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2004年平成16年

壁画焼損の教訓忘れまい…文化財防火デーの26日法隆寺で防火訓練 1月27日読売新聞

公費1千万円で宴会 奈良の消防団員や県職員ら336人 1月20日朝日新聞

南海地震の自主防災体制、県全体では不十分 /徳島  1月17日 毎日新聞

防災力強化を誓う 県内12市町村で消防出初め式  1月12日 徳島新聞

降る雪の中はしご登り 「加賀とび」出初め式 1月11日 


2003年

生物・化学災害に備え 徳島市東消防署など初の合同訓練 12/14 徳島新聞

富山県議ら4人を書類送検 消防団に寄付金渡す 12/11 産経新聞

救急救命士、注射針持ち出し私的に“出動”交際女性カゼ引き、「愛の点滴」 ZAKZAK 2003/11/18

消防車、急患にも出動 救急車よりも早く到着  09/07

ブドウ畑を夜間見回り  山梨県 9月4日 毎日新聞

消防団詰め所が半焼!タバコの火の不始末か…青森 9月2日読売新聞

土石流が集落のむ 水俣市宝川内の集地区 7月21日毎日新聞引用保存 逃げ遅れた人の救助にあたり、行方不明になった消防団員

普賢岳火砕流から12年 6月3日

現場に「安全管理員」配置せず 神戸・消防隊員死傷火事 6月3日
梁接合、ボルトでなくクギ…消防士殉職、神戸の民家 2003/6/12/15:41 読売新聞 

民家火災で倒壊、消防士ら4人死亡−神戸 6月2日

54歳消防署員、27歳OLの下着窃盗未遂

徳島市に初の女性消防団員 徳大4年生、加茂名分団に所属 6月1日徳島新聞

丸子の消防団員70万着服 事実認め返済の方向 5月21日信濃毎日新聞

居酒屋店長、消防車盗んでカーチェイス 4月26日 ZAKZAK

火災へ備え万全 鳴門の自主防災会、ポンプなど装備 4月21日 徳島新聞

消防団員を100万人に 女性も10%を目指す(共同通信)3月18日

神戸市内の消防士長が8年間、救急車や消防車などの無免許運転 3月6日毎日新聞

「県議に頭たたかれた」 土佐町議(土佐町消防団松ケ丘分団屯所で) 1月21日 高知新聞

一人でかつげるポンプ車 元消防団員親子が開発  2003/01/14神戸新聞


夜警の消防団員が飲酒事故 荒尾市へ買い物途中 熊本日日新聞12月30日

定員オーバーの消防車、事故で4人重軽傷 長野・上山田 朝日11月11日

消防車衝突4人けが 上山田町消防団 定員4人に8人 信濃毎日新聞

団員・職員にメールで出勤要請−−伊勢市消防本部/三重 (毎日新聞) 9月27日

元消防署員を放火で再逮捕 広島県警 産経新聞 9 27[]

女性消防隊 頼もしく 小松の民家火災 迅速出動で初期消火  北陸中日6・20

「サイレンうるさい」消防署などに無言電話2000回(朝日6月26日)

消防車がコンビニで事故 乗用車に衝突、走り去る 6月22日

消防士長が救急車の中でわいせつ行為 サンスポ 5月17日

京田辺市の宴会費用公費支出問題 一審判決不服 市議が控訴 /京都(毎日新聞)(毎日新聞) - 2002年5月14日(火)20時3分

地元消防団をW杯警備に活用=「救命活動を主眼に」と担当者−神戸〔W杯〕4/18

着服の女性分団長を懲戒免職、大館市4月13日秋田魁新報社

長野県消防協会がアルゼンチン国債2500万円分所有3月27日(水)信濃毎日新聞長野市

消防隊員帰った後に 被害補償検討 東京消防庁 [毎日新聞3月14日] ( 2002-03-14 )

消防団車庫が全焼 茨城・龍ケ崎、消防車2台焼 朝日新聞2月10日 茨城新聞

消防士がウソの火災通報、2週で15回…厚木 読売新聞2月9日

女性消防団、10年間で3倍増 佐賀新聞2月8日

火の見櫓を手作り 嵯峨野消防分団員が建て替え(京都新聞) - 1月30日(水)

消防士魂に深い共感 休暇利用しテロ現場視察 河北新報社2月01日

酒気帯びで消防車運転、鎌倉市の消防団員3人停職1/23/02

メールで「団員緊急招集」 丹後広域消防組合 新システム(京都新聞)1/11/02


連続放火の元消防団員、懲役13年の判決−−/栃木1128

消防士逮捕;出会い系サイトで知り合った女性を脅す毎日新聞10月27日

「身内に甘い」と批判の声 元副士長処分の職員懲戒諮問委10月18日西日本新聞

「消防団員手当に不正」団長の市議に辞職勧告−/青森(毎日新聞)2001年10月6日(土)

女性団員を初募集 川口市消防団 9・22

民生委員旅行に補助金、徳島・藍住町長らに返還命令9月14日18:29)読売

消防団員を放火で逮捕、十数件犯行ほのめかす2001.7.30読売新聞

森林失火容疑で男性を書類送検2001.6.28

元消防団員を放火で逮捕 「消火活動したかった」 2001.6.25

消防署長殺害訴訟

消火器あっせん:消防団員が注文受け付け 2001.06.01

HPにヌード写真掲載京田辺市の消防団分団  2001.4.29

放火:容疑の37歳消防分団員を逮捕、不審火数件も 2001.02.07

1月30日 )Eメールで団員召集 鴨島町消防団第1分団

(1月22日) 放火魔なんと元消防団員だった53歳元消防団員を再逮捕

<放火未遂>消防団の服着て消防車見物 18歳少年再逮捕

消防不祥事:消防車でファミレスへ 2000.12.04

消防団班長を逮捕 東京・日の出町 警視庁 2000.07.26

 
夜警の消防団員が飲酒事故 荒尾市へ買い物途中 熊本日日新聞

玉名郡長洲町の消防団員が二十五日夜、年末夜警中に酒を飲んで消防ポンプ車を運転し、荒尾市内の国道で軽乗用車と衝突する事故を起こしていたことが二十八日、分かった。

 荒尾署の調べでは、団員の男性(26)は二十五日午後十一時五十分ごろ、酒を飲んで消防ポンプ車を運転。同市水野の国道208号の信号機のある交差点で、市道を直進中、左側の国道から走ってきた熊本市内の男性会社員(23)の軽乗用車と衝突した。ポンプ車には別の団員も同乗していたが、けが人はなかった。

 同署では、団員を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、どちらの信号が青だったかなど調べている。

 同町によると、この団員は同日午後九時ごろから、同町長洲の消防格納庫の控え室で、ほかの団員と飲酒後、二人で巡回パトロールに出発。途中、荒尾市内へ買い物に行こうとして事故を起こしたらしい。入団一年目だったという。

 町消防団(十六分団、四百七十八人)は同日から年末夜警をスタート。三十日までの間、各分団とも団員十人前後が午後九時から翌朝五時まで、徒歩や車両で町内を巡回している。

 同町の橋本孝明町長は「事故はとても残念で、事故の相手方や住民に大変申し訳ない。消防団としての自覚が足りなかったのではないか。町民の信頼回復に努めたい」と話している。

定員オーバーの消防車、事故で4人重軽傷 長野・上山田

 10日午前6時35分ごろ、長野県上山田町新山の町道で、同町消防団員8人の乗った消防車が道路わきの石垣に衝突、農地に転落して4人が重軽傷を負った。8人は同町の総合訓練に向かう途中で、消防車は4人の定員をオーバーしていた。

 会社員荻原稔幸さん(33)が両ひざ下切断、同中沢正史さん(21)が右手首骨折などの重傷を負った。2人は軽傷。

 更埴署によると、現場はゆるやかな下りのS字カーブで、路面はぬれていた。定員オーバーも、原因の可能性があると見て調べている。 (10:45)

消防車衝突4人けが 上山田町消防団 定員4人に8人 濃毎日新聞

十日午前六時三十五分ころ、更級郡上山田町新山の町道で、同町消防団南部分団員の鹿田健司さん(29)=更埴市杭瀬下=の運転する軽四輪消防車が道路左側の民家の石垣に衝突した後、道路右側の別の民家の物置に当たり、道路右下の水田に突っ込んだ。

 この事故で後部に乗車していた三人が道路に投げ出され、近くの会社員荻原稔幸さん(33)が、石垣と車にはさまれて両足を切断。近くの会社員中沢正史さん(21)も右手首の骨を折る大けがをしたほか、二人が軽いけがをした。

 消防車は荷台に可搬式のポンプを積めるようにした軽トラック。更埴署によると、事故当時は団員八人が乗車し、けがをした四人は、荷台後部に横一列に並んで、手すりにつかまって立っていたという。この消防車の定員は四人のため、同署は業務上過失傷害と道路交通法違反の疑いで調べている。

 八人は午前六時半から行われた町の消防団総合訓練に参加するため、会場の上山田小学校に向かう途中だった。路面は前夜からの雨で濡れていたという。車庫がある同分団から小学校までは約三百メートル。現場はその中間あたりの、ゆるやかな下りのS字カーブだった。

 事故について若林嘉夫・同町消防団長は「非常に遺憾な問題。今後は交通法規を守るよう団員に徹底したい」と話している。


団員・職員にメールで出勤要請−−伊勢市消防本部、 /三重 (毎日新聞) 9月27日

 ◇団員や職員へ、火災情報を一斉速報

 伊勢市消防本部(伊勢市、二見、小俣、玉城、度会町、御薗村)は10月1日から、携帯電話のメールを使って消防職員や消防団員らへの火災発生状況などを一斉に知らせる、新しい連絡システムを稼働させる。火災情報をパソコンに入力後、携帯電話への着信まで最長1分30秒と短く、火災などへの迅速な対応が期待できる。

 送る情報は、火災の種別▽場所▽目標物▽火災概要▽確認時間の5種類。広域消防を構成する6市町村の消防団員と消防職員の中の、出動に必要なグループを選択して一斉に送信する。

 個人が持つ携帯電話を使用するため、全員対象とはならず、現在の登録人数は全消防団員・職員945人のうちの209人。同本部では「当分は、分団長を通じてリレーで伝える従来の方式と並行となる」と話している。

 県内16消防本部中、同システムを導入しているのは、松阪地区広域消防組合消防本部と三重紀北消防組合海山消防署だけ。伊勢市消防本部の担当者は「今後予想される、東海、東南海、南海地震などの災害発生時の非常招集でも威力を発揮するのでは」と話している。【沢木繁夫】    (毎日新聞) [9月27日19時51分更新


元消防署員を放火で再逮捕 広島県警 産経新聞社平成14(2002) 9 27[]

http://www.sankei.co.jp/news/020927/0927sha101.htm

 広島県警西条署は27日、放火などの疑いで同県尾道市栗原町、元尾道消防署警防係長、土屋美晴容疑者(51)=脅迫罪などで起訴=を再逮捕した。

 調べでは、土屋容疑者は同県三原市の知人の無職女性(18)が同県東広島市の配管工の男性(22)と交際していることに立腹。6月22日未明、男性宅に放火し屋根と雨どいの一部を焼いたほか、7月21日未明に男性宅の納屋に火を付け、納屋を全焼させた疑い。調べに対し「記憶にない」と否認しているという。

 土屋容疑者は男性に脅迫状を送り付けたなどとして脅迫容疑などで逮捕され、懲戒免職になっている。

 尾道消防地区消防組合の岡本英明消防長(58)は「住民の生命、身体、財産を守るべき消防の職としてあるまじき行為。誠に残念で言葉もない」と話した。


女性消防隊 頼もしく 小松の民家火災 迅速出動で初期消火  北陸中日6・20

小松市二ツ梨町で十九日午前、男性会社員宅を全焼するなどした火事で、同町女性消防隊が迅速に放水し、初期消火に努めた。

 町女性消防隊は七年前に発足。二十〜四十歳代の十一人が、地域の防災啓発活動や放水技術を習得に励んでいる。昨年十月に県代表として出場した「第十五回全国女性消防操法大会」で八位に入賞した。火災の一報を受けた隊員四人が連絡を取り合い、現場から約二百メートル離れた公民館から放水装置を運び出し、消防車とほぼ同時に到着。民家裏手の用水路からポンプ機で水をくみ上げて放水、初期消火に当たった。中崎くみ子隊長は「練習通りスムーズに動けてよかった」と胸をなでおろした。


「サイレンうるさい」消防署などに無言電話2000回朝日6月26日

 三重県警松阪署は26日、消防署などに約2000回の無言電話をかけたとして、同県松阪市春日町、税理士瀬木隆弘容疑者(42)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。

 調べでは、瀬木容疑者は4月10日ごろから今月10日までの間に、同市川井町の松阪地区広域消防本部の通信指令室と総務課、同市春日町の松阪南消防署に約2000回の無言電話を掛け、業務を妨害した疑い。

 瀬木容疑者は動機などについて黙秘している。同容疑者は南消防署の筋向かいに住み、「消防車や救急車のサイレンがうるさい」と苦情を言っていたという。

(13:18)


消防車がコンビニで事故 乗用車に衝突、走り去る
共同通信のKYODO NEWS フラッシュ24(http://www.kyodo.co.jp/)2002/06/22配信

 愛知県長久手町の長久手消防署の消防ポンプ車が、コンビニの駐車場で駐車中の乗用車と衝突する事故を起こし、そのまま走り去っていたことが22日、分かった。
 運転していた消防士長(30)と助手席にいた消防副士長(32)は「衝突には気付かなかった」と説明、愛知署は道交法違反(当て逃げ)ではなく、物損事故として処理した。
 同消防署などによると、2人は6月11日午後3時ごろ、ポンプ車で町内の防火水槽などの点検中、同町岩作のコンビニに立ち寄った。ジュースを買い、バックで駐車場から出ようとした際、後ろに駐車していた同店の女性従業員の車に衝突。車は前部バンパーが一部破損し、ナンバーが折れ曲がったが、ポンプ車は走り去った。



消防士長が救急車の中でわいせつ行為 サンスポ 5月17日

札幌市は17日、救急車で搬送中の女性にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ容疑で逮捕された同市中央消防署山鼻出張所の、鈴木教寛消防士長(32)=不起訴処分=が、ほかに5件の同様の行為をしていたと発表した。同市は同日付で鈴木消防士長を懲戒免職にした。
 同市消防局によると、鈴木消防士長は消防局の事情聴取に対し、逮捕容疑のほかに、昨年12月に2件、今年2月に3件、救急車内で女性にわいせつ行為をしたことを認めたという。いずれのケースでも同乗していた救急隊員らはわいせつ行為に気づかなかったという。
 鈴木消防士長は2月、同市内の交通事故で軽傷を負った女性(22)を救急車で搬送中、女性の胸などを触った疑いで、先月8日に札幌・中央署に逮捕された。その後、3件の同様の告訴があり、鈴木消防士長はうち1件で再逮捕され、2件で追送検されたが、いずれも被害者の女性が告訴を取り下げたため、今月2日に釈放された。


京田辺市の宴会費用公費支出問題 一審判決不服 市議が控訴 /京都(毎日新聞)
  京田辺市幹部と消防団長らとの宴会費用を公費から支出したのは不当として次田典子・同市議が久村哲市長を...(毎日新聞) - 2002年5月14日(火)20時3分

京田辺市幹部と消防団長らとの宴会費用を公費から支出したのは不当として次田典子・同市議が久村哲市長を相手取り、約595万円の返還を求めた訴訟で、同市議は13日、一審の京都地裁判決を不服として大阪高裁に控訴した。
 同市は96〜00年度、市長や市消防団幹部が参加する懇談会を計24回開き、計595万円を支出した。次田市議は「消防団員は特別職公務員で、費用は社会通念上相当な範囲を逸脱している」と主張したが、先月30日の京都地裁判決は「社会通念上儀礼の範囲内」として訴えを退けた。
 次田市議は「市民のために働く消防団員にお茶や弁当を出すのが食糧費の本来の意味。一部幹部だけの飲み食いに一円たりとも血税を支出すべきではない。裁判所と市民との常識がかけ離れている」と話している。 【榊原雅晴】(毎日新聞) [5月14日20時3分更新]


地元消防団をW杯警備に活用=「救命活動を主眼に」と担当者−神戸〔W杯〕4/18

神戸市消防局は、サッカー・ワールドカップ(W杯)大会の試合当日、会場となる神戸ウイングスタジアム(同市兵庫区)周辺に、市内10消防団の団員を配置する方針を決めた。初動対応の迅速化を図るのが狙いで、警察官や市消防職員とともに場外警備などを受け持つ。
 市内の消防団員約4000人のうち、3試合で約230人が動員される。関係機関との最終的な連携策については今後詰めるが、6月5日、同7日の一次リーグでは6ブロックに分かれ、パトロールなどの警備活動を行う見通し。17日の決勝トーナメントでは警備に加え、深夜まで観客誘導を行う。 
 同消防局は、阪神大震災時に消防団員が活躍した経緯を重視。昨年7月、死者11人と負傷者247人を出した兵庫県明石市の歩道橋事故で、地元の消防当局が災害発生時の救急計画を事前に作成せず、緊急要請に応じて救急車を派遣する「受け身」の体制しか敷いていなかったことも教訓とした。
 同消防局の加藤幸次郎警防課長は「いわば『想定外の事態』を想定して配置を決めた。他機関との連携や情報共有を密にし、救命活動を主眼として警備を行いたい」としている。
 総務省消防庁によると、ほかの自治体でW杯警備に消防団員を活用することを検討しているのは、茨城、新潟、大分各県内の各消防当局という。(了)

[時事通信社](時事通信)


女性分団長を懲戒免職、大館市/団員の報酬など着服

 大館市消防団の女性分団長(50)が団員報酬など約100万円を着服した問題で、大館市、大館市消防団、大館広域消防本部は12日、女性分団長を懲戒免職、消防団副団長5人を厳重注意=いずれも蒔苗進・市消防団長発令=とし、蒔苗団長は小畑元市長による厳重注意にすると発表した。

 蒔苗団長は「市民に迷惑をかけたことを申し訳なく思う」と謝罪、同市の長谷部明夫総務課長は「2度と起きないように、報酬は団員個人の口座に振り込むようにする」と話した。

 市などによると、市は団員1人につき年額約1万5千―4万円の報酬や出動手当を、分団長を通して団員に支払う。この女性の分団は団員が35人で、年間計80万円ほどが支給されている。しかし、女性は団員に報酬を渡さなかったほか、会計係から分団の預金通帳を借りて無断で金を引き出し、昨年4月からことし1月までに計104万3千円を着服した。

 着服金のうち、運営費など必要経費と認められた金額を除く81万3378円は、女性が3日、分団に全額返済した。

 女性は、消費者金融に借金がある知人の保証人になっており、着服した金は返済が滞った知人に代わって返した、と説明しているという。

野県消防協会がアルゼンチン国債2500万円分所有3月27日(水)信濃毎日新聞

財団法人長野県消防協会(会員約四万千人)が、債務不履行状態にあるアルゼンチン国債約二千五百万円分を所有していることが二十六日分かった。これまで利息は順調に支払われているが、今後は不透明という。阿部功事務局長は「購入当時は、アルゼンチンの経済危機について全く聞いていなかった。心配だ」としている。

 同事務局長らによると、購入は一昨年の理事会で決定。同年六月、大手証券会社を通じ、四年償還で利息5・1%の同国債を購入した。利息は半年に一回支払われており、前回の昨年十二月はきちんと支払われた。次回は今年六月。

 昨年末になって同国は対外公的債務の支払いを一時停止。同協会は証券会社側に今後の見通しについて説明を求めているが、これまでに明確な返答が得られていないという。今月九日の理事会で、当面は情勢を見守ることを決めた。

 同協会は一九七八年設立。県内の消防団員や県、市町村などから拠出金を得て三億五千万円余の基金を設立。その運用益でポンプ操法大会などを行っている。設立当初は約7%の運用益を出していたが、ここ数年は低金利のため大幅に減少。事業を減らしつつ、収入を図るため有利とされた外国債を購入したという。

消防隊員帰った後に 被害補償検討 東京消防庁

再出火:
消防隊員帰った後に 被害補償検討 東京消防庁

 東京消防庁は14日、東京都杉並区で2月に起きた建物火災で、鎮火したとして消防隊員が引き揚げた後、再出火して被害が拡大していたことを明らかにした。同庁は残り火の確認が不十分だったことを認め、再出火による被害補償を検討する。また、原因調査を始めるまで消防隊員を現場に残し、再出火の警戒を徹底するよう管内の各消防署に通知した。

 2月16日午後3時35分ごろ、杉並区高円寺南1の無職女性(72)方で起きた火災で、杉並消防署が消火にあたり、木造2階建て住宅兼事務所延べ188平方メートルのうち1階57平方メートル、2階20平方メートルなどを焼いた。鎮火したとして、午後6時過ぎには隊員が引き揚げた。ところが午後7時半ごろ、再出火し、2階の30平方メートルをさらに焼き、西側の建物の外壁などを焦がした。

 東京消防庁によると、再出火元は2階の床の間脇とみられるが、隊員が引き揚げる際、熱を感知する赤外線スコープを使うなどして火種がないか確認したが、発見できなかったという。同庁は「床の間には掛け軸や骨とう品が置かれ、仏壇もあったため、注水をためらった可能性もある」と話している。

[毎日新聞3月14日] ( 2002-03-14-23:56 )

消防団車庫が全焼 茨城・龍ケ崎、消防車2台焼 朝日新聞2月10日 茨城新聞

10日午前2時35分ごろ、茨城県龍ケ崎市の市消防団本部車庫兼器材置き場から出火、木造一部鉄骨平屋建ての同車庫1棟約270平方メートルが全焼した。中にあった消防車など2台も焼けた。消火作業中の龍ケ崎消防署員3人と消防団員4人が頭などをけがした。火は約1時間40分後に鎮火した。同車庫は通常無人だったという。

 近所の人が「ドーン」という物音を聞いたといい、火の気がなかったことから、県警竜ケ崎署は不審火との関連を含めて調べている。(12:01

消防士がウソの火災通報、2週で15回…厚木 読売新聞2月9日

神奈川県厚木市の厚木消防署玉川分署の男性消防士(42)が先月20日から今月2日にかけて15回にわたり、市消防本部にうその火災通報をしたとして、市は8日、休職1か月の処分とした。このうち12回は、自ら現場に消防車で急行していた。

 同消防本部によると、通報のほとんどは、分署で仮眠時間中の深夜に自分の携帯電話でかけたもので、「キャンプ場でごみや車が燃えている」などと、多い日は一晩で5回もかけていた。

 いずれも119番通報ではなく、消防本部の代表電話にかけていた。同本部は今月1日、録音装置を設置して声を確認したところ、この消防士が浮上した。

 消防士はうその通報が発覚した後、「もやもやしたり、眠れなかったりした」と話していた。勤務態度はまじめだったという。市は懲戒処分する方針。

(2月9日00:29)

女性消防団、10年間で3倍増

佐賀県内で女性消防団が増えている。一九九二年時点では六市町村で団員数八十二人だったが、二〇〇一年は十六市町村、二百四十八人と十年間で三倍に。地域の連帯感が薄まり男性団員が減少する中で、消防団活性化の切り札にと期待を集める。
 県消防協会によると、女性消防団県内第一号は一九六〇(昭和三十五)年、東松浦郡鎮西町馬渡島で結成された。男性が出漁した後の防火活動を担当するためだった。
 急速に増えたのはこの十年だ。消防団員数は全国的に減少し、県内も二万二千六百人(九二年)から二万千百人(二〇〇一年)へと漸減する中、佐賀市や唐津市、三養基郡基山町などは女性消防団を設置することで新風を吹き込み活性化を図ろうと、次々に設置した。
 活動は火災予防の広報活動や高齢者世帯を訪問しての指導が中心。多久市女性消防団(十五人)は火を扱うことの多い年末に一人暮らしの高齢者宅を訪問している。「女性なら台所を見せるのも抵抗が少なく、会話も弾む」(同市)と好評だ。
 二〇〇〇年の火災は四百八十一件で、出火原因トップはてんぷら油(三十件)。てんぷら油火災は例年上位にあり、各女性消防団にとっては、主婦向けの予防教室開催も課題になっている。
 佐賀郡大和町は四月、県内十七市町村目となる女性消防団を発足させる。メンバーは公募に応じた主婦、福祉施設職員、公務員ら二十代から四十代までの十六人。男性団員は五百五十人で、毎年二十人近く減っており、同町は「男性の加入にもつながれば」と期待する。

火の見櫓を手作り 嵯峨野消防分団員が建て替え(京都新聞) - 1月30日(水)

京都市の右京消防団嵯峨野分団が、老朽化していた火の見櫓(やぐら)を同分団器具庫横に建て替えた=写真=。団員手作りによる労作で、スギの木の焼き板を生かした雰囲気が区民らの目を引いている。

 初代の櫓は11年前に建てられたが、老朽化が進み、工務店を経営する田中勉分団長ら腕自慢の七人が建設に従事。約2カ月がかりで完成させた。

 新しい櫓は高さ5.5メートル。材料はもっぱらスギの間伐材を活用し、上部には木製の半鐘も。初代の櫓より1回り大きくなり、防火運動期間中は夜間照明して啓発活動をと、意気込んでいる。

消防士魂に深い共感 休暇利用しテロ現場視察 河北新報社2月01日

「災害のときは自分の命を投げ出しても人を助ける。そんな消防士の思いに国境はなかった」。福島県相馬地域消防本部の幹部3人がこのほど、昨年、米国で起きた同時中枢テロ事件の現場を訪れ、世界貿易センタービルの倒壊現場で、行方不明者の捜索を続けるニューヨーク市消防局の消防署員らを激励した。3人は「夜も昼もなく困難な作業に当たる仲間の姿に心打たれた」と話し、地元でのテロへの備えに決意を新たにした。

 米国のテロ現場を視察したのは、米山光喜消防長(59)、新妻智予防課長(58)、山田敏総務係長(49)。
 「ニューヨーク市消防局の仲間を激励に行こう」。米山消防長の呼び掛けに、新妻課長らが応じ、1月11―15日の日程で、休暇を利用し米国を訪れた。
 3人は12日、ニューヨーク市のビル倒壊現場に足を踏み入れた。米山消防長らは英語で、市消防局のビル・ローレンスさんに「私たちは日本の消防署員。激励に来た」と語り掛けた。
 「FIRE DEPARTMENT 相馬地域消防本部」と書かれた帽子を見て、「日本から来た消防士仲間」と確認したローレンスさんは、近くの警察官に事情を説明。災害現場への立ち入り許可を取り、案内してくれた。
 「重機で集めた残がいを、ベルトコンベヤーで流し人骨とコンクリートに区分けしていた」。米山消防長は、悲惨を極める作業の状況を振り返る。厳しい任務にも消防署員らは希望を失わず、励まし合い、黙々とこなしていた。つらい作業はまだ3カ月続くという。
 米山消防長は、持参したカレンダーに「I LOVE NEWYORK」と記入、ローレンスさんに渡した。消防士魂に触れ、使命を確認し合った日米の消防士。熱い思いが交錯した。
 テロ事件を受けて、消防車両の盗難を防ぐため、相馬地域消防本部は駐車場の夜間照明を強化した。炭疽(たんそ)菌対策として、管内の郵便局に不審な郵便物の届け出を呼び掛けてもいる。
 「相双地域には原発がある。米国のテロは人ごとではない。署員の意識、対策とも十分とは言えない」と話す米山消防長。視察の成果を署員に報告するため、報告書を作成中だ

酒気帯びで消防車運転、鎌倉市の消防団員3人停職http://www.yomiuri.co.jp/04/20020123i506.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020123-00000506-yom-soci

神奈川県鎌倉市消防団の団員を務める会社員男性(37)が、大みそかの夜に行われた歳末警戒に参加した際、酒を飲んで消防用小型ポンプ車を運転し、鎌倉署に摘発されていたことが23日、わかった。同消防団は、この団員と、一緒に乗っていた団員、所属する分団長の計3人を1か月の停職処分にした。

 団員は先月31日夜、ビールをコップ2杯と日本酒少量を飲んだ後、ほかの分団に年末のあいさつ回りをしようとポンプ車を運転。午後11時40分ごろ、同市常盤の市道で、初もうでの混雑防止のため車両規制中の鎌倉署員2人に車を止められ、酒臭かったため、発覚した。同署は道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検し、保土ヶ谷簡裁は今月18日、罰金5万円の略式命令を出した。

 団員は、先月31日午後7時半から翌1日午前零時まで管内の歳末警戒を担当したが、別の団員らがポンプ車で巡回に出た間、詰め所で酒を飲んだという。

 消防団員は、消防組織法で公務員に準ずる非常勤特別職とされている。

(1月23日15:06)

メールで「団員緊急招集」 丹後広域消防組合 新システム

丹後六町を管轄する丹後広域消防組合(京都府峰山町)は三月から、携帯電話のメール機能を利用して、消防団員に火事の発生場所や目標物を知らせ、緊急招集するシステムを府内で初めて導入する。団員がどこにいてもリアルタイムに火災発生情報を知ることができ、初期消防に効果を発揮しそう。

 これまで、丹後六町(大宮、峰山、網野、丹後、弥栄、久美浜)の消防団の出動は、同組合が一一九番通報を受けると、管内に四十三カ所ある屋外サイレンを町や分団単位で鳴らし、発生を知らせていた。サイレンを聞きつけた団員は、所属する分団の消防車庫に向かい、無線で発生地点を知り、出動していた。しかし、サイレン音を聞き漏らし出遅れる場合や、他町に勤務したり出かけていたりして、出動できないケースもあり、新たな招集方法を検討していた。

 同組合では現在、三月から導入する新指令システムの工事を進めており、メール招集システムの導入もその一環。登録した団員に必要情報を新システムから自動的に送信する。管内の全消防団員千九百二十人のうち、約七百五十人が登録済みだが、携帯電話を持っていない人やメール対応の機種でない団員にはこれまで通り、サイレン音で災害を知る必要がある。

 稲岡次雄・峰山消防署長は「地方の場合、消防団に初期消火を担ってもらっている部分が大きい。IT化にマッチした方法で効果を上げたい」と話している。

写真=メールで緊急招集を通知できる新指令システム(京都府峰山町・丹後広域消防組合峰山消防署)

(京都新聞) [1月10日

連続放火の元消防団員、懲役13年の判決−−地裁栃木支部 /栃木

 足利市内で発生した連続放火事件で、現住建造物等放火などの罪に問われた足利市家富町、元消防団員、川島一二(かずじ)被告(29)の判決公判が27日、宇都宮地裁栃木支部であった。飯渕進裁判長は「消防団員の立場にありながら、うさ晴らしのために放火した反社会的犯行は悪質かつ危険であり、身勝手な動機に酌量の余地はない」として、懲役13年(求刑・懲役17年)の判決を言い渡した。
 飯渕裁判長は判決理由で、川島被告が98年9月から約1年の間に、起訴事実だけでも11回の放火を繰り返していたことを指摘。「犯行場所の多くが住宅密集地で、付近住民に与えた不安や恐怖は軽視できない。さらに計3000万円以上の財産的損害に対して全く弁償がされておらず、多くの人が厳罰を望むのは当然」と述べた。
 判決では、川島被告は99年9月29日午前2時半ごろ、足利市大町の木工作業所にライターで火をつけ、同作業所と隣接する民家、工場など計4棟延べ230平方メートルを全焼させた。さらに同年9月から昨年8月にかけ同市内の民家や資材置き場などに10回にわたり放火。自ら火災を起こして消火活動に当たり、雇用主とのトラブルや生活苦の憂さ晴らそうという倒錯した思いが動機だった。(毎日新聞) [1128196分更新]

消防士逮捕:
出会い系サイトで知り合った女性を脅す

和歌山県警和歌山西署は27日、出会い系サイトで知り合った和歌山市内の女性(21)を脅したとして、奈良県五條市田園4、同県中和広域消防組合御所消防署消防士、津田卓朗容疑者(20)を暴力行為の疑いで逮捕した。

 調べでは、津田容疑者は、携帯電話のサイトで知り合った女性に交際を断られたことに激怒し、13日午後6時ごろ、電話で「今からお前を殺しに行く。友達に放火させるぞ。自分で死ぬか、俺の友達に殺されるかどっちかだ」などと言って脅迫した疑い。津田容疑者は、6日にこの女性とメール交換で初めて知り合い、12日に和歌山県内で直接会っていたという。 【藤田剛】

[毎日新聞10月27日] ( 2001-10-27-19:48 )

身内に甘い」と批判の声 元副士長処分の職員懲戒諮問委10月18日西日本新聞

【筑後】 久留米市消防本部の元消防副士長(32)が傷害事件を起こし、懲戒処分を受けた問題で、処分を決めた同市消防職員懲戒諮問委員会の過半数を消防機関関係者が占めていることが十七日、分かった。「処分が軽すぎる」「身内が多くては公平さに欠ける」などと消防関係者や市民の間から不満の声が挙がっており、同本部は「妥当な処分だと思うが、人員の構成については変更を検討したい」と改善に乗り出す考えを示した。

 処分を決める同委員会は、学識経験者二人と市消防本部二人、消防団員一人で構成している。不祥事があると、消防長の諮問に対し、具体的な処分内容を決める答申を出すことになっている。

 今回の事件に関しては、十六日に同委員会が開かれ、停職三月の懲戒処分を決定。さらに元副士長が以前にも飲酒運転などで減給や文書訓告など二度の処分を受けていたことから、付帯意見として消防士への降格処分も加えた。この結果に上野敏彦消防長は「妥当と考えている」と話した。

 しかし、県内のある消防士は「何度も不祥事を起こせば、うちではすぐに最も重い停職六月になるだろう」と今回の処分の軽さを強調。「自覚を持って行動するよう厳しく指導されていないのでは」と組織の指導力不足を指摘した。

 市民オンブズパースンくるめの小柳光行代表幹事も「処分が甘いといわれても仕方ない。委員会の過半数を身内で固めた結果だろう」と話した。

 また、元副士長が七月に裁判所の略式命令を受けたにもかかわらず、同本部は公表しなかった点についても、小柳代表は「略式命令が出た時点で公表すべきだ。隠そうとしたのではないかと疑念を持たれるのも当たり前」と厳しく批判した。(西日本新聞)


「消防団員手当に不正」団長の市議に辞職勧告−−弘前市議会、決議案を可決 /青森

 弘前市定例議会最終日の5日、消防団の地区団長を務める市議が、団員に分配する手当の扱いに不正があったとして、議員辞職勧告決議案が出され賛成多数で可決された。
 辞職勧告を受けたのは工藤光志議員(53)=自民・木揚会。提案理由などによると工藤議員は、裾野消防地区団長として昨年10月、市から支給された団員の出動手当などの分配金15万9000円を10カ月も遅れて今年8月に分配。また今年4月に振り込まれた42万1000円を7月に分配するなど、疑問が持たれる行為があったという。
 工藤議員は記者会見で「昨年10月の分配金は支払ったと勘違いしていた。また4月の分配金は傘下の分団の書類に記載漏れなどがあり分配できなかったもので、不正ではなく遅配だ。進退については後援会と相談して決める」と話している。【吉谷紘一】(毎日新聞) [10月6日


女性団員を初募集 川口市消防団

川口市消防団(中山謙二郎団長)は男女共生の組織に改めようと初めて女性消防団員を募っている。市内の18歳以上の18人を採用し、9つの支団(分団)に配属。原則として男性と同様の活動をしてもらう。県消防防災課によると、県内の消防団員は今年4月1日現在で1万4987人。うち女性は草加、三郷、幸手市、庄和、吉田町の計40人で増加傾向にあり、男性団員は逆に不足気味という。

 川口市の団員は定数424人のところ欠員が約60人。幹部が対応を協議し、各支団に2人程度の女性を募ることにした。火災予防などの広報活動、防火や救護指導のほか、火災現場に出動することもある。

 三郷市消防団は昨年、女性7人を初めて採用し、この10月に5人が加わる。計12人の平均年齢は36歳。高齢者宅や老人ホームでの防火指導、市民への応急手当て指導など活動の幅は広い。入団の動機に社会貢献を挙げる女性が多いという。
(9/22)


民生委員旅行に補助金、徳島・藍住町長らに返還命令

徳島県藍住町の堀江長男町長らが、民生委員の研修旅行に補助金を支出するなどしたのは「違法な公金支出」として、オンブズマン県民会議藍住支部長の浜義一さん(64)が、堀江町長らに補助金など約536万円の返還を求めた住民訴訟の判決が14日、徳島地裁であり、村岡泰行裁判長は「実質的には観光旅行で、公益性がない支出は裁量権の逸脱」として、堀江町長に約500万円の返還を命じる判決を言い渡した。

 判決によると、堀江町長は1998年8月31日から4日間、同町の民生委員39人が実施した北海道研修旅行に同町職員3人と参加。利尻島や礼文島などの観光地を回り、最終日に1時間半、旭川市内の知的障害児保護施設を視察した。同町長は、民青委員への補助金約430万円と、職員らの旅費約70万円を町予算で支出していた。

(9月14日18:29)読売


2001.7.30消防団員を放火で逮捕、十数件犯行ほのめかす

警視庁八王子署は29日、八王子市楢原町、土木作業員土居輝男容疑者(28)を非現住建造物等放火の疑いで逮捕した。

 調べによると、土居容疑者は、昨年8月10日未明、同市川口町の木造倉庫に火をつけ、約16平方メートルを全焼させた疑い。土居容疑者は、「むしゃくしゃすると、腹いせに火をつけていた」と供述するなど十数件の犯行をほのめかしており、同署で裏付けを急いでいる。土居容疑者は地元の消防団に所属していた。

 同市北西部では、昨年1月ごろから、放火事件が約60件発生。これらの現場に土居容疑者が頻繁に姿を見せていたことから、同署で29日に任意で事情聴取したところ犯行を認めた。

(7月30日12:03)


森林失火容疑で男性を書類送検

男鹿市の寒風山で今年4月に発生した山林火災で、男鹿署は25日、近くで野焼きをしていた同市の無職男性(76)を森林法違反(森林失火)の疑いで男鹿区検に書類送検した。男性は火の不始末を認めているという。

 調べによると、男性は4月10日午前11時35分ごろ、男鹿市男鹿中滝川の所有地の原野で、枯れ枝や紙くずを集めて焼いた。その際、よく監視しなかったため火が枯れ草に燃え広がり、寒風山「男山」南側斜面一帯の原野や杉林約75ヘクタールを延焼した疑い。男性が気付いた時には、手がつけられない状態だったらしい。

 火災は翌11日午前4時過ぎまで燃え続け、杉8900本(約1170万円相当)を消失。男鹿署をはじめ男鹿市の消防関係者、自衛隊などから約900人が出動する事態となった。

山火事に襲われた寒風山=4月25日

2001年6月28日


元消防団員を放火で逮捕 「消火活動したかった」  岐阜新聞6月25日

 三重県警員弁署は25日、非現住建造物放火の疑いで三重県藤原町本郷、無職近藤正彦容疑者(30)を逮捕した。近藤容疑者は22日まで同町の消防団員をしており、放火現場の消火活動に参加していた。調べに対し「消火活動をしたくて放火した」と話している。調べによると、近藤容疑者は今月17日午前5時ごろ、同町本郷、公務員奥岡久晴さん(51)所有の空き家(木造2階建て、約85平方メートル)の室内にライターで放火し、全焼させた疑い。現場周辺の聞き込み捜査で、夜中に出歩くなど近藤容疑者の不審な行動が分かり、25日同署で事情を聴いたところ放火を認めた。近藤容疑者は5月末から6月24日にかけて発生した、ごみ置き場や倉庫、別の空き家の火災についても放火を認めている。


HPにヌード写真掲載京田辺市の消防団分団  2001.4.29

京都府京田辺市消防団の分団が活動紹介のために作ったインターネットのホームページ(HP)に、女性のヌード写真を掲載していたことが二十八日、分かった。さらにこのHPを介してわいせつな画像が提供されていたことも判明し、田辺署は関心を寄せている。

 京田辺市消防団第二分団第一部が作成したHP。メンバーは十一人で、市職員も三人加わっている。年末警戒や出初め式など分団の活動がパロディー風の文章とともに紹介され、上半身裸の女性の写真一枚が掲載されていた。

 また「パスワードがないと見られません」と書かれたページがあり、パスワードを入手するとさらに露出度の高い画像にアクセスできる仕組みになっていた。

 消防団関係者によると、HPは第二分団第一部の団員でもあるネット接続業者(プロバイダー)が中心になって二年ほど前に作成したという。田辺署はわいせつ図画陳列の疑いがあるかどうか、慎重に捜査している。

 消防団は消防組織法に基づく組織で、団員は非常勤の地方公務員。同第二分団第一部長(37)は「ヌード写真の公開は知らなかった。わいせつ画像は聞いていない。二十七日にHPを休止した」とし、メンバーの市職員(31)は「HP製作にかかわったことはない。仲間同士の悪ふざけのつもりが度を超してしまったかも知れない」と話している。


Eメールで団員召集 鴨島町消防団第1分団

麻植郡鴨島町消防団第一分団(松島清分団長、三十人)が四月から、火災情報を電子(E)メールで分団員の携帯電話に一斉に伝える。発生場所を素早く知らせ、多くの分団員が阿北消防組合(本部・同町上下島)に協力して消火に当たれるようにするのが目的。従来、出火情報は町内に設置されているサイレンなどに頼っていたが、音が聞こえにくかったり、同組合に電話で発生場所を確認する必要があったりして、集合に手間取っていた。同分団は残る十二の分団や同組合にも導入できるよう、町に働きかけを求めている。 

 Eメールでの情報発信は第一分団所属の川真田謙治さん(54)=同町鴨島=が思い付いた。川真田さんがパソコンのメールソフトを使って火災発生場所などを入力。分団員のアドレスを登録した送信先をクリックすると、川真田さんが経営する配線資材卸会社が加入するプロバイダーのサーバーを経由して、全分団員の持つ携帯電話に情報が送られる仕組み。鎮火情報の送信や分団員間の事務連絡のやりとりも行う。現在、十五人の分団員で実際の火災時などで実験を進めている。

 現在、メール機能のない携帯電話を持つ分団員も一部いるため、電話の買い替えを求めている。情報が送られる時間は午前八時半から午後六時までで、それ以外はこれまで通り、サイレンで連絡する。

 町内には五カ所に火災の発生を知らせるサイレンが設置されているが、スピーカーの向きや建物の位置などによって聞こえず、団員でも火災の発生を知らないケースがあった。また、サイレンだけでは詳しい場所が分からず、団員がそれぞれ、阿北消防組合に問い合わせるなどしていた。

 消防業務を担当する鴨島町総務課は「阿北消防組合や他の分団でもこのシステムを導入できないか、相談したい」と話している。


<放火未遂>消防団の服着て消防車見物 18歳少年再逮捕

盗んだ消防士の服を着て建物に火をつけ、消防車が到着する様子を見物していたとして警視庁〇〇署は27日、△△△県××市の無職少年(18)を、非現住建造物等放火未遂容疑で再逮捕した。
調べによると、少年は12日午前2時5分ごろ、自動車部品工場内にあった廃材に火をつけた疑い。
少年は消防団の制服を着て、消防署員に「ごくろうさん!」などと声をかけていたが、同市内の消防団の無線機2台を持っていたため、窃盗容疑で逮捕されていた。
少年は自動車運転免許取得のため教習所で合宿中だった。
少年が合宿に入ってから8回にわたってうその119番通報があり、駆けつけた消防署員がそれぞれの現場で消防団の制服を着た少年を目撃していた。少年の合宿所や自宅から盗品の消防団の制服や帽子が発見されており、
「消防マニア」だったらしい。(1部省略、原文のまま)
           [毎日新聞12月28日] ( 2000-12-28-02:34 )


放火魔なんと元消防団員だった

◆◆ 大阪府高槻、未遂で逮捕 ◆◆

 大阪府高槻市で、新築中の民家に放火しようとしたとして、大阪府警捜査1課と高槻署は21日、高槻市赤大路町の元同市消防団員で食料品店店員の田中孝容疑者(53)を放火未遂の疑いで逮捕した。高槻市西部では1994年から約75件の不審火が発生しており、田中容疑者はそのうち約20件を自供。捜査1課は高槻署に捜査本部を設置し、田中容疑者と一連の不審火との関連を調べている。


◆◆ 「ムシャクシャしてやった」一連の不審火のうち20件を自供 ◆◆

 自ら火を放っては消火活動を行う”自作自演”の消防団員。動機について田中容疑者は「一生懸命働いても生活が楽にならないので、ムシャクシャしてやった」と供述しているという。

 調べでは、田中容疑者は高槻市の消防団員だった昨年10月22日午前3時頃、自宅近くの新築中の3階建て民家に火を付けようと、玄関前に置いていた廃材や木くずの入った袋にライターで火を付け、建物を燃やそうとした疑い。警戒中の警官が火を消し止めた。

 高槻市西部のJR摂津富田駅や阪急富田駅周辺では94年から、深夜に空き家や小屋が燃える不審火が約75件発生。中でも98年からの3年間に集中しており、民家に延焼したり、木材加工所に放火される事件も起きていた。田中容疑者はそのうち昨年と一昨年の約20件について犯行を自供。「もっとやった」とも話しており、捜査本部で全容解明を急いでいる。

 田中容疑者は不審火の現場にたびたび一番乗りして消火活動に参加。同課などの捜査で、深夜の発生にもかかわらず、現場周辺で出火直前に目撃されたり、不審火発生直後に自宅に単車で戻り、再び消火のために出動していたことがあることも分かった。

 市消防局によると、田中容疑者は84年から消防団員。98年頃まで市消防局の阿武野分団内にある八つの班の中の班長も一時務めており、活動ぶりは熱心だったという。


消防不祥事:消防車でファミレスへ 2000.12.04

消防車でファミレスへ 佐賀・出初め式の練習帰り 2000.12.04

佐賀県三田川町の消防団員30人が消防出初め式の練習の帰り、町内のファミリーレストランへ消防車で乗り付け、制服のままビールを飲んで打ち上げをしていたことが4日分かった。

 関係者の話では、打ち上げに参加したのは、町消防団の第3分団2部18人と第4分団2部12人。3日午前7時から9時半まで三田川小学校グラウンドで練習をした後、レストランへ消防車2台と乗用車1台で乗り付け、午前10時から11時ごろまで飲食した。車の運転者は飲酒はしなかったという。消防車の格納庫がレストランから1〜2キロ離れており「火災時などすぐ出動できるよう」に乗り付けたという。

 住民からの苦情で知った重松正行・町助役が3日午後、打ち上げに同席した第3分団の馬場茂・副分団長(46)を役場に呼び、事情を聞いた後で注意した。重松助役は「住民から誤解を招く行為は慎んでもらいたい。しかし消防団員は朝食も食べずに練習をしており、慰労の意味もあってビールを飲んだと思う」と話した。

 馬場副分団長は「消防車で乗り付けたのは判断ミスだった。反省している」と話している。 【古賀 亮至】


消火器あっせん:消防団員が注文受け付け 2001.06.01

消防団員が注文受け付け リベート受け取りも 2001.06.01

埼玉県深谷市の消防団の第2分団が、消火訓練などを通じて住民から消火器の注文を受け付け、業者にあっせんしていたことが1日分かった。消防組織法で消防団員は非常勤公務員とみなされ、団や団員名での営利行為を禁じられている。県消防防災課は、消防団が業者からリベートを受け取っていた疑いもあるとみて実態調査を始めた。

 第2分団(15人)は市内に12ある分団のひとつ。関係者によると、同分団は先月27日午前、3自治会(計約800世帯)の集会所など8カ所で、住民約150人が参加した消火訓練を実施した。同県熊谷市内の消防機器販売会社の従業員約10人が同行。終了後、団員が希望者から消火器の注文を受け付け、さらに、団員と業者が自治会内の各戸を回り、消火器の点検をしながら注文を取った。業者によると、1本9800円の消火器が約100本売れたという。

 同分団は、20年以上前からこのような販売行為をしたことを認めている。

 深谷市は、消防団条例で団や団員の名義での営利行為を禁じている。県消防防災課は「仮に団員が業者から金をもらわなくても、業者が利益を得ている以上、営利行為と取れるので問題」と指摘している。

 毎日新聞の取材に対して、ある団員は「消火器の販売で活動費の不足を補った」とリベートの受け取りを認めている。大島利一分団長(40)は「悪質な訪問販売を防いだり、住民からの要望もあって実施した。業者から昼食の弁当は出してもらっているが金銭は受け取っていない」と話している。

 【山下修毅】

[毎日新聞6月1日] ( 2001-06-01-15:01 )


消防団班長を逮捕 東京・日の出町 警視庁 2000.07.26

警視庁捜査1課と五日市署は25日夜、東京都日の出町大久野、元同町消防団班長で土木作業員、岩崎英和容疑者(28)を放火容疑で現行犯逮捕した。同町内では昨年12月から、空き家などを狙った放火事件が二十数件発生しているが、岩崎容疑者は「すべて自分がやった」と関与を認めているという。

 調べでは、岩崎容疑者は25日午後9時55分ごろ、同町大久野のスーパー「アサノマーケット」にライターで火を付け、木造平屋建て店舗兼倉庫約153平方メートルを全焼させた疑い。出火直後、スーパー裏から乗用車で走り去った岩崎容疑者を警戒中の捜査員が発見し、自宅で消防団服に着替えて出動しようとしたところを逮捕した。

 同課は「いつも現場に一番乗りで駆け付ける消防団員がいる」という情報から岩崎容疑者をマークしていた。岩崎容疑者は1990年4月に同消防団に入ったが、逮捕を受けて25日付で懲戒免職処分になった。「借金が返せずイライラして火を付けた」と供述しているという。


放火:容疑の37歳消防分団員を逮捕、不審火数件も 2001.02.07

福岡県警筑紫野署は7日、同県太宰府市で6日夜起きた新築中の住宅の火事で、筑紫野市石崎、会社員で消防分団員、江里口次佳(つぎよし)容疑者(37)を非現住建造物放火容疑で逮捕した。江里口容疑者は、筑紫野市と隣接する太宰府市で1月31日から続いた不審火7件うち数件についても容疑をほのめかしており、追及する。

 調べでは、江里口容疑者は6日午後7時ごろ、太宰府市宰府3の住宅新築現場で、建物の中にあった段ボールにライターで火をつけた疑い。木造2階建て約280平方メートルを全焼し、けが人はなかった。建物は完成間近で窓などにはかぎがかかっていたが、江里口容疑者は荷物搬入のため外されていた玄関ドア部分から侵入したらしい。

 消防車が駆けつけた際、車で走り去った江里口容疑者が目撃され、筑紫野署が筑紫野市内の病院駐車場にいた同容疑者を任意同行し、事情を聴いていた。

 江里口容疑者は筑紫野市消防団山口消防分団に昨年から所属し、数件の不審火現場で熱心に消火活動をしていたという。同分団は通常、筑紫野市内の火事に出動している。


連続放火:元消防団班長を逮捕 2000.07.26

警視庁捜査1課と五日市署は25日夜、東京都日の出町大久野、元同町消防団班長で土木作業員、岩崎英和容疑者(28)を放火容疑で現行犯逮捕した。同町内では昨年12月から、空き家などを狙った放火事件が二十数件発生しているが、岩崎容疑者は「すべて自分がやった」と関与を認めているという。

 調べでは、岩崎容疑者は25日午後9時55分ごろ、同町大久野のスーパー「アサノマーケット」にライターで火を付け、木造平屋建て店舗兼倉庫約153平方メートルを全焼させた疑い。出火直後、スーパー裏から乗用車で走り去った岩崎容疑者を警戒中の捜査員が発見し、自宅で消防団服に着替えて出動しようとしたところを逮捕した。

 同課は「いつも現場に一番乗りで駆け付ける消防団員がいる」という情報から岩崎容疑者をマークしていた。岩崎容疑者は1990年4月に同消防団に入ったが、逮捕を受けて25日付で懲戒免職処分になった。「借金が返せずイライラして火を付けた」と供述しているという。



6月22日 13:54 消防署長殺害訴訟:
松山市の使用者責任を認める 松山地裁


 松山地裁の豊永多門裁判長は22日、松山市消防局中央消防署長を署内で殺害した元消防士、仙波王仁(せんばおうじ)服役囚(27)=殺人罪で服役中=について市の使用者責任を認め、市と仙波服役囚に対し、遺族へ慰謝料、逸失利益など計約4384万円を支払うよう命じた。

 判決で豊永裁判長は、市にも賠償責任を認めたことについて「(事件は)消防署の職務執行と密接な関連がある」と述べた。

 判決などによると、仙波服役囚は同署の消防士だった95年11月28日午前10時ごろ、署内6階で勤務中の新田宜昭署長(当時59歳)の首を電気コードで締めた上、包丁で刺して殺害した。

 妻ら遺族3人は、仙波服役囚が勤務態度などについて署長から度々指導されていたことを逆恨みした犯行と指摘。指導をきっかけに署内で勤務中に起きた事件であり、市には使用者責任があるなどとして、市と仙波服役囚に計約9600万円の損害賠償を求めていた。

 これに対して市は、計画的暴行で市の事業執行には何ら関係ないと主張。仙波服役囚も、署長が凶器となった包丁を持ち出したため事件が起きたなどと争っていた。

 仙波服役囚は1、2審で懲役12年の実刑判決を受けており、昨年1月に上告が棄却され、刑が確定した。 【花牟礼紀仁】

[毎日新聞6月22日] ( 2001-06-22-13:54 )


 
 
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