避難準備区域で空き巣繰り返す 5人逮捕
日本テレビ系(NNN) 7月2日(土)14時48分配信
福島第一原子力発電所の事故を受け、「緊急時避難準備区域」に指定され、住人が避難している空き家を狙い、窃盗を繰り返していた5人が逮捕され、警察は余罪があるとみて捜査している。逮捕されたのは、福島・いわき市の無職・松本直樹容疑者(21)と17歳の少年ら3人を含む5人。松本容疑者と少年2人は4月下旬頃、緊急時避難準備区域の福島・広野町の民家で、現金や金券など約73万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
また、いわき市のとび職・菅波大樹容疑者(21)は、盗んだビデオレコーダーをリサイクルショップに1万円で売却した疑いが持たれている。
5人は、原発事故などの影響で住人が避難している家を狙い、少なくとも20件以上の犯行に及んだとみられ、警察が余罪を調べている。
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最終更新:7月2日(土)14時48分
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