仮面ライダーフォーゼ９月から　初の学園モノ、宇宙でも活躍

　シリーズ初の学園ドラマで宇宙を股に掛け活躍するという、テレビ朝日系の新番組「仮面ライダーフォーゼ」（９月４日スタート、日曜午前８時）の制作発表が東京・赤坂のＡＮＡインターコンチネンタルホテル東京で開かれ、フォーゼを演じる福士蒼汰（１８）ら主な出演者が出席。リーゼントに丈の短い学ラン、だぶだぶズボンで登場した福士は「新しい仮面ライダーをつくっていきたい」と意気込みを語った。

　会見には高橋龍輝（１８）、清水富美加（１６）、坂田梨香子（１７）、冨森ジャスティン（２２）、志保（１８）、土屋シオン（１８）、虎南有香（２１）、お笑いコンビ「アンガールズ」の田中卓志（３５）、鶴見辰吾（４６）ら主な出演者が出席した。

　フォーゼはシリーズ１３作目で仮面ライダー生誕４０周年記念作品だ。

　世界初の有人宇宙飛行から５０周年のメモリアルイヤーを踏まえ、高校生の主人公が史上初の“宇宙飛行士ライダー”として、宇宙と地球を舞台に敵と戦う。

　「天ノ川学園高校」に転校してきたリーゼント頭に制服を不良風に着こなす如月弦太朗（福士）が主人公。謎のスイッチと月面基地を持つ同級生・歌星賢吾（高橋）と出会い、弦太朗は宇宙の力で戦う「仮面ライダーフォーゼ」に変身する能力を獲得。変身すると、決めゼリフ「宇宙、キターーッ」を叫び、広大な宇宙を股に掛けて活躍するという。

　仮面ライダー役といえば賀集利樹（３２）、要潤（３０）、佐藤健（２２）らを輩出した“人気俳優の登竜門”。

　初主演作で、両親もファンだった仮面ライダー役を射止めた福士は、「最初は実感がわかなかったが、撮影で怪物を倒していくうちに日々実感がわいてます」と気合十分で、アクションに備えてジム通いもしているとか。仮面ライダー役をステップに将来は「いろいろな役ができるような俳優になりたい。パワーがあってエネルギッシュな香川照之さんが目標です」と目を輝かせて夢を明かした。