■世田谷ボランティア協会が常設している『せたがや災害ボランティアセンター』では、このたびの東日本大震災を受けて、以下のような応援活動を行っています。

（１）「専門ボランティア」の事前登録、派遣活動
被災地の要請に応じて継続的に専門ボランティア（医療・介護・理美容・身体のケアなど）を派遣しています。そのために専門ボランティアの事前登録を行っています。

専門ボランティア事前登録者　1,155人（5月16日時点）
派遣延べ人数　212人（5月31日時点）

≪派遣活動先≫
�@福島県・国立那須甲子青少年自然の家（3月19日〜4月11日/派遣終了）
�A福島県会津美里町（楢葉町避難所）（4月2日〜派遣継続中）
�B宮城県女川町（4月2日〜派遣継続中、月1〜2回）
�C千葉県鴨川市・鴨川青年の家（4月16日〜派遣継続中）
�D宮城県亘理町避難所（4月16日〜5月8日/派遣終了）
�E宮城県内の避難所調査（派遣終了）
�F福島県いわき市内の避難所（4月29日〜派遣継続中）
�G宮城県気仙沼災害ボランティアセンター（4月29日〜派遣継続中）
�H宮城県女川町福祉避難所（5月3日〜派遣開始）


（２）世田谷区内避難者への支援
世田谷区内に避難される人びとへの応援準備を始めています。
応援内容は、詳細が決まり次第お知らせします。


（３）「被災者支援ボランティア活動募金」の実施
被災現場で看護や介護等の活動を応援するためのボランティアなどを
被災地に派遣することにかかる経費に使わせていただきます。

寄付金総額　　4,607,557円（5月30日時点）
派遣にかかわる支出（暫定）　1,823,083円（5月16日時点）　


■ボランティア保険の受付もおこなっています。

受付時間：
　火曜〜金曜　10：00〜22：00
　土・日曜　　10：00〜18：00　（月曜・祝日休館）

※ただし、保険料の入金は金融機関の取り扱い時間内にすませてから来所ください。

第2次派遣のための説明会を開催

■3月21日（月）、世田谷区下馬にある世田谷ボランティアセンターで
『国立那須甲子青少年自然の家』に対する第2次「専門ボランティア」派遣（看護師・介護士）希望者のための説明会を開催しました。

参加者31人。派遣先等の説明の後インタビューを行い、6人（看護師4人・介護士2人）の派遣を決定しました。派遣期間は3月22日から24日までの予定です。

「専門ボランティアの事前登録・派遣について」

■『せたがや災害ボランティアセンター』では、「東北地方太平洋沖地震」の被災者を応援するために、3月16日から看護・介護・保育・医療他の「専門ボランティア」の事前登録（3月20日現在250人以上>登録済み）を行っています。

■3月17日には、先遣隊として役職員2名を派遣しました。その現地報告をもとに、3月18日から福島県にある『国立那須甲子青少年自然の家』で、原発事故周辺地域の町から避難されている約600人の被災者（乳幼児を含む親子・子ども・高齢者、特別養護老人ホーム入所者約160人を含む）の方々のために、5人（看護師3人、介護福祉士1人、ヘルパー1人）の第1次「専門ボランティア派遣」を行い、支援活動を始めています。この活動は、現地の要請を受けて継続的に派遣していく予定です。

■「専門ボランティア」を受け入れたいというご要望がありましたら、
TEL03-5712-5101までご連絡ください。

「被災者支援ボランティア活動募金について」

■3月19日と20日（13時〜15時）に、三軒茶屋キャロットタワーそばの交番付近で街頭募金を行いました。初日の19日は10時から準備を始め、ユースネットワークの学生、一般ボランティア計30名で資料パネルをつくり、街頭募金を行いました。2日目も高校生・大学生・一般市民のボランティア30名が交替で街頭に立ち、募金を呼びかけました。
募金総額は、2日間で合計227,860円でした。

■（株）ヴァル研究所様よりご寄付をいただきました。ありがとうございました。