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金色と青色のアマガエル展示

7月1日 23時43分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

体の色が、珍しい金色をしたアマガエルと青色をしたアマガエルが、それぞれ福井県大野市で見つかり、福井県の自然保護センターで展示されています。

福井県の自然保護センターによりますと、先月9日、大野市内の水田で金色のオタマジャクシが泳いでいるのを付近の住民が見つけ、その後、金色のアマガエルに成長したところをセンターで捕獲しました。そして、先月28日には、同じく大野市内の竹やぶで青色のアマガエルが見つかりました。見つかったアマガエルは、いずれも体長2センチほどだということです。アマガエルは、通常、体内に黒色と黄色、それに虹色の3つの色素を持ち、体の色は黄緑色になりますが、突然変異が起きて、黄色の色素しかない場合には体の色は金色に、また、黄色の色素がない場合には体の色が青色になるケースがあるということです。この珍しいアマガエルは大野市にある福井県の自然保護センターで、通常の黄緑色をしたアマガエルとともに展示されていて、見た目もカラフルで、一般の人も見学できるということです。福井県自然保護センターの企画主査、水谷瑞希さんは「珍しいカエルですが、皆さんの家の近くをよく探してみると見つかるかもしれません」と話しています。