地方【臓器売買】臓器提供の21歳男性を聴取 「組長に借金あり承諾した」+(1/2ページ)(2011.6.30 06:49

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[地方]ニュース

【臓器売買】
臓器提供の21歳男性を聴取 「組長に借金あり承諾した」

2011.6.30 06:49 (1/2ページ)
臓器売買の疑いの構図

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臓器売買の疑いの構図

 生体腎移植をめぐる臓器売買事件で、開業医の堀内利信容疑者(55)が宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)で受けた移植手術をめぐり、警視庁組織犯罪対策4課が、堀内容疑者と養子縁組して腎臓の提供者となった男性(21)を任意で事情聴取していたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。男性は手術の経緯を「養子縁組を仲介した組長に借金があり、臓器提供を承諾した」などと説明しているという。男性には100万円以上の借金があったとみられる。

 捜査関係者によると、堀内容疑者と男性は手術前に会ったばかりだったことが判明しており、男性は手術後間もなく堀内容疑者らの前から姿を消している。また、堀内容疑者の妻、則子容疑者(48)が同課の調べに「男性との養子縁組で組長に謝礼を支払った」と供述していることから、同課は臓器売買目的の養子縁組だったとの見方を強めており、男性の証言の真偽について慎重に捜査を進める。

 同課によると、堀内容疑者らの逮捕容疑となった別ルートでの移植手術が破談になった約1カ月後の昨年6月末、堀内容疑者と男性の養子縁組が結ばれた。堀内容疑者と男性は指定暴力団住吉会系組長(70)の仲介で約1カ月前に会ったばかりで、同年7月、宇和島徳洲会病院で、男性が腎臓の提供者となり手術が行われた。

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