました。今回は『独活の皮のきんぴら』。きんぴらにも一種の格づけがあり、惣菜・弁当のお菜用もあれば、気の利いたものとして珍重されるものもある。 ビューティの達人による「きれいの秘密」。 ヘア&メイクアップアーティストの矢野トシコさんが普段のスキンケアにおいて、心に決めていることは「やりすぎない」ことだそう。モノに頼りすぎずに、自分の力でやさしく、丁寧に。日々のケアはシンプル。 和漢植物が肌にどういいの? 年齢とともに衰える肌本来のチカラを、根本から立て直すには? 漢方の製薬メーカーがたどりついた結論は、和漢植物の生命力をぎゅっと凝縮、やさしさとチカラを両立させた化粧品でした。 『クロワッサン特別編集 新装版 ちゃんとした手紙とはがきが書ける本』 失礼のない手紙やはがきの書き方、どこまで知っていますか。書き方の基本を知ったうえで、自分らしく、気持ちのままに、自由に楽しく、書いてみましょう。永久保存版! 『クロワッサン特別編集 若さの秘訣はココにある 大人の髪型カタログ』 人気のクロワッサン特別編集『大人の髪型カタログ』の最新版、発売中! 流行のマッシュルームカットなど、上品で今年らしく新鮮な髪型を見つけてください。 WEBオリジナル連載、クロワッサンライター奥山夏実の「HRT体験記」 女性ホルモン補充療法 (HRT) を受診中のクロワッサンライター奥山夏実によるブログ。2007年からの体験ルポを、ダイアリー形式で読めます。最新記事は「女性の健康週間って知ってますか?」 『クロワッサン』のメールマガジンは楽しくてお得情報がたくさん! 登録したかたには、発売日の前日夜に『クロワッサン』からのお知らせメールマガジンが届きます。一足早く、取材こぼればなしや、プレゼント情報などをお知らせします。登録はこちらからどうぞ! 「クロワッサンの店」に携帯版ができました! 東急百貨店に入っている「クロワッサンの店」は、ネットからもお買い物ができます。携帯版もスタートして、より便利になりました。ぜひご利用ください。

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No. 808 CONTENTS

12 いま頼るのは、食物の力。
13 辰巳芳子さんの緊急提言
「食」はいのちへの手応え。人が人であるために食べるのです。
22 「ゲゲゲの女房」武良布枝さんに聞く
家族に喜ばれた、昭和のやりくり料理。
26 乾物があれば、どんな時も大丈夫。
30 身体は食べ物で作られる、40代から必要な栄養素は?
34 素材の旨味が違う、厚手鍋の力。
38 話題の発酵食レストランに習う
米麹や味噌に漬ける、簡単レシピ
61 築地の老舗卸問屋に教わる
身体にいい昆布を手軽に味わう方法。
64 な すんじゃさんに聞く
薬膳効果があります、韓国の干し野菜料理。
68 食材はフル活用できる、捨てない贅沢を知ろう。
89 見て聞いて体験した、春のクロワッサン学園。
 
46 放射能に安全値はないという。
これから「いのちと暮らし」は、どうなるのか。
 
80 Fashion
さりげなく個性的に、アクセサリーのおしゃれ。
 
144 「クロワッサンの店」情報
昔の知恵を生かした、夏を涼しくする小物。
 
5 あなたに伝えたい 271 ウニ・クリシュナンさん
7 「いのちの食卓」野菜に習う。辰巳芳子 31
9 原由美子 おしゃれの視点 192
11 めぐりあう、日々の用品。津田晴美 137
41 美しき日本の手技 192 三谷龍二
43 手みやげをひとつ 192 高泉淳子さん
86 ジェーン・バーキン物語 村上香住子 13
118 エッセイ『ドレスよりハウス』 室井 滋 36
120 着物の時間 317 領家髙子さん
123 きれいの秘密 ネホリハホリ 270 寺山いく子さん
125 きれいの秘密 最新情報 271
127 クロクロから、あなたへ。160
148 巻末エッセイ『残るは食欲』 阿川佐和子 124
 
45 なんだかんだの、病気自慢 192 いとうせいこう
56 わたしきのうきょうあした 192 広瀬香美さん
60 女の新聞 日常生活の中の差別 247
101 介護 279
102 著者インタビュー
106 最近、感動した映画見ましたか 192 星野智幸
107 最近、心震える音楽聴きましたか 192 矢崎順子
108 読者の手紙から
110 クロワッサン倶楽部
111 展覧会へようこそ 192 アンジェラ・アキさん
116 次号予告 809号の特集 
大満足!韓国ソウルの旅。
141 バックナンバーのご案内
143 クロワッサン定期購読のお知らせ

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編集部こぼれ話

皆さんを、誌上スープ教室へご案内します。

発酵食特集から、震災を受けて、食の力特集の巻頭に登場いただいた料理研究家の辰巳芳子さん。今回の取材は、辰巳さんのスープ教室で行われました。担当編集である私は、実は、この教室の弟子でもあります。どんなふうに行われるのか、今日はちょっとだけ、お教えしましょう。
レシピは通常2つ。たとえば、6月に教えていただいたのは、スペアリブのスープにトマトジュースです。素材は、旬のもの。そして、今この季節に生きている私たちに必要と思われるレシピを準備してくださいます。

辰巳さんはよく、「私は料理を教えているのだけれど、料理を教えているのではないのよ」とおっしゃいます。考える道筋、ものともの事との向き合い方、生きる姿勢を言っているの、と。初めての方は、戸惑うでしょう。厳しいです、実際。叱られることばかりです。
「いま、日本が世界に誇れるものは何だと思う?」
「なぜ、料理はおいしくなければならないのだと思う?」
「この扱いの欠点を分析してみてください。分析せずに、上に上に積み上げていっても意味はないのよ」
さあ、あなた! 自分の頭で考えて答えて、と辰巳さんは迫ってくる。当てられませんようにと、どきどきである。考えたこともない質問だもの。まるで哲学の授業。禅問答。なのに、私語などない。真剣なまなざしが辰巳さんに注がれる。一体、魅力は何なのか?
料理の味? 先生の人柄? もちろんだが、もっと深いところにある。
火の通りを計算して野菜を刻むのは、系統立てて、ものごとを考えるようになるため。
繰り返し試すのは、手に覚えさせるためだけでなく、心の鍛錬のため。やさしさの実現のため。
火の強さに心を配るのは、常に動くものに対しての態度を培うため。
「なぜ応用ができないの? なぜ一つのことから敷衍して考えられないの?
それは、細部にこだわって、本質を見ないから。そこをわかってくれないと」と、辰巳さんは時折、嘆くことがある。

以前、歌舞伎役者の坂東玉三郎さんの言葉におおいに感銘を受けたと、話をしてくれたことがあった。「自分は何のために演じるかと言うと、演目の向こうにあるものに、観る方を案内するのが役割だと思っている」と語られたそうだ。常日頃、もの事の向こうにあるものを見極めようとする姿勢をよしとしてきた辰巳さんである。玉三郎さんの言葉に、わが意を得たり!
と思った。「大事なことはなかなか言葉にならない。わかりやすい価値観として目の前にあらわれることもない。だから、感じたものを静かに心に沈めていただきたい。見る目を大切にしてほしい」。

……このような話が、料理の解説の合間になされるのである。私たち弟子にとっては、一言一句おろそかにできない宝のようなものなのですね。それを聞きに、スープ教室に通っているのかもしれないと思うほどです。この号の、辰巳さんの緊急提言は、読者の皆さんもスープ教室にいらしているように読んでいただければと思います。

え、肝心のスープですか? どの味も、ふわーっと喉にしみこむ滋味ですよ。私たち弟子は、その味を出すための練習は欠かさない。欠かさないはずである。いや、欠かしたくない。欠かさないよう努力します。すみません。

(編集部 K)


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NEXT ISSUE: No. 809 | 7月8日(金)発売 | 予価450円(税込み)

大満足! 韓国ソウルの旅。
まずは、熱気溢れる市場でここだけの味を。
中部市場 チュンブシジャン
通仁市場 トンインシジャン
ソウルからの小さな旅
韓国民俗村で、昔からの手仕事を知る。
ソウルで味わう、とびきりの韓国料理。
スペシャルインタビュー
あの韓国ドラマの、
あの俳優の、気になる言葉。
●ソン・スンホンさん
●ユン・サンヒョンさん
●ユ・アインさん
●ヒョヌさん
人気白磁作家 イ・キジョーさんを訪ねる
お得意の料理を自作に盛って。
李朝アンティークを部屋に飾ってみませんか。
小さな美術館・ショップ・カフェ・ギャラリー…
歴史と文化の街 北村・西村を歩くと。
洗練された美しさ。現代作家の工芸品を買う。
食材はフル活用できる、
捨てない贅沢を知ろう。
お土産を新世界デパートで探す。
大人が夢中になる、
マッコリバーに行きませんか。
旅をさらに快適に。 ソウル便利マップ

大好評連載

あなたに伝えたい シュエ・シャオルーさん
「いのちの食卓」野菜に習う。 辰巳芳子さん
おしゃれの視点 原 由美子さん
めぐりあう、日々の用品。 津田晴美さん
美しき日本の手技 「紅茶缶」 細川亜衣さん
手みやげをひとつ 
長野県伊那市・越後屋菓子店の「伊那のまゆ」 大平一枝さん
なんだかんだの、病気自慢
宮脇 彩さん
わたし きのう きょう あした シュロミー・エルダールさん
Fashion 夏のおしゃれは、シックなリゾート感覚。
ジェーン・バーキン物語 村上香住子さん
著者インタビュー
佐藤 優さん ドラ・トーザンさん 香山リカさん 
米谷ふみ子さん 椎名 誠さん
最近、感動した映画見ましたか
「大鹿村騒動記」尾上松也さん
最近、心震える音楽聞きましたか
「《ラフマニノフ作品集》〜パノラマ・シリーズ』」山本侑貴子さん
展覧会へようこそ
「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上春樹 著 大橋歩挿絵版画展」
葛西 薫さん
女の新聞 介護/日常生活の中の差別
エッセイ『ドレスよりハウス』 室井滋さん
きれいの秘密 ネホリハホリ+倉田真由美の「最新私的コスメ図鑑」
着物の時間 小谷実可子さん
巻末エッセイ『残るは食欲』 阿川佐和子さん