未成年警察官が飲酒や喫煙　岐阜県警察学校、口頭注意

　岐阜県警察学校（同県関市）で訓練中の未成年の警察官７人が５月下旬、岐阜市内のカラオケ店などで飲酒や喫煙をしていたことがわかった。同警察学校は今月２１日、同席していた計１１人の警察官を口頭で注意した。

　同警察学校によると、１１人はいずれも当時は未成年。市内の同僚宅でバーベキューをし、７人がビールや韓国酒マッコリを飲んだり喫煙をしたりした。その後、市内のカラオケ店に行き、４人が喫煙し、１人は飲酒もした。

　１１人はいったん同僚宅に戻り、翌朝、飲酒した１人が車を運転して帰宅した。この警察官は「酒を飲んで６時間たったから大丈夫だと思った」と話している。

　１１人は昨年４月に県警に採用され、各警察署で実習を受けて今年５月から、「初任補修科」という訓練を同警察学校で受けていた。学校側が６月上旬に実施した生活指導の面談で問題が発覚。警察学校は「未成年でしかも警察官。襟を正し再発防止に努めたい」としている。

（中日新聞）