「WBC世界フライ級タイトルマッチ」(1日、ハジャイ)
ボクシングのWBC世界フライ級王座決定戦が1日、タイのハジャイで行われ、挑戦者の粉川拓也(26)=宮田=は、王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(33)=タイ=に0‐3の判定で敗れた。これで、日本人選手の海外での世界挑戦は32連敗となった。
粉川はスーパーフライ級から1階級下げて初の世界戦に挑んだが、完敗した。序盤から積極的に仕掛けたものの、老かいなテクニックにほんろうされた。採点は118‐110、117‐111、116‐112で、最大8ポイント差がついた。
「(王者は)内藤さんとやった時よりも強くなかったのに、全然かなわなかった。序盤はいけるかと思ったけどキャリアでやられた。経験不足。ただ、出し切った感はある。ゆっくり休んでもう一回頑張りたい」。大きな経験を積んだ粉川は、力強く再起を誓った。
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