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【サッカー】MF阪口、「何が何でも勝ち点3」 あすメキシコ戦2011年6月30日 紙面から 【レーバークーゼン(ドイツ)原田公樹、浜田恵子】女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会1次リーグB組第2戦のメキシコ戦を2日後に控えた日本代表は29日、ケルン市内で約2時間にわたって調整した。攻守の要となるMF阪口夢穂(みずほ、23)=新潟=は「(メキシコ戦は)何が何でも勝ち点3獲得」と断言し、2連勝で強豪のイングランド戦前に準々決勝進出を決めると誓った。 ◆目先の試合集中阪口は「あっ、ほんまやぁ」と気がつかなかったといった様子で笑いだした。「メキシコに勝てば準々決勝進出だけど?」と話を振ったときだ。ただ直近の、目先の試合に勝つことだけを頭に入れていたため、その先のことは頭から抜け落ちていたようだ。 メキシコ代表には知り合いがいる。2009年に米女子プロサッカーのインディアナでプレーしたときのチームメート、初戦のイングランド戦でゴールを決めたFWオカンポだ。 「(オカンポは)右足で蹴れるイメージはなかったんですけど…」 強豪・イングランドと勝ち点1を分け合う価値ある同点ミドル弾を放った旧友の活躍を自分のことのように喜んだ。 メキシコの特徴は既に頭にたたき込んである。「ニュージーランドと違って、そんなには(ロングボールを)蹴ってこない。ただドリブルとかパスが上手。(日本が陣形を)セットした状態なら(攻められても)大丈夫だけど、攻め込んだあとのカウンターが怖い。シュートで終わるようにしたい」と注意点を挙げた。 阪口は「何が何でも勝ち点3。内容がついて来たら、もちろんいいですけど、まずは結果にこだわりたいです」。その視界には2連勝しか見えていない。 (原田公樹) PR情報
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