携帯不正販売容疑 店長ら逮捕
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携帯不正販売容疑 店長ら逮捕

6月29日 17時10分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

プリペイド式の携帯電話を不正に販売したとして、東京のコンビニエンスストアの店長らが逮捕され、警察は販売された500台以上の携帯電話が振り込め詐欺に使われて、被害は16億円余りに上るとみて捜査しています。店長らは容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、東京・新宿区の「ファミリーマート新大久保店」の店長、岡澤匠容疑者(37)と中国人の白川健容疑者(26)です。京都府警察本部によりますと、岡澤店長らは、去年7月、プリペイド式の携帯電話2台を販売した際、うその外国人登録証明書などを携帯電話会社にファックスで送り、不正に利用契約を結んだとして、電子計算機使用詐欺の疑いが持たれています。警察によりますと、東京都内のファミリーマートでこの1年に販売されたプリペイド式の携帯電話およそ15000台のうち、新大久保店だけで全体の3分の2に当たるおよそ10000台を売っていたということです。警察は、4月までの1年余りに販売された携帯電話のうち少なくとも548台が振り込め詐欺に使われ、被害額は16億3000万円余りに上るとみて捜査しています。岡澤店長は、警察の調べに対し「一緒にやったつもりはない」と供述し、白容疑者も容疑を否認しているということです。ファミリマートは「事実であるならば大変申し訳ない。警察の捜査には全面的に協力したい」としています。