(cache) 配線決定装置、配線決定方法、プログラム - astamuse(アスタミューゼ)

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発明

配線決定装置、配線決定方法、プログラム

出願人 / 発明者 新光電気工業株式会社 /
代理人 伊東 忠彦 ,
出願日 2007年12月06日  出願番号:知的創造活動に必要な発明・特許、製品、サービス、ソフトウェアに関するデータベース、astamuse(アスタミューゼ)。出願番号 2007-315734  出願日より 3年3ヶ月 経過 
公開日 2009年06月25日  公開番号:知的創造活動に必要な発明・特許、製品、サービス、ソフトウェアに関するデータベース、astamuse(アスタミューゼ)。公開番号 2009-140221  公開日より 1年9ヶ月 経過 
登録日 -  登録番号: -
国際特許分類 印刷回路を製造するための装置または方法(表面構造または模様を作成する写真製版,そのための材料または原稿,そのために特に適合した装置,一般G03F;半導体装置の製造を含むものH01L)[3] (H05K 3/00)     計算機利用設計(静的記憶装置の試験的回路の設計のためのものG11C29/54)[6,8] (G06F 17/50)    
FI CADによる印刷配線の設計[主分類→G06F15] (H05K3/00 D)     縦横方向以外の方向の配線を含むもの(H12.6新設) (G06F17/50 658G)    
実績情報 -
ライセンス情報 -
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以下の情報は、出願公開日時点(2009年06月25日)のものです。

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半導体パッケージにおいては、ビア部とパッド部又はビア部とビア部を、配線同士が交差せず、かつ、配線間にクリアランスが確保されるように接続する必要がある(以下、設計ルールという)。従来、このような設計は、設計者がCADシステム上で設計ルールに従うように試行錯誤しながら行っているが、設計者が自らの経験と勘を頼りに、CADシステムを操作しながら半導体パッケージの配線を設計すると最適な配線を実現するには多大なる労力および時間を要してしまう。

そこで、交差を自動的に解消することができる配線決定方法が用いられるようになってきた(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、順向配線(パッド部から周辺部に設けられたビア部へ向かってほぼ同一方向に配線が向く配線)でなく非順向配線(配線が大方の方向とはほぼ逆向きとなる迂回ルートを有する配線)を適用しても、設計ルールに従う配線パターンを生成する配線決定装置が記載されている。非順向配線は、外観が美しいだけでなく、製造コスト削減や電気抵抗の低減などにつながることが多く、また、温度変化や湿度変化などの外的環境要因による基板の歪みの発生を抑制しやすいとされている。

図12は、従来の配線決定方法の一例を示す図である。図12(a)はパッドP1〜P5とビアV1〜V5を仮配線W1〜W5により接続した配線の初期状態を示す。仮配線W1〜W5が互いに交差しているのでこれを順番に解消する。

仮配線W1とW2との交差を解消する場合を説明する。仮配線W1と仮配線W2は交点Q1で交差し、交点Q1とビアV1の距離と、交点Q1とビアV5の距離を比較すると、後者の方が長い。特許文献1では交点までの距離が長い仮配線を迂回することで、迂回の結果生じる配線全体の長さの増加を抑制している。したがって、仮配線W1を、仮配線W2の結線先であるビアV1を通過する暫定配線W‘5に置き換える(図12(b))。

次に、仮配線W4とW5の交差を解消する。仮配線W4と仮配線W5は交点Q2で交差し、交点Q2とビアV3の距離と、交点Q2とビアV2の距離を比較すると、前者の方が長い。したがって、仮配線W4を、仮配線W5の結線先であるビアV2を通過する暫定配線W‘4に置き換える(図12(c))。

次に、仮配線W3とW5の交差を解消する。仮配線W3と仮配線W5は交点Q3で交差し、交点Q3とビアV4の距離と、交点Q3とビアV2の距離を比較すると、前者の方が長い。したがって、仮配線W3を、仮配線W5の結線先であるビアV2を通過する暫定配線W‘3に置き換える(図12(d))。

次に、暫定配線W‘1とW’4の交差を解消する。暫定配線W‘1と暫定配線W’4は交点Q4で交差し、交点Q4とビアV3の距離と、交点Q4とビアV5の距離を比較すると、後者の方が長い。したがって、暫定配線W‘1を、暫定配線W’4の結線先であるビアV3を通過する暫定配線W“1に置き換える。また、このとき暫定配線W”1がパッドP1と結線するようビアV3とV1を暫定配線W“1で結線する(図12(e))。

次に、暫定配線W“1とW’3の交差を解消する。暫定配線W”1と暫定配線W’3は交点Q5で交差し、交点Q5とビアV4の距離と、交点Q5とビアV5の距離を比較すると、後者の方が長い。したがって、暫定配線W“1を、暫定配線W’3の結線先であるビアV4を通過する暫定配線W’’’1に置き換える(図12(f))。

以上の処理により、図12(h)に示すように、暫定配線がビアの中央部で交差するようにして配線の交差を解消することができる。 特開2006−268462号公報

概要

ビアの中心を迂回することなく交差を解消して配線を決定する配線決定装置等を提供すること。配線設計データ102に基づきパッド部とビア部を直線の仮配線で結び、回避対象ビア部及び回避対象配線を決定する回避対象決定部32と、回避対象ビア部の略中心を通過する2本の補助線掃引する補助線掃引部33と、2本の補助線が形成する象限に対し、回避対象配線でない仮配線の、パッド部等の始点が存在する始点象限を決定する開始象限決定部34と、回避対象ビア部の略中心から所定のクリアランスを設けて第1の回避点を決定し、始点象限と接しない他方の補助線上に、回避対象ビア部の略中心から所定のクリアランスを設けて第2の回避点を決定するクリアランス決定部35と、始点、回避点及びビア部、を結線する結線部36と、を有することを特徴とする。

目的

本発明は、上記課題に鑑み、ビアの中心を迂回することなく交差を解消して配線を決定する配線決定装置、配線決定方法及びプログラムを提供することを目的とする。

効果

ビアの中心を迂回することなく交差を解消して配線を決定する配線決定装置、配線決定方法及びプログラムを提供することができる。

産業分類 ソフトウェア・通信業 電球・電気照明器具製造業 電子応用装置製造業
技術分類-
機能タグ結ぶ結ぶ引く
材料タグ-
設備タグ-
方法タグ-
情報更新 2011/03/29
閲覧数 0回
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