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白鵬が“栄断ち”で史上初8連覇宣言

 トークライブで8連覇を誓った白鵬=名古屋市内のライブ会場
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 トークライブで8連覇を誓った白鵬=名古屋市内のライブ会場

 「大相撲名古屋場所」(7月10日初日、愛知県体育館)

 横綱白鵬(26)=宮城野=が、外出自粛で史上初の8連覇を目指す。白鵬は29日、名古屋市内で行われたトークイベントに出席し、夜間の外出を制限することを明言した。栄を中心とした夜の繁華街の誘惑を断ち切り、酒を遠ざけることでコンディションを維持。万全の状態で前人未到の8連覇の偉業達成に臨む。

  ◇  ◇

 自信が揺らぐことはなかった。「名古屋場所は平幕優勝が多い。それは上の力士が飲みにいくから。暑い名古屋と闘いながらやっていく」。白鵬は史上初の8連覇へ自ら外出自粛を課し、「いつも通りやれば(優勝は)間違いない」と語気を強めた。

 今場所は、今年初場所以来3場所ぶりの本場所となる。土俵内容はもちろんのこと、私生活でも規律を乱すことは許されない。特に夜の繁華街は世間の目が集まる場所でもある。角界の長である白鵬が模範とならなければならない。コンディション調整に加え、自ら先頭に立って角界の規律を律する。

 この日行われたイベントは、白鵬の公式応援ソングを歌う、元幕内力士で歌手の大至と、歌手の小田純平の3人でトークを繰り広げた。場所入りの車中で応援歌をよく聴くという白鵬は「覚えやすい歌。私はモンゴルで生まれ、日本で育った。この歌を聴くと気持ちよくなってきます。歌手デビュー?いいですね」と満面に笑みを浮かべ語った。

 この日の朝は、けいこを休み休養に充てた。けいこを休んだ理由について「時間を間違えた」と苦笑いで“言い訳”しながら「全然大丈夫ですから」と自らフォローした。7月から出げいこを開始し、場所へ向けて実戦げいこに入る。「自分のペースでやっていきます」。徐々にペースアップし、史上初の8連覇へ盤石の態勢で臨む。

(2011年6月30日)

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