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2011年6月29日(水) 19:30 |
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岡山空襲から66年、戦没者追悼式
空襲のとき10歳だった人が、76歳になっていることになります。 66年前の29日の記憶を風化させないようにと、岡山市では、戦没者追悼式が営まれるなど、平和への祈りに包まれました。
岡山市街地が戦火に包まれたあの日から、66年。 岡山市中心部の公園には、追悼の音色が響きます。 1945年6月29日未明の岡山空襲では、市街地の大半が焼失し、1700人を超える尊い命が失われました。 参列者は高齢化し、当時の様子を知る人も徐々に少なくなっています。 岡山市民会館で行われた戦没者追悼式には、約1600人が参列し、空襲の犠牲者や、遠く離れた戦地で命を落とした人々の冥福を祈りました。 焦土からの復興を遂げた岡山市中心部商店街には、多くの市民の平和の願いが飾られています。 毎年6月29日に開かれる、岡山市の平和講演会です。 俳優の紺野美沙子さんが、少女の戦争体験を描いた童話、「ミサコの被爆ピアノ」を朗読で聞かせました。 戦争を風化させず語り継ぐ、それが残された私達の課題です。
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