東京都の板橋区立小学校3校の児童が茶摘み体験で摘んだ茶葉を製茶したところ、国の基準を超える放射性セシウムが検出された。板橋区が30日に発表した。区は製茶した20キロを全量廃棄処分とする予定。
板橋区赤塚支所によると5月9日、区立小3校の4〜5年生298人が参加し、区内の茶畑で茶摘みをした。茶葉を区が6月に検査したところ、製茶した一番茶から放射性セシウム134が1キロ当たり1300ベクレル、放射性セシウム137が同1400ベクレルの計2700ベクレル検出された。食品衛生法の基準500ベクレルの5倍以上にあたる。二番茶の生茶葉は計350ベクレルで、基準を下回った。
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