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【社会】

横領の後見人弁護士を起訴 名古屋地検

2011年7月1日 20時49分

 成年後見人の弁護士による横領事件で、名古屋地検特捜部は1日、管理を任されていた高齢男性の預貯金から1500万円を着服したとして、業務上横領などの罪で、広嶋聡(さとる)容疑者(35)=愛知県弁護士会所属=を起訴した。

 特捜部によると、広嶋被告は起訴内容を認め、横領した金の使途には「競馬で600万円以上、株取引で300万円を使った」と供述している。

 特捜部は広嶋被告を逮捕した6月16日から19日までの4日間、取り調べ過程の録音・録画(可視化)を実施。広嶋被告が拒否した20日以降は見送った。

 起訴状によると、2009年7月〜10年9月、愛知県の男性名義の銀行の定期預金を解約するなどして、1510万円を着服したとされる。

 <県弁護士会の中村正典会長の話>弁護士に対する社会的信頼を一日でも早く回復できるよう努力する。

(中日新聞)

 

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