 |
2011年7月1日(金) 19:30 |
|
 |
テルサ譲渡問題で知事が認識示す
6月定例岡山県議会が1日、閉会しました。 閉会後の会見で石井知事は、早島町長リコールの署名活動に発展している岡山テルサの譲渡問題に触れ、「事態の進展によっては覚書の修正もありえる」との認識を示しました。
6月定例岡山県議会は、震災の被災者支援や、防災対策費用を盛り込んだ7億6800万円の一般会計補正予算案など、18議案を可決し閉会しました。 また、県の宿泊研修施設、「岡山テルサ」の譲渡に関して、早島町との覚書撤回を求める住民からの陳情について、閉会中の継続審査としました。 「岡山テルサ」の早島町への譲渡をめぐっては、町の財政などを懸念する住民が、受入れの撤回を求めて、佐藤町長リコールのための手続きに入っています。 議会閉会後の会見で、石井知事は、「私としては覚書どおりの事業の進捗を期待している」としながらも、「こういう中で、県として譲渡のための修繕工事を行うことは適切でない」と述べました。 また、石井知事は、覚書に示されている「来年1月譲渡」のスケジュールには、間に合わないかもしれないとの見通しも示しました。
|
|