明治１０年２月１５日創立された、陸軍将校の修養・親睦団体。大正１３年７月財団法人となり、ほぼ全将校が加入していた。大東亜戦争終結とともに一時解散消滅したが、昭和２９年陸士卒業生を中心とする親睦団体として再建され、昭和３２年、再び財団法人として認可された。
英霊の慰霊顕彰や教科書是正支援などの活動を行っている。

平成１０年１１月８日に行われた偕行社全国総会では靖国神社権宮司、水交会会長、陸上幕僚長（代理）、等の来賓が出席。　陸士３４期である木村竹治元中佐（９８歳）による乾杯の発声の後懇親会では、航空自衛隊中央音楽隊の演奏、軍歌・陸士校歌の高唱などが行われた。

従来偕行社は、後継者を作らない方針であったが、近年になって元幹部自衛官への継承を進めている。

平成１０年１０月１日現在
正会員１３９２６名　家族会員２７９４名　計１６７２０名

平成２０年９月１日現在
正会員８７７７名　家族会員２２９６名　計１１０７３名

水 交 社

明治９年３月２１日創立された、海軍部内の修養・親睦団体。
名称は、荘子・山木編　君子之交淡若水−−君子の交わりは淡くして水のごとく−−に由来する。

士官のみならず、候補生、高等文官を含む点が偕行社とは異なり、総裁には皇族を戴き、水交社長には海軍大臣が就任した。
大東亜戦争終結とともに消滅したが、昭和２７年９月　旧社員を中心に財団法人水交会として再建された。

平成１３年春には、海上自衛隊ＯＢ会の『桜美会』（会員３５００名）との組織一体化が実施され、
現在の会長は旧軍関係者ではなく防衛大卒の佐久間元海将である。

平成１０年現在　　会員数は約６０００名
平成２０年末現在　維持会員６７４２名　賛助会員３５７３名　特別維持会員１９名　計１００００名余