今回で６回目となる女子サッカーのワールドカップが、２６日ドイツで開幕しました。
日本は、これまで全ての大会に出場し、ベスト８が最高の成績です。女子の最新のＦＩＦＡランキングで、日本は４位となっており、日本代表「なでしこジャパン」は初のベスト４進出、そしてメダルを目指します。
大会には、主催国のドイツを含め１６チームが参加します。４つのグループに分かれて、総当りで、１次リーグを戦い、各グループの上位２チームが決勝トーナメントに進出します。日本は、ニュージーランド、メキシコ、それにイングランドとともにグループＢに属します。
ＮＨＫでは、日本の１次リーグの３試合をはじめ、決勝トーナメントに進出したあとも日本の全試合をＢＳ１で生中継します。
「なでしこジャパン」の熱い戦いぶりを是非ご覧下さい。

サッカー大陸、南米の王者を決めるコパアメリカ・南米選手権が、７月１日からアルゼンチンで開幕します。ワールドカップと同じく４年に１度の開催で、今回も１２チームが出場します。
今回は日本も招待されていましたが、東日本大震災の影響でＪリーグとの日程調整がつかず、残念ながら出場出来ませんでした。
それでも大会３連覇を狙うワールドカップ最多勝国のブラジルをはじめ、２年連続世界最優秀選手に選ばれたメッシ選手を擁し、地元開催で派遣奪回を狙うアルゼンチン、ワールドカップ南アフリカ大会４位のウルグアイなどの強豪国が出場し、優勝を争います。
ブラジルはスピードもある１９歳の技巧派ＦＷネイマール選手がフル代表でどんな活躍をみせるか。
南米クラブ王者に輝いたサントスでチームメートのＭＦガンソ選手ら若い逸材にあふれています。
アルゼンチンはメッシ選手を中央に据え、ともに機動力のあるラベッシ選手とディマリア選手を両サイドに配置する３トップが破壊力抜群です。控えもテベス選手やアグエロ選手らがそろっています。懸念があるとすれば、選手層の薄い守備陣です。
昨年のワールドカップ南アフリカ大会で４位のウルグアイは得点王に輝いたフォルラン選手を筆頭に、スアレス選手やカバーニ選手ら攻撃陣は強力です。
チリは堅い守りからサンチェス選手らがカウンター攻撃を狙います。
コロンビアのＦＷＲ・ファルカオ選手は欧州リーグ得点王です。
パラグアイは決定力の高いＦＷバリオス選手を擁しています。
エクアドルは世界屈指の右ウイング、バレンシア選手が相手守備を切り裂きます。
世界トップレベルのプレーに注目です。
ＮＨＫでは、総合テレビやＢＳ１で開幕戦の「アルゼンチン 対 ボリビア」をはじめ準決勝や決勝戦など２６試合を中継する予定です。