尾道署管内暴力追放対策協議会（作田寧秀会長）の総会が25日、尾道市久保の市公会堂別館であった。終了後、市中心部を街頭パレードして暴力団追放を呼び掛けた。

　総会には会員36人が出席した。作田会長が「４月に施行された広島県暴力団排除条例を追い風に、暴力のないまちを目指して団結しましょう」とあいさつ。赤木一彦尾道署長は「尾道から暴力団の火種を消さないといけない」と訴えた。広報紙の作製など、本年度の事業計画を決めた。

　パレードには市内の防犯団体や住民たち約１００人が参加した。「暴力追放」と記した横断幕やのぼりを掲げ、市公会堂から尾道商業会議所記念館まで約１キロを歩いた。

【写真説明】暴力団追放を訴えながらパレードする協議会の会員たち