ボクシングの元WBA世界フライ級王者・亀田大毅(22)=亀田=が、世界2階級制覇へ新兵器を手に入れた。7月8日(デイリー後援=福岡・九電記念体育館)に行うノンタイトル戦に向けて6月30日、東京・葛飾区の亀田ジムで公開スパーリングを行い、秘密兵器の新シューズを披露した。
この日大毅が使用した“リングシューズ”は、イタリアの「Vibram」社製のランニングシューズ。指先が5本に割れたファイブフィンガーと呼ばれる製品だ。これまで練習と試合で地下足袋を使用していたが、それよりも数倍軽く、滑り止めの機能も抜群だという。1週間前に履き始めたばかりで慣れていないため、8日の試合では使用せず、年末にも予定している世界戦で使用する方針だ。
このシューズは父・史郎氏(46)がテレビ番組で紹介されたものを見て購入。「今まで履いた靴の中で一番軽い。滑らないし、履き心地は抜群。ほんまはランニング用らしいけど、リングシューズとしても履ける」と大毅は絶賛した。また大毅はこの日までに70ラウンドのスパーリングを消化し、最終調整に入った。
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