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【大リーグ】

松井は500号へ秘密兵器投入 新調スパイク、二塁打で勝利呼ぶ

2011年6月30日 紙面から

 日米通算500号達成に向け新兵器投入だ。松井が、28日のマーリンズ戦から新スパイクを導入したことが分かった。

 「前(去年)の形に戻した」という新スパイクはかかと部分が少し高くなり、黒のソールが白地のスパイクに映えるデザイン。試合前の打撃練習では新スパイクを履き、快音を響かせるなど早速試運転を済ませた。この日の実戦での着用は見送られたが、500号達成を前に新たな武器を手に入れた形だ。 

 試合では唯一の点を演出した。2回先頭で迎えた第1打席。外角低めの難しい球を左翼線へと運び二塁打を放つ。「難しいスライダーについていった。落ちたところが良かった」。3試合ぶりに放った長打で出塁した松井は三進後、スズキの犠飛で生還。貴重な決勝のホームを踏んだ。

 一方、敵地での交流戦のみと思われていた外野守備がリーグ戦再開後も続行が決まった。メルビン監督代行は「1日から3日のDバックス戦のどこかで、カーターをDHに入れ、マツイに外野を守ってもらう」と明言。地元のファンにも左翼・松井の姿をお披露目することになる。新スパイクという武器を手に入れ、本拠地での守備も確約された今、待たれるのは王手をかけている日米通算500号のみだ。

  (オークランド穐村賢)

 

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