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2010年8月29日 (日)

親日派のための弁明(韓国の歴史3:アメリカの教科書の韓国史)

 「親日派のための弁明」の著者キム・ワンソプは韓国人で反日感情を持っていた。しかし、オーストラリアに2年近く滞在したり海外旅行をした後、韓国の捏造された歴史に気づいた。韓国人の誤った歴史認識を正すため本書を執筆した。執筆中に友人や家族から「そんなに危ない思いをしてまで本を出す必要があるのか」と言われた。2001年8月に本書の草稿を掲載した2つのウェブサイトが「情報通信倫理委員会」という政府の検閲機関によって何の通告もなく閉鎖された。2002年4月、政府の検閲機関である「刊行物倫理委員会」が本書を「青少年有害図書」に指定し、ビニール袋で包装して「19歳未満購読不可」と表示し、書店では一般の図書と一緒に販売できないという規制を受けた。2004年10月被告として裁判に出席したが、テロリストの攻撃を受け負傷した。攻撃したのは1996年にアン・ドゥヒ元陸軍少尉を自宅で殺害した反日行動隊員のパク・キソだった。パク・キソは殺人犯なのに3年の刑で、しかも1998年に特別赦免により1年半で釈放された。これは韓国の裁判所と政府が共同で全国民に「親日派は死んでもよい」という殺人免許を出した行為ではないだろうかとワンソプ氏は述べている。彼は安全のため家族を第三国に逃避させた。
 「親日派のための弁明」(草思社)243頁以下にアメリカに留学した韓国人が先生から韓国政府が歴史を歪曲しているというようなことを言われて憤慨していることが記載されている。これに対してワンソプ氏は「じっさいは外国人学者あるいは日本の学者の視点が正しいのであり、韓国の政府と学者の方が歴史をいちじるしく歪曲しているのだ。ここに問題の深刻さがある。韓国の学生は幼い頃から十数年間、真実とはかけ離れた歪曲された歴史を学びながら、根拠のない自負心を抱き、日本に対して、ねじれた知識と感情をもつようになる。この留学生の場合、韓国が「第二次大戦の被害国」というとんでもない認識をもっている。(中略)被害者というのは事実ではない。私たちの先祖は大東亜戦争で日本の勝利に喜んだし、アメリカの侵略に憤慨した。また多くの若者達が愛国心に燃えて自発的に日本軍に志願した。」<ワシのコメント:韓国で昭和13年に志願兵を募集した途端に採用数の7.7倍になり、昭和18年には50倍近くになったとする本がある>
 250頁以降に別の留学生がアメリカの教科書について写したものの一部を以下に記載する。「1630年代、満州からきた新しい侵略者は全土をあっというまに征服した。その後満州族は中国の支配権を握った。李王朝の統治者は権力を維持したものの、満州族の政府に服属した。朝鮮は中国の指導のもと、鎖国政策をとった。(中略)1876年、朝鮮政府は日本の圧力に屈した。通商条約が結ばれ、いくつかの港が開かれた。まもなくアメリカ、イギリス、ロシアが朝鮮と条約を結んだ。日本と同様朝鮮の隣国だったロシアは、朝鮮の資源に特別な関心を抱いていた。中国の満州族政府は日本の影響力が強まることを望まなかった。満州族は李王朝に対する統制をよりいっそう強固なものにしようとした。1894年、中国と日本の衝突から戦争がおき中国はあっけなく敗北した。戦争終結後の1895年末、中国は朝鮮の独立を認めた。日本はこうして満州族の朝鮮支配を終焉させた。(中略)1910年、日本は韓国を合併して李王朝を終わらせた。朝鮮は日本帝国のもっとも大きな海外領土となった。日本の統治は過酷だった。日本皇帝の代理人である総督が朝鮮を統治した。朝鮮人は言論と出版の自由をはじめとする諸権利をもつことができなかった。学校では日本の文化と言語を教え、朝鮮の歴史は無視された。日本人はかれらの新たな植民地を日本人の食料供給用の米の生産地とした。日本の商取引は奨励されたが、朝鮮人はこうした取引から疎外されていた。日本はまたアジアの他の地域を征服するために、朝鮮にいくつかの軍事基地をつくった。
 日本の統治は朝鮮に恩恵を与えた側面もあった。朝鮮の通信・輸送システムは飛躍的に発展した。日本人によって導入された近代的な産業技術は朝鮮の経済成長を促した。また高等教育システムは、多くの朝鮮人指導者を輩出した。朝鮮は第二次世界大戦で日本帝国が敗れる1945年まで独立できなかった。」
 このアメリカの教科書を読んだ韓国人留学生は、「外国で教えられている韓国史がひどく歪曲されているとは知っていましたが、こんなにひどいとは知りませんでした。わが国が中国と日本の子分だったなんて。幸い歴史の先生と話がついて、私たちのクラスはこのテキストを採用しませんでした。」とソウル大学国史学科のホームページに載せている。
ワンソプ氏は「朝鮮が独立国だったかのように教える韓国の教科書が異常なのだが、この点を留学生は誤解しているようだ。彼は私たちが日本の助けで1897年に初めて独立国になったという事実を知らない。日本時代についての右の韓国史は、日本統治の否定的な面を過度に強調している。朝鮮総督府が言論と出版の自由を弾圧したのは初期の10年だけで、その後朝鮮では日本の憲法がそのまま適用され、当然日本とまったく同じ水準の出版と言論の自由が保障された。合併してひとつの国になったのだから、日本の文化と言語を学ぶのは当然のことであり、米も国内価格より高い値段で日本に輸出したのであって、そのまま持っていったのではない。だが、これほど日本に否定的に記述された教科書に対しても韓国の若者は「話にもならない」式で憤慨しているのだから憂鬱になる。しかし韓国で習ったこととは違うのだから当然の反応といえよう。」と記述している。<コメント:アメリカの教科書の「日本の商取引は奨励されたが、朝鮮人はこうした取引から疎外されていた。」については「親日派のための弁明2」では、朝鮮総督府は日本人が独占しないように朝鮮人の投資を勧めたのに朝鮮人が応じなかったこと、朝鮮人資本は徐々に増えていたというようなことが記述されてしている。>
 この本で上記以外にも参考になった所の一部を以下に記述する。
 164頁 1862年には全国で37件の暴動が発生し、安氏から大院君への政権交代の原因になった。慶尚右兵使(慶尚道の軍を率いる役職)の不正と搾取のため農民が困窮して農民軍が暴動を起し他の地域にも広がった。このように19世紀後半の朝鮮社会はさまざまな矛盾をかかえて解体の危機に直面していた。王室と少数の特権層はあらゆる方法で民から搾り取り私腹を肥やし、地方の役人と地元の両班階級も結託し無力な農民から搾りあげていた。
 64頁「当時の朝鮮の現実を勘案すれば、日本という新しい支配者を迎えたことは、朝鮮人民の生活の質をすみやかに改善するうえで望ましい選択だった。」
 102頁 6年以上の教育を受けた人は大韓帝国の末には2、5%だったのに1930年代生まれは78%が小学校以上の教育を受け17%が12年以上の教育を受けた。
 103頁 朝鮮は温暖でなく資源もなく植民地の価値はない。ここが日本だと思ったから日本は投資した。

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