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八神純子


ライブ
2000年に体験したライブの記録です

八神純子 サマーコンサート 2000

日時
2000年7月28日(金)
会場
やしろ国際学習塾L.O.Cホール(兵庫県、社町)
曲目
1
あしたの私へ
10
GET HERE
2
Little Heaven
11
時を輝かせて
(作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお)
3
トパーズ色の想い
12
ポーラー・スター
4
雨の休日
13
BLUE MOON
5
夜間飛行
14
想い出のスクリーン(GTS ver.)
6
TEARDROPS
15
Puesta der sol
7
THIS MASQUERADE

アンコール

8
みずいろの雨
16
思い出は美しすぎて(Bossa Nova ver.)
9
スカボロ・フェア
(原曲:サイモン&ガーファンクル)
17
Mr.ブルー
感想
7/28の会場周辺の天候はよく晴れていて夏らしい暑い日でした。自分と友人を含めた数人は昼の11時すぎには会場に到着していましたが時間の経過とともにさらにヤガマニア仲間が到着し、久しぶりの再会もあいまって会話がはずみました。そうこうしていると夏の日差しが少し弱まった午後4時すぎに八神さんがタクシーにて会場正面玄関に到着されました。 その場には自分を含めて10数名のヤガマニア達が「入り待ち」状態でいたのでみんなで八神さんをお出迎えして、八神さんを中心に集合写真を撮らせてもらったりしました。 5〜10分ほどそんなやりとりをした後 八神さんはリハーサルのために楽屋へと向かわれましたので、開場までの2時間余をかすかにもれ出るリハの音を聞いたりみんなと八神純子談義をして過ごしました。
そして開場時間の18:30となりチケットを入り口でもぎってもらいホールへと向かう階段を上がりきると、グラスワインのサービスが行われており自分は白ワインをいただきました。(赤ワインとジュースも用意されてました) ちなみにこの時用意されたワインは地元で生産されている物だそうです。
開演時間の10分前となったので着席し八神さんの登場を心待ちにしていると、予定開演時間より10分ほど過ぎた頃にバンドメンバーの矢島マキさん、松下誠さん、西川光子さんが暗転中のステージに登場されて「あしたの私へ」が始まりました。 曲の出だしのア・カペラ部では八神さんの姿は無く声だけが聞こえてきて、楽器による伴奏が始まった後にステージ下手側から緑色の衣装(この時と同じ衣装はこちらで見れます)をまとった八神さんが スポットライトを浴びながら登場されました。
当初は2〜3曲目を続けて歌う予定だったみたいなのですが、1,2曲目が新曲 だったせいか観客の反応がいまいちだったので2曲目を歌い終わった所で 『私達の知らない曲ばっかり歌ってる!と思ってる方のためにここにトークを入れました』と八神さんが話すと、客席の一部から拍手と笑い声がわきおこりました。そして「Little Heaven」と「トパーズ色の想い」についての説明をしてくれました。
「Little〜」は食卓で感じる家族団欒のほんわりとした幸せ、例えるなら 『サザエさん』みたいな世界を一度歌にしたいとのことで作ったそうです。 「トパーズ〜」はアメリカで出来た大親友のジュディーさんと砂漠の中のオアシスの街、パームスプリングスへ女二人旅をした時の思い出を元に作った歌だそうです。その旅では2日間ほとんど寝ないでしゃべりあい、あっというまの時間を過ごして別れ際に『じゃ、また』と言って帰ってきたそうです。 (歌詞の中に海の場面が出てくるのは『パームスプリングスがハワイだったら良いのに...』との願望からとのことです。)
「TEARDROPS」の3コーラス目のあとに『チュ-ル チュチュ チュール♪....』って スキャットがありますけど、これを観客のみんなにマイクを向けて歌わせようとしたのですがいまひとつ声が出ないまま曲が終了してしまいました。 しかしそこは八神さんの『ダメ』の一声から歌唱指導が始まりまして客席のみんなと一緒に歌いなおすといった場面もありました。
今回のコンサートの中で個人的に一番印象に残った曲が「スカボロ・フェア」です。 マキさんのキーボード(エレピ)と松下さん、西川さんのコーラスというシンプルなアレンジだったのですが、それがとてもとても荘厳な雰囲気を醸し出していて、そこに八神さんの清らかで妖艶なハイトーンヴォイスが響き合い、まるで賛美歌のような心に染み入る「スカボロ・フェア」でした。この1曲をLiveで聴けたことだけでもコンサートに来た甲斐があったと断言出来るほど、それはもう鳥肌ものの凄い歌でした。
「時を輝かせて」は某化粧品会社のためにこの年の3月ごろロスで録音した曲で、 八神さん曰く『他人の書いた曲にはケチつけたいのだけど、勢いがあってすごく明るいから素直に好きになった』そうです。 たしかに来生姉弟の作品とは思えない明るくて軽快な曲に思えました。 (路線としてはLittle Heavenに近い感じの曲調だったと記憶しています)
この日の客席はほぼ満席で、客層としては4,50代の地元のおじさん、おばさんが 約7割を占めていたように見えました。 曲の合間でのトークの中に八神さんが何度も「社町」のことを「社市」と 言っておられたので、地元のお客さんが「社町なんやけどなあ」とつぶやいているのが僕の耳には聞こえてましたが、当の八神さんはそんな細かいことには気付かず最後まで「社市」と言ってたのも印象深い出来事でした。
じつはこの日の八神さんは体調がすぐれなくて点滴を打ってから社町に来られたそうです。なので調子が良い時の八神さんを知っている者から見るとちょっと辛そうに感じる場面もありましたが「スカボロ・フェア」など素晴らしい歌を堪能させてもらいました。八神さん、お疲れ様でした。
チラシ    チケット

Key of“J”Special Summer Live 2000

日時
2000年8月11日(金)
会場
JIMMY'S EAT&BEAT (東京、お台場)
曲目
第1部
第2部
1
Star Child
8
あしたの私へ
2
GET HERE
9
Puesta der sol
3
First Love (原曲:宇多田ヒカル)
10
Little Heaven
4
Be My Best Friend
11
雨の休日
5
Scarborough Fair
(原曲:サイモン&ガーファンクル)
12
想い出のスクリーン(GTS ver.)
6
THIS MASQUERADE
13

ポーラー・スター

7
思い出は美しすぎて
-
感想
この日のライブは八神純子Fun Club「Key of“J”」会員限定の催しでした。会場となったJIMMY'S EAT&BEATはアクアシティお台場の4階にあるレインボーブリッジを眺めながら食事の出来るアメリカン・スタイルのレストランです。会場の席につき、まずディナーをいただきながら友人達と会話をしてライブの開始時間までを過ごしました。
「Puesta der sol」のジャケット写真と同じ衣装を着て八神さんが登場し『こんばんは、お元気でした?』というあいさつから始まり、まず1曲目は知ってる人は知っている疑惑の曲「Star Child」でした。無事にジェットが飛んだところでは歓声と拍手が沸き起こり、和やかな雰囲気がさらに和やかになりました。
ワイン好きの八神さんがこの時のお話の中でおすすめのワインを教えてくれました。『アメリカ西海岸に住んでる人ならみんな知ってる「トレイダージョーズ」ってスーパーで売ってるトレイダージョーズ特製ワインが安くて(4ドル位)美味しいから、アメリカに行く予定がある方は是非飲んでみて』ということです。
『みなさんが知っている日本の曲で、私が日本に帰ってくるまで知らなかった曲を歌うというのも面白いと思ったんですよ』ということで歌ってくれたのが宇多田ヒカルの「First Love」です。他のアーティストの曲を八神さんが歌うときにいつも思う(感心する)ことなのですが、ただ上手に歌いこなすだけではなく必ず八神さんの曲にしてしまうことです。
宇多田ヒカルが10代の女の子としての心情を表現しているのに対して、この時の八神さんはもう少し大人の女性としての切なさや強さを表現していたように感じました。
以前八神さんのツアーメンバーとして一緒に仕事をされていた山川恵津子さんと杉山泰さんがスペシャルゲストとしてステージに立ってくれました。そして杉山さんのピアノと山川さんのバッキングボーカルで「Be My Best Friend」(作詞作曲:山川恵津子)を聴くことができました。
この日はファンクラブの集いということで客席のみんなからの質問に八神さんが答えてくれるコーナーや「八神純子カルトクイズ」のコーナーがあったりして歌以外にも楽しませてもらえるなど、終始リラックスしたムードを味わえました。ちなみに質問が採用された人とクイズに正解した人にはサイン色紙(写真付き)がもらえる特典がありました。
ライブが終わり会場を出て階段を降りた所このページの一番左上の写真付近)で友人達10数人と記念写真を撮ったり「よかったねー」などと騒いでいたら、多分ホテルへと向かうために歩いてきた八神さんにまるで子供を叱るような口調で『 いつまでもフラフラしてるんじゃないのヨ!』と叱られちゃいました。ちょっと(かなり)嬉しかったです。
チケット
この時の写真はこちら

24時間テレビinふるさと村

日時
2000年8月20日(日)
会場
安達ヶ原ふるさと村 (福島県二本松市)
曲目
第1部(11:30〜)
第2部(16:00〜)
1
あしたの私へ
1
あしたの私へ
2
思い出は美しすぎて
2
みずいろの雨
3
みずいろの雨
3
Puesta der sol
4
想い出のスクリーン(GTS ver.)
4
思い出は美しすぎて
5
ポーラー・スター
5
ポーラー・スター
6
Puesta der sol
6
想い出のスクリーン(GTS ver.)
TV中継(12:00〜)
7

Mr.ブルー

1
Puesta der sol
8
Little Heaven(アンコール)
TV中継(17:10〜)
1
あしたの私へ
感想
じつはこのイベントが行われることを最初に聞いた時わざわざ福島県まで出向く気は無かったのですが、「一緒に行きましょうよ!」と友人が誘ってくれたので行くことにしました。でも結果的には福島県まで行ってほんとーーーに良かったです!
ライブ前日の土曜夕方に地元局(福島中央テレビ)で放送される24時間テレビのプレ・イベント番組にも八神さんが出演されると事前に聞いていたので19日午後に現地入りし、宿泊先の郡山市内のホテルで友人達3人と『八神さんが出てる〜!』などとアホなこと言いながら、食い入るようにその番組を見ました。 番組内で八神さんが「あしたの私へ」と「想い出のスクリーン」を歌う姿を見て翌日の野外ライブへの期待に胸をふくらませつつ、そのあと皆で夕食に行き会話に興じました。
ライブ当日は午前10時ごろに会場となる安達ヶ原ふるさと村に到着し、まずは良い席を確保すべく会場内の特設野外ステージへと向かいました。あんまりステージに近すぎるのも恥ずかしいしなんだかなと思ったので、最前列の席に座るのはやめて前から3列目の位置に陣取りまして八神さんの出番がくるまで白石さおりミニコンサートなどを見ながら待ちました。(アイドル国宝と呼ばれている人だそうで、300mm,f=2.8クラスの望遠レンズを構えたファンの方々が写真を撮っていたのが印象的でした)
午前11時半頃にタンクトップにジーンズというカジュアルな出で立ちで八神さんが登場し、待ちに待った第1部のステージが「あしたの私へ」から始まりました。まず3曲を続けて歌われてから司会の方とのトークをはさみ、さらに3曲を続けて歌うという構成でした。
なんといっても野外で聞く八神さんの歌声は格別です!ホールなどの屋内で聞くのも良いのですが、スケールが大きくて遠くまでよく通る澄み切った八神さんの声は壁や天井等さえぎる物のない青空の下で聞くと開放感溢れてすっごく気持ちが良かったです。
第2部では第1部の時よりもたくさんの観客が集まり、とっても"熱い"ライブの始まりとなりました。 八神さんは第1部とは異なる衣装で登場してまず2曲続けて歌い、司会の方とのトークを挿んでさらに2曲を歌い終わったところでメンバー紹介となりました。マキさんを紹介した次に西川さんの紹介となったのですが、八神さんが『今言っちゃわないほうがいいかなって思ったけど、次の曲(ポーラースター)の間奏部で彼女が音大出身のハイトーンボイスを披露するから今ついでに紹介します』みたいな言葉で紹介してしまったので、西川さんはプレッシャーをかけられつつ苦笑いしてました。(『ゴメン!』と八神さんフォローしてました)

6,7曲目がアップテンポなヒットナンバーが続いたことや、アルコールの入った観客が多かった(?)事も理由かもしれませんが『マコトー!』とかけ声がとんだりして会場はとっても盛り上がりました。そして第2部最後の曲となるはずだった「Mr.ブルー」が終わったところで司会の方が『八神さんお願いがあるんです、これで終りにしないで欲しいんですけど...』と言うと、客席から盛大な拍手と『アンコール』の大合唱となりまして、それに応えた八神さんが『本当にいいんですか?私は歌いたいですヨ』ということで「Little Heaven」を歌ってくれました。

この度は八神さんの天へ突き抜けるがごとく澄みわたる歌声を野外で聴けてとても幸せでした。
それからこの夜友人達と行った夕食(焼肉)も昼間見たライブの話などで盛り上がり、とっても楽しかったです。
チラシ
この時の写真はこちら

リズム・ロジック featuring 八神純子

日時
2000年8月23日(水)、25日(金)
会場
スイートベイジル STB139 (東京、六本木)
出演
Michael White(ds)、Dwayne "Smitty" Smith(b)、Michael O'niell(g)、Dan Siegel(key)
Junko Yagami(vo)
曲目
1
Midnight Conversations
9

What Gives (Dan Siegel曲)

2
Tuesday Love
10
Never Too Late (Michael O'niell曲)
3
You Know I Will
11
Bass Solo 〜 Rhythm Method
4
Call Me Tonight
12
I Ain't Lyin' (Michael O'niell曲)
5
鼓動のララバイ(vo:Junko Yagami)
13
Drunk On Love(vo:Junko Yagami)
6
なのにあなたがほしくて(vo:Junko Yagami)
アンコール
7
みずいろの雨(vo:Junko Yagami)
14

Get Here (vo:Junko Yagami,25日のみ演奏)

8
Full Speed
15
From The Hip
感想

この時出演したリズム・ロジックのオリジナル・メンバーはマイケル・ホワイトとドゥエイン・スミスの二人で、残る二人はスケジュールの都合から来日出来なかったようです。でもマイケル・オニールとダン・シーゲルという凄腕の二人がサポートメンバーとして出演してました。
この時はじめてマイケル・オニールの名前を知り演奏を聴いたのですが、そのかっこ良くてラテン系なノリのプレイ・スタイルに惹き付けられてファンになりました。(ライブ終了後彼のCDを購入しサインしてもらっちゃいました!)

23日は運良く最前列の席に座れましたので演奏者の表情や手さばきを良く見る事ができましたし、至近距離の八神さんに緊張しながら八神さんを見上げるような姿勢で歌を聴きました。
そしてステージに向かってやや左側のドラムセットに近い席だったのでバスドラムから軸上約3mの位置に自分の顔があったのですが、マイケル・ホワイトが力強く踏むバスドラムの穴からの風圧を頬に感じることもできました。(ちなみに25日はNHKのテレビカメラが入っていたので、映ると恥ずかしいから客席フロアーの中央あたりの席に座ってました)

いやー「鼓動のララバイ」をリズム・ロジックの伴奏で聴けるとは当初想像していなかったので、八神さんが歌う1曲目として「鼓動のララバイ」のイントロが流れだしたとたん興奮で体温が上昇したような感覚がしました。そしてハイレベルなプレーヤー同志が演奏する時に感じられる心地よい緊張感が漂うなかで、1フレーズ・1フレーズを大切に感情込めて歌う八神さんの姿にシビレてしまいました。 それまでCDでこの曲を聴いていた時には感じなかったのですが、この時聴いた『不思議だわ・・・・・傷つく事さえも 』というフレーズには八神さんの母親としての力強さを僕は感じました。そしてこの時以来CDやMP3でこの曲を聴く機会が増えました。

「なのにあなたがほしくて」はまるでリズムロジックのオリジナルナンバーであるかのようにしっくりとした演奏でした。(アルバムでドラムをたたいてるのもマイケル・ホワイトですから当然とも言えますけど)
「みずいろの雨」を演奏してくれるのならアルバム「so amazing」バージョンで個人的には聴きたかったのですが、この時のアレンジはシングル・バージョンに近いものでした。でもそこはリズムロジックによるアレンジですから「みずいろの雨」がスピード感あふれるロック・テイストな曲になっていて、しっとりした感じではなくカラッと乾いた雰囲気の「みずいろの雨」でした。(この時のギターソロがかっこよかった!)

「Drunk On Love」はCDで聴いていた演奏よりもリズム・セクションが前面に出ていて派手でしたが僕はこの時の雰囲気の方が好きです。やはり観客の前だとプレーヤーもエキサイトしてくるのでしょうね、八神さんの歌も瑞々しくてソウルフルでした。

「Get Here」は最終日のみの演奏だったのですが、これがまた最高に素晴らしいものでした。観客のひとりひとりに一言一言を語りかけるかのように歌う優しく温かい声にジーンときまして、八神さんのファンでよかったなあと感じた一瞬でした。
またリズム・ロジックが来日した時に都合がつけばライブに行きたいと思っています。
チケット  チケット
このとき(8/25)の模様が2000年9月26日AM3:00〜4:15に「リズム・ロジック With 八神純子」としてNHK BS-2で放送されました

第36回 湯河原町音楽会 八神純子クリスマスコンサート

日時
2000年12月17日(日)、15:30(開場)、16:00(開演)
会場
湯河原観光会館 (神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566 )

 

曲目

リスト提供
Mr.Ryo
(Thanks!)

1
THE FIRST NOEL(アカペラ→ピアノ伴奏)
10
GOD REST YE MERRY GENTLEMEN
(純子さん除く)
2
THE CHRISTMAS SONG
11
SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN
3
あしたの私へ
12
ANOTHER PAGE
4
みずいろの雨
13
想い出のスクリーン(GTS ver.)
5
Take me to the sky
14
ポーラー・スター
6
せいたかあわだち草
15
セニョリータ
7
My cherie amour(原曲Stevie Wonder)
アンコール
8
If it's magic( 同上)
16
思い出は美しすぎて
9
GOLDEN LADY(同上)
17
SILENT NIGHT, HOLY NIGHT(全員のアカペラ)
感想
数年前に熱海には訪れたことがありましたが湯河原にはこの時初めて行きました。車で出かけたんですけどちょっと早く到着したので時間つぶしがてら近辺の観光スポットを巡る事にしまして、真鶴半島で朝日を見たり大観山に上がって芦ノ湖と富士山を眺めたり写真撮ったりしてました。適当に時間をつぶしてから会場に戻り車を止め、せっかく温泉街に来たのだから温泉に入ることにしまして『こごめの湯』という所に入りました。『こごめの湯』は会場の湯河原観光会館から100mほど坂を上ったところにあり、この日はコンサートチケットを受付に提示すると入浴料を町民価格に割引きしてくれるという粋なはからいがありました。
今回のコンサートは全席自由席ということでしたので、良い席を確保すべく午後1時ごろから友人達と並びました。開場時間が近づくごとにその列は長く伸びていき、最終的には会場の外にあるバス停あたりまで到達してましたから80〜100mぐらいの長さになっていたと思います。(早めに並んでて良かった!) あらためて八神さんの集客力にびっくりです。
予定時間より少し遅れて開場となり入口で係員にチケットをもぎってもらい入場し、前から2列目の席につきました。しばらくして客席の照明が落とされ、ステージにバンドメンバーの方々がスタンバイし、クリスマスらしく「THE FIRST NOEL」からコンサートが始まりました。その後ところどころにトークをはさみながら全17曲を歌われました。(この日は八神さんの歌が凄すぎて興奮しっぱなしだったのであんまりトークの内容は憶えてないです)
生で「せいたかあわだち草」を聴くのは初めてでしたが、やっぱりこの曲も八神さんの作品らしくていいですねえ。八神さんの初期の作品はまるで晩冬の縁側に差し込む陽射しのように優しく暖かい雰囲気があって叙情的なところが好きです。
コンサートが中盤にさしかかったところでは『自分の曲だけじゃなく他のアーティストの曲を歌ってみるのもいいでしょ』みたいなことを言われてスティービー・ワンダー作品を3曲歌われたのですが、その1曲目の「My cherie amour」では『簡単なメロディーだから皆さんにも歌ってもらいましょう!』ということで「ラーラーラーーラーラーラー♪」と歌詞の無いスキャットの部分だけを観客みんなに歌唱指導してから曲が始まり、スキャットの部分は僕らも歌に参加しました。(こういう演出は楽しいから好きです)
いつもなら「ポーラースター」間奏部にある「WooーWooーWooーWooー♪」という高音のパートはバッキングボーカルの方が歌っているのですが、この日は調子がよくて余裕があったのでしょうか八神さんもそのハイトーンボイスを聴かせてくれました。
この日一番強く印象に残ったことは八神さんの声の調子がめちゃめちゃ良かったことです。じゃあ今までは調子良く無かったのかというとそういうことでは無くて、いつもなら最初は80%ぐらいだけど数曲歌っているうちに100%の調子になってくる八神さんがこの日は1曲目から120%ぐらいの凄さだったのです。その後もどんどんパワーを増していく強烈な声の力によって僕は興奮しっぱなしでした。できることならこのまま何時間でも歌い続けていて欲しいといつにも増して思うほど、さらに進化し続けている八神さんの素晴らしいコンサートでした。
チケット

八神純子 クリスマス FUN Night

日時
2000年12月25日(月)、18:00 Open 、20:00 Start
会場
スイートベイジル STB139 (東京、六本木)
曲目
1
THE FIRST NOEL
12
ANOTHER PAGE
2
THE CHIRISTMAS SONG
13
想い出のスクリーン (GTS ver.)
3
あしたの私へ
14
I'm A Woman
4
みずいろの雨
15
ポーラー・スター
5
愛の炎 THE FLAME OF LOVE
16
タイトロープ
6
Take me to the sky(feat. John Stanely)
17
パープルタウン
7
My cherie amour (原曲Stevie Wonder)
18
セリョリータ
8
If it's Magic (同上)
アンコール
9
HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE X'MAS
(Piano solo&T.Sax solo,Vocalなし)
19
思い出は美しすぎて
10
GOD REST YE MERRY GENTLEMEN
(feat. John Stanely、純子さん除く)
20
SILENT NIGHT, HOLY NIGHT(アカペラ)
11
SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN
-
感想
松下 誠さんが奏でるアコースティックギターによるオープニング・メロディーにのって八神さんがステージに登場し、ギター1本だけの伴奏による「THE FIRST NOEL」からこの夜のライブは始まりました。この日も八神さんは1曲目から絶好調でして、第一声から客席全体が優しく包み込まれたような感覚を覚えました。 そしてこの日はできるだけ歌を楽しんで下さいということで、トークは少なめで畳み込むように多くの曲を歌われました。
この日すごく興奮したことは「Take me to the sky」でジョンさんが久しぶりに八神さんとデュエットしてくれたことでして、思わず鳥肌が立ちました。まさかジョンさんがステージに上がってくれるとは考えていませんでしたので思いがけない出来事に喜んでしまいました。以前八神さんに出したファンレターに「またコンサートでジョンさんと共演して欲しいです」と書いた事がありましたが、その願いが叶って嬉しかったです。それにしてもこの曲も名曲です、CDで聴くよりも数倍迫力を感じました。
各客席のテーブル上にローズマリーの小枝が置かれていたのですが、八神さんが最前列のテーブルからその小枝をちょっと拝借してローズマリーについて話をしてくれました。ローズマリーの香りには人を元気にする効果があるそうで、八神さんの自宅(アメリカ)の周りにはローズマリーがいっぱい植えられているせいかジョギングをして帰ってくるとすっごく元気が出るんだそうです。
湯河原でのコンサートと同じようにこの夜も「My cherie amour」では観客のみんなも『ラーラーラーーラーラーラーー♪』とスキャットの部分を合唱しました。
「SANTA CLAUS IS COMIN' TO TOWN 」では衣装を変えた八神さんが2階客席から登場して客席をぐるっとまわりながらステージに戻ってくるという演出がありました。最初"声はすれども姿は見えぬ"状態で多くの観客がキョロキョロしていると『ここだよ!』と八神さんが言ってくれて僕も気付くことができました。そして八神さんが2階客席からステージに戻ってくるあいだに握手してもらう方やプレゼント・花束などを手渡す方がいらっしゃいました。
八神さんが幼稚園に通っていた時にクリスマス劇を演じたことがあったそうで、そのとき幼稚園の先生から「純子ちゃんはマリアさまをやりましょうね」と言われマリア役を演じたそうです。
(ちょっぴり誇らし気に語っておられました)
八神さんの作品の中でクリスマスソングの定番と言えば「ANOTHER PAGE」ですが、もちろん今年もこの季節にこの曲が聴けました。そして久しぶりに「I'm A Woman」も聴けたのですが、この曲を聴くと思わず中野サンプラザでコンサートしていた頃のように座席から立ちあがりたくなる衝動にかられるのは僕だけでしょうか?

この日のステージには山川恵津子さんがコーラス隊の一員として出演されていまして、「ポーラースター」の間奏部にある「WooーWooーWooーWooー♪」という高音のコーラスパートではその美声を聴かせてもらえました。(シングルやアルバムの中でこのパートを歌ってるのも山川さんです)そして「ポーラースター」を歌い終わったところで八神さんが山川さんの紹介をされました。

アンコール1曲目の「思い出は美しすぎて」はこのところお馴染みの松下さんのアコースティックギターをフューチャーしたボサノバ・バージョンでして、この日はそれにテナーサックスがプラスされた形の演奏でした。
その演奏のあと周囲を見回しながら『こうやって探してみたらねジョンがいないのよ』という八神さんの問いかけに『いますよ!』と言ってジョンさんが再び登場しジョンさんを紹介されました。そして『色んな人にサポートしてもらってきたのですけど、やっぱり一緒に暮らしているジョンとしては大変だと思うけどこれからもよろしくね』 と八神さんが喋っていた時のお二人の表情が印象的でした。
そして最後はバンドメンバーの方達とのアカペラによる「きよしこの夜」(はじめ英詞、途中から日本語詞)でクリスマスの夜は締めくくられました。 また来年のコンサートが楽しみです。
チケット
この時の写真はこちら




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