中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【サッカー】

浦和・原口 宇佐美に黒星の“餞別”

2011年7月2日 紙面から

 浦和のU−22日本代表FW原口元気(20)が1日、「打倒・宇佐美」の誓いを打ち立てた。きょう2日のホーム・G大阪戦(埼玉)を前に、ドイツ1部の強豪バイエルン・ミュンヘンへ移籍する日本代表MF宇佐美貴史(19)に対し、原口は「気持ち良く(ドイツへ)行かせないように」と意欲満々。餞別(せんべつ)代わりの「黒星」をプレゼントするつもりだ。

 同世代のライバルと認め合う仲だけに、「対決」への思い入れは強い。

 「明日は絶対に負けないように。(両チームの先発計)22人の中で、一番輝いたプレーができるように頑張りたい」

 鋭利なドリブル突破を基軸とするスタイル、左サイドという得意エリアも似通う、おうし座の若きエース同士。「怪物」「天才」と騒がれた過去も同じだが、進むべき道筋は違う。1歳年下の宇佐美は一足早くビッグクラブへ飛ぶ。でも、原口は心の奥底にあるはずの羨望(せんぼう)の思いを一時封印。追いつき、追い越す時まで−。

 ペトロ監督は“代弁”する。

 「今の時点でも、将来を見据えれば、原口元気が日本で一番のタレント。自分に言わせれば、(宇佐美より)元気の方が上。浦和レッズで2年かけてしっかり成長して、欧州のトップレベルのチームに行くでしょう」

 指揮官の期待とお墨付き。その「大看板」を証明するため、宇佐美の眼前で、原口がチームを勝利へと導く。 (松岡祐司)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ