往復はがき宛名・文面印刷(Excelで作成した住所録を使用)
One Point
「筆まめ」、「筆王」のような市販はがき作成ソフトがなくても、Excel2003で住所録を作成しておくと簡単に往復はがきができる。
@ 返信面の宛名面を作成する
A 返信面の文面(案内文)を作成する
B 往信面の宛名面を作成する
C 往信面の文面(返事)を作成
D 往復はがきを印刷するには
「ワード2003応用」へ戻る。
@ 返信面の宛名面を作成する
Word2003を開く⇒【ツール】メニュー⇒【はがきと差し込み印刷】⇒【はがき印刷】⇒《はがき印刷−宛名面/文面の選択》画面が表示される。
【宛名面の作成】をクリックすると《はがき印刷ウィザード》画面が出る。
【次へ】をクリックすると《どのはがきを使用しますか?》画面が出る。
「往復はがき」を選択⇒【次へ】をクリックすると《縦書き/横書きのどちらの様式にしますか?》画面が出る。
ここでは「縦書き」を選択⇒【次へ】をクリックすると《宛名/差出人のフォントを指定してください》画面が出る。
フォントを選択⇒縦書き時の番地の書式(漢数字に変換するかどうか)を指定する⇒【次へ】をクリックすると《差出人情報を入力してください》画面が出る。
「差出人を印刷する」のチェックを外す⇒【次へ】をクリックすると《宛名の印刷に差し込み印刷機能を使用しますか?》画面が出る。
ここでは「使用しない」を選択⇒「宛名の敬称」で「行」を選択⇒【次へ】をクリックすると次の画面が出る。
【完了】をクリックすると次の画面と「はがき宛名印刷」ツールバーが出る。
「はがき宛名印刷」ツールバーの【宛名】をクリックすると《宛名住所の入力》画面が出る。
氏名、郵便番号、住所などを入力⇒【OK】をクリックすると返信面の宛名面が完成する。
A 返信面の文面(案内文)を作成する
@で作成した返信面の右側をクリックすると縦書きテキストボックスが表示される⇒ここでは、ツールバーの【文字方向の向き】をクリックして横書きテキストボックスに変える。
案内文を入力する。
テキストボックスの中に画像を挿入するには
文字列のない空白部分にオートシェイプの「四角」を描く⇒四角を右クリック⇒【オートシェイプの書式設定】⇒《オートシェイプの書式設定》画面の【色と線】タブを開く⇒「線」の色は【線なし】を選択⇒「塗りつぶし」の色で【塗りつぶし効果】をクリック⇒《塗りつぶし効果》画面で画像を選択⇒【挿入】をクリックする。
仕上がり例:
保存するには
【ファイル】メニュー⇒【名前を付けて保存する】⇒《名前を付けて保存する》画面のファイル名に「Japanese Postcard Wizard 」という名前が表示されているので適当な名前、例えば「返信面」に変えて保存する。
B 往信面の宛名面を作成する
ここでは、Excelで作成した次の住所録を使用する。丁目、番地などの数字を半角で入力しておくと縦書き印刷したときに漢数字に変換することができる。
備考:「Sheet2」、「Sheet3」タブは削除した。
Word2003を開く⇒【ツール】メニュー⇒【はがきと差し込み印刷】⇒【はがき印刷】⇒《はがき印刷−宛名面/文面の選択》画面が表示される。
【宛名面の作成】をクリックすると《はがき印刷ウィザード》画面が出る。
【次へ】をクリックすると《どのはがきを使用しますか?》画面が出る。
「往復はがき」を選択⇒【次へ】をクリックすると《縦書き/横書きのどちらの様式にしますか?》画面が出る。
ここでは「縦書き」を選択⇒【次へ】をクリックすると《宛名/差出人のフォントを指定してください》画面が出る。
フォントを選択⇒縦書き時の番地の書式(漢数字に変換するかどうか)を指定する⇒【次へ】をクリックすると《差出人情報を入力してください》画面が出る。
「差出人を印刷する」にチェックを付ける⇒氏名、郵便番号、住所などを入力する⇒【次へ】をクリックすると《宛名の印刷に差し込み印刷機能を使用しますか?》画面が出る。
ここでは、Excelで作成した住所録を使用するので「他の住所録ファイルを差し込む」を選択⇒【参照】をクリック⇒住所録ファイルを選択⇒【次へ】をクリックすると次の画面が出る。
【完了】をクリックすると《表の選択》画面が出る。
「Sheet1」を選択⇒【OK】をクリックすると、次の画面と「はがき宛名印刷」ツールバーが出る。
「はがき宛名印刷」ツールバーのレコードボタンをクリックすると宛名が次々と変わることを確認する。
差出人の住所、氏名などのフォントサイズと配置を調整する。
C 往信面の文面(返事)を作成
Bで作成した往信面の右側をクリックすると縦書きテキストボックスが表示される⇒ここでは、ツールバーの【文字方向の向き】をクリックして横書きテキストボックスに変える。
返事文を入力する。
仕上がり例:
保存するには
【ファイル】メニュー⇒【名前を付けて保存する】⇒《名前を付けて保存する》画面のファイル名に「Japanese Postcard Wizard」 という名前が表示されているので適当な名前、例えば「往信面」に変えて保存する。
往復はがきを印刷するには
往復はがきは、折っていないものを購入すること。
ここでは、Canon製 iP4200プリンターで印刷するものとして説明する。
返信面の印刷
保存した「返信面」ファイルを開く。(保存していない場合は、この操作不要)
【ファイル】メニュー⇒【印刷】⇒《印刷》画面が出る。
【プロパティ】をクリック⇒《Canon iP4200のプロパティ》画面の【基本設定】タブの「用紙の種類」で「はがき」を選択する。
【ページ設定】タブの「用紙サイズ」で「往復はがき」を選択する。
【OK】をクリックすると《印刷》画面に戻る⇒「印刷部数」を設定⇒【OK】をクリックすると印刷が始まる。
往信面の印刷
保存した「往信面」ファイルを開くと《Microsoft Office Word》画面が出る。
(保存していない場合は、「1」〜「4」項の操作は不要)
【いいえ】をクリックすると往信面の画面が出る。
「差し込み印刷」ツールバーの【データソースを開く】をクリックする⇒《データファイルの選択》画面で住所録ファイルを選択⇒【開く】をクリックすると《表の選択》画面が出る。
「Sheet1$」を選択⇒【OK】をクリックすると、フィールドが表示される。
「差し込み印刷」ツールバーまたは「はがき印刷」ツールバーの【差し込んだデータの表示】をクリックすると宛名が表示される。
【ファイル】メニュー⇒【印刷】⇒《印刷》画面が出る。
【プロパティ】をクリック⇒《Canon iP4200のプロパティ》画面の【基本設定】タブの「用紙の種類」で「はがき」を選択する。
【ページ設定】タブの「用紙サイズ」で「往復はがき」を選択する。
【OK】をクリックすると《印刷》画面に戻る⇒【OK】をクリックすると印刷が始まる。
差出人の郵便番号を氏名の下に設定した場合は、試し印刷で番号の下部が切れていないか確認し、切れている場合は、テキストボックスの位置を少し上に移動する。
「差し込み印刷」ツールバーまたは「はがき印刷」ツールバーの【レコード選択】をクリックすると、宛名が切り替わるので印刷の都度、宛名を変えて1枚ずつ印刷するのが無難である。
往信面の連続印刷
「はがき印刷」ツールバーの【宛名】をクリックすると《差し込み印刷の宛先》画面が出る。
印刷しない宛先のチェックを外す⇒【OK】。
【ファイル】メニュー⇒【印刷】⇒《印刷》画面が出る。
【プロパティ】をクリック⇒《Canon iP4200のプロパティ》画面の【基本設定】タブの「用紙の種類」で「はがき」を選択する。
【ページ設定】タブの「用紙サイズ」で「往復はがき」を選択する。
【OK】をクリックすると《印刷》画面に戻る⇒【OK】をクリックすると連続印刷が始まる。
「ワード2003応用」へ戻る。