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【社会】

原発なくても電力足ります 環境保護団体が試算

2011年7月1日 21時00分

 環境保護団体「気候ネットワーク」は1日、福島第1原発事故の影響で国内の全原発が停止しても、適切な節電をすれば夏場のピーク需要を乗り切ることができるとの試算を発表した。天然ガス火力の増加に伴う家庭負担増も低く抑えることができるとしている。

 電力各社の火力発電や揚水発電などを合わせると、それぞれピーク時を上回る供給能力があるのが理由。気候ネットは「原発停止で電力不足との試算は、需要を過大に想定している」と指摘している。

 気候ネットによると、電力10社が予想する夏の最大需要は計約1億7千万キロワットだが、原発以外の発電設備は計約1億9千万キロワット分あった。

(共同)
 

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