鳩山由紀夫首相は5日、有識者20人と私的勉強会「国家ビジョン研究会」(代表世話人・中西真彦早大理工学術院総合研究所顧問)の会合を開き、新たな国家ビジョン策定に向け、外交、経済、環境問題などに関する提言「日本再生プラン」を受け取った。研究会は首相が民主党幹事長当時の昨年2月に発足させたが、首相就任後は初めて。メンバーは渥美和彦東大名誉教授、高橋史朗明星大教授、田村秀男産経新聞編集委員ら。
経済政策では、新成長財源「100兆円の創出」を提案した。具体的には政府と日銀が脱デフレ目標設定で政策合意した上で、日銀が新たに100兆円の資金を市場に追加供給する。そこで政府が国債発行によりこの資金を吸収する案。米軍普天間飛行場移設問題については「沖縄県民の世論を無視することは反基地活動の活発化につながる」と指摘した。首相は「米国は非常に冷静だ。私としては約束の時期までに答えを出す」と述べた。
by takexan
これほど欺瞞(ぎまん)に満ち…