JavaScriptによる画面キャプチャー防止の限界  


■簡単にできるが問題も多い

 Java Script でのWEBページ保護は実装が簡単で手軽に利用できますが、
 セキュリティ対策としては、色々問題点、課題があります。
 特に、企業内のWEBシステムやWEBサービスでの利用は充分とは言えません。
  
 専門家でないとわからない問題点でも、一般のユーザが操作しているうちに、
 制限しているはずの機能が操作できてしまう場合もあります


 よく、インターネット上で紹介されているサンプルを例に問題点を整理してみました。

 

制限できる操作
問題点
サンプルコード

右クリック禁止

コピー選択禁止

右クリックメニューが表示されないため不便
 使いたい機能が使えない

function dummy() {
return false;
}
document.oncontextmenu = dummy;
document.onselectstart = dummy;


キー操作禁止

・単一キーのみ指定可能なので、Ctrl+P(印刷)
 のみ禁止など、ショートカットキーを選択して禁止できない

function keyDown() {

// Shift 16, Ctrl 17, Alt 18
if (event.keyCode <= 18) {
alert("キー操作禁止です");
return false;
}

document.onkeydown = keyDown;

PrintScreen禁止

 

画面キャプチャプログラムでの画面コピー可能

・別の画面を全面に表示していると画面コピー可能

Officeクリップボードへのコピーは禁止できず
 ExcelやPowerPointファイルへの画面コピーが可能

 

function noClip() {
window.clipboardData.clearData("Image");
return true;

}

//300ms間隔
setInterval("noClip()", 300);


■JavaScriptでの画面キャプチャー防止は危険

 JavaScript でも画面キャプチャー禁止は可能ですが、画面キャプチャーソフトでの画面コピーは可能です。

   初心者プログラマーでも簡単に作成できる画面キャプチャープログラムはこちらをご覧ください。(ソース公開)

 保護対象のWEB画面を別画面の下にして、コピーをとりたい部分を見えるようにしておけば、
 簡単にコピーがとれます。
   

 

■より高度な、画面キャプチャを防ぐ方法があります

 

  「HGSEALED for Web(エッチ・ジー・シールド フォー ウェブ」なら、
  
JavaScriptではできない、より高度な画面キャプチャ防止ができます

  ・保護したい情報あるWEBシステムに導入するだけで、簡単に不正利用を防止することができます。
  ・コピーや印刷、画面コピー・キャプチャーの制限は、ページ単位でできるため、必要に応じた柔軟な制御が可能。
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