今日はクリスマス忘年会と称して、S2R氏宅にて17時から飲み会でした。例によって企画発案は私。
始めはどこかのお店に4年生を全員集めてやろうかと思っていたのですが、S2R氏が27日に卒論の中間発表ということでお手軽な家飲みに変更。メンバーも簡単に連絡がつく3人となりました。
集まったのは私と、S2R氏と、クッピン氏。酒は私の買い置きのニッカ・モルトクラブ(ウイスキー)と古久(博多麦焼酎)。つまみは途中のコンビニで適当に買いました。
ありがたい事にS2R氏がご飯と水炊きを用意してくれており、それを食べてから酒を飲みました。
酒が私の持ってきたキツ目の物だけだったためか、クッピン氏はあまり飲んでいないようでしたが、話は弾み、楽しい時間となりました。
後半、卒業研究の話となって色々専門的な話をしたりもしましたが、概ね大して意味もないおしゃべりに終始していました。まあ、それが楽しいのですが。
で、2時を回った頃に私は帰宅。クッピン氏はS2R氏宅で泊まる事になりました。若い二人のその後については何も分かりません。
ここ数日はぐったりしていたので、まとめてメモ程度に日記を。
ネタもオチもないけど気にするな!
18日、研究室で卒論中間発表の後、忘年会。
神経症のため研究が進まず、私は発表は免除。欠席者を含む3人は1月7日に発表とのこと。
忘年会は18時〜20時、大学生協の一室を貸し切ってビールと料理を食べる。その後学科棟のサーバ室で2次会だったが、私は欠席。
19日。喉の痛みなど風邪の兆候があったため自宅療養。ほぼ一日中寝続ける。
食事も薬も忘れてひたすら睡眠。よほど疲れたらしい……
21日。高校入学時に買って貰ったバリュースターV166を後輩に譲渡。
電源ケーブルを忘れるという大失態を犯す。明日BOXに置いてくるとしよう……
そんなこんなの忙しさで情報をあまり集めていなかったのですが、今年4月9日から行方をくらましていたサダム=フセイン元大統領が今月14日に逮捕されたとのことですね。
フセイン元大統領はイラクの法廷で裁かれるとのことですが、正直なところ公正な裁判は期待できないのではないかと思っています。
ちなみにブッシュ大統領は、罰はイラク国民が判断をすると前置きした上で極刑にすべきとの発言をし、これに対しドイツ、フランスなどから反対の声があがっています。またイギリスの英世論調査機関ICMの18日付け報告では死刑求刑が禁固刑求刑などを上回っていると言うことです。
またこの影響としてイラクの通貨が20%以上の値上がりを見せるなどの影響もありました。
逮捕直後は爆破テロなどの運動も活発になっていたようですが、今は少し落ち着いている……のかな? ちょっと情報不足です。
後は気になるのは、フセイン元大統領の尋問の結果ですね……大量破壊兵器開発の事実があったのかどうか。
アメリカの立場を考えると、いろいろときな臭い想像がまた……
>政府は9日午後、安全保障会議と臨時閣議を開き、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣などの「基本計画」を正式決定した。陸海空各自衛隊の派遣可能な期間を「今月15日から1年間」と定め、人道復興支援や「安全確保支援」として米軍の後方支援も行う。陸上自衛隊のイラク南東部派遣を明記した。
(共同通信より一部引用)
遅きに失した感はありますが、ようやく派遣が決定したようですね。
派遣そのものに関しての私の意見は「イラク戦争当初より支援を表明していた以上、有言実行すべき」というものです。
反対意見に関しては「自衛隊員を必要以上に危険にさらしてはいけない」という部分に関してのみ同意します。
あとこの件に関していろいろと細々した情報を。
まず自衛隊の武装はかなりの重武装。敵が自衛隊員に対して水平に銃口を向けた場合には対象への攻撃を認める。正当防衛や警告等に関しての細かい規定はなし。
作業内容は支援物資と人的輸送。兵器などの移送などは行わないということ。
是非はともかくとして、大筋では問題ないかと思います。
>中国国営通信・新華社は10日未明、「日本政府のイラク派兵決定の背景」と題する東京発の分析記事を配信。外交官2人が殺害され国民の不安が強いにもかかわらず派遣を急ぐのは「日米関係をより近づけるほか、米国の力を借りてイラクでの地盤をつくり、石油などの利益の分配を受けることもできる」との狙いがあると分析した。
>さらに「日本政府は一歩ずつ自衛隊を海外の戦地に送り出し、日本が経済力だけでなく軍事力でも大国だということを国際社会に示そうとしている」とする評論家の分析を引用。自衛隊派遣が野党や民間団体の強い反対を受けている、と報じた。
(朝日新聞)
まあ、ナンセンスさについてはいちいちあげつらうまでもないでしょう。
情報統制にもほどがある、と思いますね。
それと恋人が自衛隊員としてイラクに派遣される女性が反対署名運動を起こした、という情報が二つほど入っています。
興味深いのは本人らは派遣に対してそれなりの意欲を示しているということ。
これに関してはどちらが正しいとも私はいえません。反対したい気持ちも間違いではないでしょうし。ああをとうとよ君を泣く、です。
ただ、情報ソースが見つからなかったのですが、聞いた話では派遣される自衛隊の基地でデモを行おうという動きがあるとか。
こちらに関しては明らかに愚劣な行動かと思います。これから命をかけて復興支援を行おうとしている自衛隊員たちに向かって「行くな」「やめろ」「派遣反対」等とわめくのは、彼らの気持ちを少しでも考えた上での行動なのでしょうか……
もう一つ個人的な情報を。
大学のサークルの後輩が大学内の派遣反対行動の代表になっている等という未確認情報が入りました。
今日こそは研究室に行かなくちゃ、会議に出なくちゃ……と鬱仲間の後輩と絶好調に凹んでいたところ、見るに見かねた後輩が車で外に連れ出してくれました。
昼食を食べて、ケーキを買いに行って、お酒を買いに行って(、途中で何故か大人のビデオ屋に寄って)、そのまま後輩の家で酒盛り。
ワインを開けてパスタを茹でて芋焼酎の軽さに驚いてテレビを見ているうちに……忘れていた物を思い出しました。
きっかけはテレビでやっていた
日系スペシャル「ガイアの夜明」。
内容は音楽ベンチャーに挑み、バンド自らが宣伝などの活動を行っているもの。
途中までしか見なかったのですが……帰り際に何か内側からわき上がってきたものがありました。
正直に言えば酷く汚い感情です。勘定です。
と言う事で以下は隠蔽。呼んで不愉快になろうが保証しません。
それと何よりも、連れ出してくれた二人と付き合ってくれた二人に、ありがとう。本当のところ嬉しかったです。多分ここ数年で始めて手をさしのべられた瞬間でした。こんな奴でゴメン。
書き終わってみると、恥ずかしいというかイヤな奴というか……でも、もういいや。
色々ニュースがあったので、よっこいせと重い腰を上げて更新です。
11月29日の現地時間17時ごろ(日本時間23時ごろ)にイラク北部のティクリートにて、会議のため車で移動中だった奥克彦・在英国大使館参事官(45)と井ノ上正盛・在イラク日本大使館3等書記官(30)が死亡、運転手が重傷を負いました。
イラク治安維持活動のため、自衛隊派遣が論議を呼んでいる最中の出来事であり、あちこちに反応が見られました。
新聞各紙も色々な反応があり、国際社会に名を連ねる国家の責任を強調する新聞や、被害者や自衛隊員の家族の声を特集する新聞など、それぞれに主張のための情報集めに余念がないようです。
2日が経った今でも確定的な情報は少なく、断定的な事は言い切れませんが、新聞各紙の情報を全面的に信用すると事件の概要は以下のような事になるようです。
- まず事件は外交官2人は防弾チョッキは着ていたものの軽装だったという事。
- ものものしい警備はテロリストの目を集めるという事で地元警備員は随行していなかったという事。
- 同様の理由から車は国旗とナンバープレートを外していたが、比較的新しい車で見る人間が見れば分かった可能性がある事。
- 防弾ガラスなどを使用していて、自動小銃程度の攻撃なら突破出来る装備だった事。
- 外交官らは自動小銃で殺害されており、何らかの攻撃で車を停止させ、車から出てきた外交官を小銃で殺害したと思われる事。
- 犯人がテロリストであったか、野党の類であったかは不明という事。
続いて各方面からの反応です。
- 小泉首相は、イラクへの自衛隊派遣方針を維持。時期に関しては「これまで通り慎重に検討」との事。
- 野党各党は「イラク派遣法の『戦闘区域への自衛隊派遣は禁止』との条項に抵触する」という主張で反対の意思で統一。
- 与党内にも派兵に反対する勢力が増えてきている。
- 遺族は悲しみをあらわにしながらも「職務に殉じた」との見解。
- 自衛隊内部には「イラクには行きたくない」「派遣は賛成だが、国民の総意がない状態では納得出来ない」「こんな状態だからこそ警備の出来る人間を送るべきだ」などの様々な意見が出ているとの事。
最後に個人的感想。
テロや誘拐などにはけして甘い顔を見せないのが定石。派兵中止には断固反対である。
もちろん無駄に命を粗末にする事は出来ないので、情勢を把握して最大効率を求める必要はあるだろう。
とまあその程度のいい加減な意見です。何せゆっくり考えているだけの余裕が無いので……
はあ……薬じゃ治らないよなあ……
もう一つ、P2P通信によるファイル共有ソフトWinnyを使用してゲームソフトなどを著作権者に無断で公衆送信したとして、2人のユーザが逮捕、Winny制作者が家宅捜索を受けました。
逮捕したのは京都府警。京都府警はWinMXの時に続いて2例目のP2P利用者検挙になります。
現時点ではWinny自体に違法性が認められた訳ではなく、利用者の著作権侵害が問題にされているようです。
以前から警察の方では捜査をしていたと言う事なので、とうとう……といった感じですね。
私はP2P通信自体は非常に有用なシステムだと思っているのですが、通信料の肥大(増大と言ったレベルではない)や利用形態の問題などから非難は免れないと思っています。
まあ要するにあれです、悪い事はしちゃいけないよ、という事で。もうだめぽ。