2010年10月09日

VOCALOID

ときどきチャットとかツイッターとかで話題に上がるけど、気になりながらもどうでもいいから考えなかったことがある。

ボカロ曲へのうっすらとした偏見について。
自分の気持ち的なところから言うと、音楽の世界においてボーカロイドを使用した楽曲はインストゥルメンタルにカテゴライズされるか、それ自体別途くくられるべきだと思う。
もっと正直に言うなら、ボカロ曲は音楽じゃないと思う。

冷静な物言いをこころがけるなら、ボカロ曲だって何らかのツールを以って音を出し表現しているのだから、音楽であることに間違いはないのだけれど、それが人の声以上の音楽的表現を達成しているとは思えない。
というのも、ニコニコ動画上に日々あまた生まれるボカロオリジナルのほとんどが歌い手待ち。もしボーカロイドによって作曲者の意図する音楽的表現を達成しているならば、人が歌う必要は全くないのに、これはどういったことだろう。膨大な素人歌い手を取り込む意図でオケ音源公開の体をとっているなら、全くつまらないマーケティングに拘泥していることだ。それと関係ない部分があるとしたら、やはりそれは「作者が歌えないからボカロで仮歌をあてている」ということにほかならない。

ただ、その一方で、ボカロ曲がボカロ曲の状態でひとつのアルバム、作品として販売されている。あんなものは作品じゃないから、いっそ「ボカロの仮歌をいれたサンプルです」って書いておくべきだろう。

と、俺は思うけれど、新しい人々はそんなに気にしないらしい。

だって家族と会話する時間よりパソコンに向かってる時間のほうが長いんだから、コミュニケーションの無機質化はもはや末期まで来てる。文字や絵や機械音だけで、何と会話しているかも定まらないまま、自らの経験により蓄積されたホログラムで理想的な人格を補完している、現代人が授かった妄想技術は二足歩行以来の重大な進化だ。
あんな機械音声の向こう側にひとつの人格を見出したとしても、なんら驚くべき事ではないのかもしれない。
一歩引いて別の切り口から考えるとすると、そもそも歌い手と聴き手の対話状態というもの自体が風化してるのかもしれない。
どっちでもいい。どっちにしろそんなものは音楽じゃない。

俺は古い人なので、初音ミクの発する音声から何らかの意図、思考、感情を感じる事は全くできない。初音ミクの声がかわいいという感想を耳にしても、まったく共感できない。

ボカロオリジナルを聴くと、それをひとつの作品として完成させたいという衝動がはたらく。もっぱら、ボーカロイドを仮歌としか思っていない。実際、正直なところそんなふうに見てる。俺に調教の話なんかしてもほとんど興味がない。だってどうせ仮歌でしょ。

こんな話の流れだと落ちつかないので、ポジティブな話で締めくくりたい。

第一こんな事を言ってる俺だって、人工音声の技術の匠さは、素直に面白いと感じる。ボーカロイドはボーカロイドで、よりリアルな表現を追い求めて進化すればいいと思う。完全に人間と区別がつかなくなってしまえばそれでいいと思うし、ロック界だってクラシック界だって受け入れてくれるはず。
作り手にとっては、宅録も厳しいし、歌い手の知り合いもいないからボーカロイドに代わりをやってもらうのはしょうがない。聴き手だって、周りの人と会話したって食い違いや嘘やわだかまりばっかりだから、いっそ無機質な機械音声に癒されるのもよし。
でも最終的には、人間の歌う楽曲こそすばらしいという理念に帰ってきてほしい。何年先の話になるかわからないけど、そういう音楽をみんなと共有したい。

いつか初音ミクが人間になったら、こっちの世界につれて帰ってきてもいい。いや、是非つれてきてほしい。


posted by ショーター/Gジャン at 23:44| Comment(24) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まったく同感です。
仮歌のつもりじゃないと言うなら
歌い手に媚びずにオケ非公開を頑として貫くべき。

つれてきた際には私の嫁にしてください。
Posted by 通りすがり at 2010年10月10日 16:39
>通りすがりさん
コメントありがとうございます^^
しょうもない個人の意見ですが、共感してくださる方がいて嬉しいです。
でもまあ、協調性をもってニコニコでやっていきたいので、あまりこんなことは言わないようにしますw
Posted by ショーター at 2010年10月11日 21:33
なんかええ日記読んだなーって思った。
僕も人が歌ってるの好き。歌うことって、その人の人生がにじみ出ると思うし。
ショーターさんの歌声、好きです。
Posted by にしもと at 2010年10月13日 00:15
完全に同意
Posted by ykmc at 2010年10月13日 11:56
この記事への意見というのとはちょっと違いますけど、
ボカロPは凄いと思いますし格好良いですよね。
また多くのボカロPの方々がオケを公開してくれたおかげで多くの歌い手さんがそれを歌ってくれて、
それによって多くの動画に出会えたのは素晴らしいことだと思います。
作曲できる奴ちょっとこいのwikiでもオケを公開してくれている方々がままいますしね。
Posted by 回転階段 at 2010年10月16日 13:12
>にしもとさん
意外とこんな話題にも乗ってくださるんですねwうれしいです。

>ykmcさん
ありがとうございます!これからも一緒にいい音楽やりましょう!

>回転階段さん
そうですよね!俺も本当にそう思います(^^)


コメントありがとうございました!
Posted by ショーター at 2010年10月16日 21:04
確かにボーカロイド曲にはイイものがあると思うけど、ボーカロイド自身が歌っているものを繰り返し聞く気にはなれません。
特に既に優れた歌い手さんが歌っているものがあれば余計原曲には戻れない・・・
ショーターさんの歌は大好きですよ。
Posted by おもち at 2010年10月20日 22:09
>おもちさん
そうそうwwUみねこさんとかTぶんJぶんさんとかが歌ってたらもうボカロ仮歌まじで戻れませんよねwwすいませんもう言いません
お褒めの言葉あざす!
Posted by ショーター at 2010年10月21日 00:25
少し話はずれますが、個人的にボカロPは音楽家というより、機械をいかに人間に近づけるかに苦心しているロマンチストな技術者のように感じています。
僕もショーターさんの歌は大好きです。新作楽しみに待ってます。
Posted by at 2010年10月24日 00:06
確かにそんなイメージはちょっとありますねw
よし、新作も頑張ります!とりあえずライブとかが一段落してから・・(^o^)
Posted by ショーター at 2010年10月24日 17:38
人それぞれ意見はあると思いますが「音楽じゃない」とはいささか言いすぎな気がしますね
ボカロにしかできない音楽表現もあると自分は思っています
人間の歌もボカロもどちらが上とかではなく
それにまず音楽は自由な物ではならないと思いますし
Posted by at 2010年10月25日 06:34
おっしゃる通りですね!俺もそう思います。その作品を誰かが音楽だと思えば、いくら俺が音楽じゃないと思ったとしても、音楽なんでしょう。何を作ろうが自由、どう聴こうが自由。そこが音楽のいいところですね^^
Posted by ショーター at 2010年10月27日 19:01
オケを出すのはそれを望む声があるからでは?
(ショーターさんに、その「衝動」がはたらくように)
いわばファンサービスだと思います。

僕もボカロ曲を聞き始めた頃は、ショーターさんと同じ考えを持っていました。
しかし様々な楽曲を聴いていく内に「あ、これはもうボカロで完成しているな」
と思える作品にいくつも出会う事ができました。

ショーターさんにも、そういった素晴らしい楽曲との出会いがあることを願っています。
Posted by なきむし at 2011年06月30日 23:05
はじめまして。
概ねなきむしさんの意見に同意します。

私が尊敬するPの方の一人に逆衝動Pという方がいます。
彼はそのアルバムや作品の中において、人間とVOCALOIDの歌声の対比や、その競合という手法を図っています。
彼はそれこそ、VOCALOIDと肉声の価値というものをそれぞれ模索し、うまい具合に当てはめられている例であると思います。
Pはその考え方は人それぞれですが、「VOCALOIDであるからこそ本当に完成された楽曲」の存在は、間違い無く多くありますよ。

因みに、記事の意見を一つだけ否定するとすれば、別に大半のPは「歌ってみた」が投稿されることそのものを望んでいるわけではありません。
基本的にはボカロ界隈と歌ってみた界隈にはその歌い方等で大きな溝が開きつつありますし、正直期待外のアレンジを加えられると見るに耐えないことも多いです(ハチさんの例などそれで問題になった方もいます)。
それでも歌いたい方がいる、或いは他のPの方の参考になる。少なくとも私はそういった目的のためにオフボをアップしているつもりです。

長文失礼しました。さらなるご活躍をお祈りしております。
Posted by とあるボカロP at 2011年07月02日 15:44
人間やボカロの音声がいらない→オケだけ聴きたいって需要もあるので、一概にオケをアップすることが歌って欲しい待ちをしてるってわけではないですよ。
I'veなどファンに人の声いらねって言われるアーティストもいますし。
Posted by 新田 at 2011年07月02日 15:48
CDにカラオケ用のトラックを用意するJ−POPも糞だよなー
Posted by 古音エム at 2011年07月02日 16:26
ボーカロイドを使用する作曲者と自動販売機に「ありがとうございます」って言わせる自販機製作者が同じように思える。当人達は心を込めて愛情や感謝を表し伝えているのでしょうが、肉声に比べてこちらには伝わりにくい。
Posted by けーけーけー at 2011年07月02日 16:29
音楽を楽しむ上で形を重視するのは楽しみ方として損してると思います。

線引きをする必要はないんじゃないかな。

むかーし、テクノは音楽じゃ無いと言ってた人と同じ感じがします。

デジタルなコミュニケーションですが。
相手を思う想像力があれば会っても手紙でも電話でもメールでもチャットでもその他諸々のコミュニケーションは成り立ちますし。

逆に相手を思う想像力がなければどんなコミュニケーションも成り立たないでしょう。

手軽になりすぎたというのを良く見るか悪く見るかだけでしょう。
物によっては風情が無いってのには同意しますw

オケの件ですが。
歌い手を取り込むってのは斜め上な想像力ですよ。
作曲者がオケを用意しているのはほぼ確実にサービスです。
歌い手が自分で歌消去の加工をする手間を省いてくれてるだけす。初期の頃は歌い手が自分で加工したオケを準備してたの知りませんか?

オケを作曲者が準備してくれる事によって歌う人が増える。
この参入の容易さを取り込みと取るのは如何なものかと私は思います。

そしてオケがあることによって、ボカロでは曲を楽しめない人が歌い手の声によって楽曲を楽しめる。

楽しみ方の幅が広がるというのこそ見るべきところで、その幅をわざわざ狭める必要は無いかと私は考えます。

戯言を一つ。
ラーメンに胡椒をふるのは料理として完成してないからだ。
ある意味では正解ですね。
でも、違和感ありませんか?
Posted by takaiki at 2011年07月02日 16:34
いくらうまい歌い手だろうと、人間が歌うと感情が入りすぎて気持ち悪い曲もあるんですけどね。
たとえばトラボルタPの『トエト』。
あの曲を原曲以上に表現できた歌い手さんを、私は寡聞にして知りません。

そう言う『人間が人間であるがゆえにVOCALOIDに及ばない場合もある』という事実も含め、Pさんにも色々なスタンスがあって、全ての人がVOCALOIDを仮歌の発声装置として認識しているわけじゃないです。

ただミクが好きで好きでたまらなくて、自分の曲をミクに歌って欲しいという一念が創作の原動力になってるPさんも実際に知ってます。

そう言う人にとってはその曲はすでにボーカロイドの歌声の時点で完成してるわけで、それまでひっくるめて一概に「未完成」とか「歌い手待ち」とかぶった切ってしまうのはいささか暴論に過ぎるかと。

そもそも、オフボーカル音源はもともと「自分も歌ってみたい」という歌い手さんや、「別のボーカロイドに歌わせてみたい」という他のPさんの要求に応えて、Pさんが好意で提供してくれていたもののはずです。
その図式は現在では変質しているのかもしれませんが、少なくともニコ動におけるボカロブーム初期には確実にそうでした。

現在では、歌い手さんが「自分のキーに合わせた音源をよこせ」とか、「自分が歌える音域で曲を作れ」とか、ボカロ曲を「歌ってやっている」という態度で、非常に傲慢な要求をすることが増えてきていると聞きます。

そういう理不尽な要求に嫌気がさしたボカロPさん達から見れば、歌い手さんは必ずしも歓迎されているわけでもなければ尊敬されているわけでもありません。

すべてのボカロPさんが歌い手さんに尻尾を振って自分の曲をカヴァーして欲しがってるなどと思ったら大間違いですよ、と。
Posted by smoker1021 at 2011年07月02日 16:41
とあるボカロPのつぶやきよりこの記事を読ませて頂きました。
この記事を読んで、このコメントを残そうか悩んだのですがどうしても言いたかったので書き残していきます。

ショーターさんは自分の好きな曲、好きな「音楽」に対して

「それは音楽じゃない」

と言われたときどうゆう気持ちになりますか?
少なくとも自分はどうしようもなくやりきれない気持ちになります。
端的に言えば

「非常に不愉快」です。


(ただ、その一方で、ボカロ曲がボカロ曲の状態でひとつのアルバム、作品として販売されている。あんなものは作品じゃないから、いっそ「ボカロの仮歌をいれたサンプルです」って書いておくべきだろう。)
(と、俺は思うけれど、新しい人々はそんなに気にしないらしい。
だって家族と会話する時間よりパソコンに向かってる時間のほうが長いんだから)

と書かれていますが、もっと言葉を選ぶべきではありませんか?
確かにそうゆう人もいるかもしれません。
しかし貴方の書き方だとまるで

「全てのボカロ曲が好きな連中は家族とコミュニケーションをろくに取らない人間」

という風に見えます(少なくとも自分には)
貴方の言うところの「新しい人々」というのはそうゆう人々でよろしいのでしょうか?
だとしたら私は「新しい人々」の一人ではありません。
なぜなら私は家族と、友人と、恋人と、バイト先の人間と、沢山の人々とのコミュニケーションを重んじると同時に

「ボカロ曲が大好き」だからです。

同時にボカロP達も大好きで、尊敬しています。
故にボカロ曲のCDも買います
ニコニコ動画から動画を落として音声だけ抜き出せばそれで済むのに買います。
何故ならボカロP達を尊敬しているからです。
貴方の言うところの 仮歌、 サンプル を2000〜3000円のお金を出して買っています。
さぞかし貴方から見ればバカバカしいでしょう?

ただのサンプルにお金払っているのですから・・・
しかし何度も言いますが私はその仮歌、サンプルが私は大好きです。

その大好きな「音楽」を否定された私の気持ちを少しは分かって頂けないでしょうか?

憤りを感じていないと言えばウソになりますが
憤りよりも悲しみの方が大きいです。

もしこのコメントを見て不快になりましたら謝ります。

しかし、

きっと、

このコメントを見て不快に感じる方の不快感より、
私の悲しみは大きいです。

この記事に戻ってくることは二度と無いと思うので返信の必要はありません。

ショーターさんとディベートをする気持ちもありません。

きっと水掛け論でしょうから。

長文失礼しました。
Posted by 名無し at 2011年07月02日 16:55
「歌い手待ち」だなんて思ってる人がいることを初めて知りました・・・
カラオケを公開しているのは、大抵の場合歌う人へのサービスですよ。
歌唱力表現力の問題以前に、単純に自分の作った曲を歌われて嬉しくない人はあまりいませんでしょうし。

ボーカロイドの歌声調整は、時間をかける人はそれだけで数か月を費やすこともあります。
歌い手さんが1曲のレコーディングをするよりはるかに手間ですよね。

なにより作詞作曲をした「本人」が、一文字一文字にそこまで時間をかけて表現した歌声を、「感情がこもっていない」と一蹴するのはいささか乱暴かと思います。

単純に「ボカロは機械声で生理的に気持ち悪い」とおっしゃるなら、好みの問題ですしその気持ちも理解できるので、そうおっしゃって大丈夫ですよ。
ただ、音楽じゃない・・と言うと、アマチュアとはいえ他人の作品に対してちょっと酷いかなと思います。
Posted by at 2011年07月02日 17:13
記事拝見しました。ボカロについては以前より賛否両論ありましたのでショーターさんの意見は非常に参考になりました。

私は基本的に人の歌う曲もボカロもどちらも聞きます。比率としては人間が歌っている曲の方が多いですけど、ボカロも聞いております。私としましてはショーターさんがこうやって記事を書いてボカロについて話題に取り上げて下さった事は嬉しい事だとは思っております。

しかしながら、少し発言には気をつけた方がいいかもしれません。読んでいると時折誤解を招きそうな発言や、ややもするとボカロに対する悪意ともとれる発言も少々見受けられました故に。私自身も作詞作曲は嗜んでおります。ですから、ボカロの勢いには目を見張るものがあります。と同時に私はボカロPが何を考えて曲を作っているのだろうかと思いをめぐらせる事もあります。

ボカロを使う理由は様々だと思います。たとえば自分の声が嫌いだったり、周りに歌ってくれる人がいない等。もちろんもっと色々な理由があるでしょう。私はそういう見えない所もショーターさんが考えて下さるといいなと思いました。

また発想を変えてみるのもいいかもしれません。ボカロがかなり人間の楽曲の領域にまで侵入してきている。となるとこれはもう歌手からしたら恐ろしい存在です。でも、もしかするとこれが歌手を発奮させてくれるきっかけになってくれるかもしれません。

また僕のようなボカロではない弾き語りをメインで作詞作曲やっているような人間の発奮材料にも繋がると思います。そういうプラスな面もあると思うのでボカロは音楽ではないと言い切ってしまうのは少し乱暴ではないでしょうか?

これは私の一つの考えではありますが・・・
音楽とは共存していくものだと思っています。それはどんなジャンルの音楽においてもそうだと思います。たとえば黒人音楽と白人音楽だって現代では見事に融合してジャズだとかブルースロックだとか色々なジャンルが生まれています。

もちろんそれは人間同士の対話があって初めて成り立つものかもしれませんが、数百年前までは不可能だと思われていた白人と黒人が音楽を通じて今では共存しているのですから、ボカロと人間の声が共存する可能性もあるのではないでしょうか?

私としましてはショーターさんが柔軟な考えを持ってこれからも音楽活動を続けられる事を望みます。

駄文失礼しました。
Posted by 通りすがりの作詞作曲家 at 2011年07月02日 17:39
音楽的表現の種類は一つではないでしょうに。

あなたの意見には殆ど同意出来ませんでしたが、
こういう意見もあるのだな、と感じる事は出来ました。
Posted by at 2011年07月02日 17:41
「ボカロ曲は音楽じゃない」
「歌い手待ち」
「作者が歌えないからボカロで仮歌をあてている」
「あんなものは作品じゃない」

この記事についてTwitterでちょっと話題になってたので見に来たんですが、記事を読んでだいぶ残念な気持ちになりました。

自分はショーターさんのことを全く知りませんが、記事を読む限り多少はニコニコ動画を利用してボカロ曲や歌ってみたカテなんかの動画を見られているのだと思います。

しかしあなたはニコニコのボカロやボカロP、歌ってみた、果ては音楽の本質が見えていないと感じました。

まぁ経験の不足からそういう発言をしてしまうことは若さから生まれる仕方ないことだと思えなくもないですが、正直ボカロが好きな人間(自分も含め)の中にはこの記事を不快に思う人がいると思います。

そういうことになると、仕方ないで済むことではなくなってくるんじゃないでしょうか。

Twitter、ブログ等で晒され炎上する可能性も考えられます。

自分としてはショーターさんはボカロを楽しめないということ自体が可哀想なのであまりあなたを非難する気はありませんが、炎上しないように頑張ってください。

個人的には自分はあなたが大嫌いです
Posted by nanasi at 2011年07月02日 18:03
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