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福島第1原発:作業員30人20ミリシーベルト超

 厚生労働省は30日、福島第1原発事故で4月に新たに緊急作業をした作業員4325人のうち、2242人について東京電力から内部被ばく線量の測定結果の報告を受け、暫定値で20ミリシーベルトを超えたのが30人だったと発表した。うち10人は50ミリシーベルトを超え、最高は66ミリシーベルトだった。

 また3月の緊急作業で被ばく線量限度の250ミリシーベルトを超えたとされていた作業員9人のうち2人は、確定値が100ミリシーベルト台で限度を下回っていたとの報告が東電からあったことも明らかにした。4月の被ばく状況について厚労省は「3月の混乱した時期はともかく、4月になってもこれだけの人数が出るのは異常だ」としている。

毎日新聞 2011年7月1日 0時28分

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