メキシコ戦で代表通算169試合目となる沢には、勝敗を分けるポイントがはっきり見えていた。「プレースタイルは日本と似ている。やりやすいと思う。でもどこで、メキシコの中盤のどの選手をマークするか。難しくなる状況もある」
メキシコはテクニックがあり、日本よりもパワフル。特に球際の競り合いが強い。「後手後手になるとボールを回されちゃう。FWにもしっかりディフェンスをやらせなきゃいけない。しっかり自分たちのやり方にはめたい」と沢は言う。守備時には沢が中心になって声をかけ、確実にマークを受け渡し、穴をつくらないことが重要だ。
昨年5月にホームで2連戦し、4−0、3−0と快勝したが、「あのときとは全然違うチーム」と気を引き締めた。
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