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イギリス旅行記 その2

2日目 5月23日(金曜日)

「ピクウィックス・ゲスト・ハウス」にて、朝起きる。
夜にいれたコーヒーに口つけないまま寝こけてました。

食事して車でオックスフォード市内の中心へ。

オックスフォード
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さすがに町並みが綺麗です。

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ずいぶん凝った渡り廊下。
多分ここも学校(カレッジ)だと思うのですが、なんとなくイタリアを意識しているような。
わりと新しそうですね。19世紀に入ってからのものでしょうか。
(とか言って全然違ってたらどうしよう)

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まずはボドリアン図書館へ。
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Bodleian Library
http://www.ouls.ox.ac.uk/bodley
中世末期、ゴシック建築の美しい大学図書館です。

図書館!図書館!
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いやもちろん事前の予定表で見てはいたのですが、いざLibraryという文字列を見ると心躍るものがありますね。

ここで10時30分からのガイドツアーに予約して参加。
1日に何回か行われているようで、これに申し込まないと上階に上がれないそうです。
定員は大体15名位でしょうか。
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まずここのホールに集まって説明を聞くことに。

・・・・・・(説明中)・・・・・・

うわーもう解んないリコさんがメモとってるよ後で聞こう。
なんとなくこの図書館の成り立ちとか建築様式について話してくれているのは解るのですが、大事なところがすっかりさっぱり聞き取れず。
旅行前に一個でも多く単語を覚えておくんだったと思いました。

勉強している人たちがいるので絶対に音を立てないように、という諸注意の後、階段上ってデューク・ハンフリー図書室へ。

おおお・・・
何というか図書館がこんなだったらいいな、というのをそのまま再現したような、時代を感じる木の艶と適度な装飾と、静かで非常に美しい図書室。
ちょっと小さめでしたが、そこがまた。

ちなみに今では当たり前のようになっている図書館のギャラリー(2階通路)が初めて作られたのがここだそうです。

ゲートがあって奥には入れないので、カウンターのあたりで説明を聞く。
みんな寄って寄って、と、ダマのようになりガイドさんはヒソヒソ声に。
本当に学習室にこっそり忍び込んで中を見させてもらう感覚です。

ガイドさんに連れられて隅の一角へ行くと、中世の頃の鎖付きの本が保存されていました。
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うわーこれが鎖付きの本かー!本物だーうわー!
と鼻息荒く大興奮してたら気配を察したのか、前に立っていたご夫婦が良く見えるように場所を譲ってくれました。
ほんとすみません、ありがとうございますということで、お言葉に甘させて頂く。
(しゃべっちゃいけないのでここまで無言ですが)

中世の終わりの15世紀には、ある程度蔵書数のある図書館では、盗まれたり置き場所が変わったりしないように本が鎖でつながれていました。
17世紀には廃止されるようになりましたが、なんだかんだ18世紀末までは普通にあったようです。
この辺の話に関しては
『本棚の歴史』 ヘンリー・ペトロスキー/池田栄一訳 白水社
という本に詳しく載っていますので興味のある方はぜひ。

本を読むには窓のそばでこういう風に読んで、読み終わったらこういう風に戻して、本棚の間はこのくらいの幅しかなくて、という事を身振り手振りを交えながらヒソヒソ声で説明してくれるガイドさん。

すっかり堪能して下の受付まで戻ってきたら、案内係らしいお姉さんに「アーユーなんちゃらエンジョイ?」と聞かれたので「オーイエス!すごく楽しかったです!」と日本語で答えてしまう。
大丈夫、気持ちは伝わったよ!ほらお姉さんも笑ってるし!

多少苦笑っぽいような気がしないでもありませんでしたが。

この後ミュージアムショップでパンフレットなどを買う。
予定よりちょっと時間が押しているとのことで、急いで次の場所へ。

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すごい自転車。なんとなく御茶ノ水っぽい雰囲気。
2005年にあった同時爆破テロ以来、ロンドンでは自転車通勤する人がものすごく増えたそうですが、ここにもその影響があるのかないのか。
学生街だし、多分元からこうなんだとは思いますが。

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クライスト・チャーチ
Christ Church
http://www.chch.ox.ac.uk/
ボドリアン図書館から歩いてちょっと行ったとこにあるクライスト・チャーチ・カレッジ。
大学ですが、内部に大聖堂もあったりと、中世ゴシック建築の美しい建物です。

・・・のはずが見直したらこんな写真とか
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(石積みの感じが撮りたかったのだと思われる)

こんな写真ばっかりでした。
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(格子と窓の収まりが撮りたかったのだと思われる)
天井のアーチが綺麗な場所なのに!

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このあたりでなんとなく雰囲気が分かるでしょうか。
(でもやっぱり壁とか床とか階段とかに気がいってますが)

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中庭から見たところ
ここに毎日通う気持ちはどんなものかと思います。

クライスト・チャーチ大聖堂
Christ Church Cathedral

入ったところの受付で日本語の案内ペーパーをもらう。
案内ペーパーは各国語で10言語以上あったような。

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ものすごく観光地とはいえやっぱり教会なので、ちょっと写真撮るには抵抗がありましたが、非常に大きくて立派な教会です。

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エリアによって雰囲気がまったく違い、3つほどの教会をくっつけたような作りです。


大食堂などは入れませんでしたが、公式サイト「Christ Church Images」 に写真が沢山載っています。映画『ハリー・ポッター』の食堂や階段はここで撮影されたそうです。

360°カメラなんかも。(要 QuickTime)「Christ Church Virtual Tour

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ちょっと長くなってきたので、この辺で次回へ。

イギリス旅行記 その1

1日目 5月22日(木曜日)

漫画でも1ページ目に何を持ってくるかは結構悩みます。
どこから始めたものかと思いましたが、今回はページ制限はないので家を出たとこから書いてしまう事とする。練ってないネームのような出だしですがまあいいや。

おうちをでたらえんそくです!!

今回のメンバーは、村上リコさん、リコさんの相方の猫丸さん、私の3人です。
というわけで朝7時に新宿駅で待ち合わせ。
家では軽いと思ったスーツケースが駅の階段では結構重くて、さらに重くなる予定の帰国時を考えてちょっと恐ろしくなりましたが、そんな先の事は考えないことにして忘れる。
忘れるのだけは得意です。

電車!電車!成田エクスプレス!
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とか言ってはしゃいでたらリコさんに窓際を優しく譲ってもらいました。どこの小学生ですか。

「エクスプレス」とか「特急」とか「新幹線」とかのスペシャルな電車はいいですね。
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車内販売のおねえさんも来るし!

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というわけでコーヒーを買いました。

お前はコーヒーが好きなんじゃなくて車内販売のおねえさんから何か買いたいだけだろ!
とか言わないで下さい。どっちも好きなんだ!!

テンション高いのは飛行機で寝ればいいやと思って徹夜したからです。
聞いたらリコさんもあまり寝てなかったとかで2人して大あくび。

成田空港へ着く。
そこから搭乗手続きとかそういうアレコレがあるわけですが、まあそのへんはパス。
制服も撮れませんでしたし。


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かくしどりに失敗でブレブレ。わるいことをしてはいけませんね。

(そういえば飛行機内で最初に流れる安全器具などの諸注意映像が、ヴァージンアトランティック航空では3Dアニメで、しかもなんだか笑いも混ぜてて妙に出来が良かったです。どこかに動画で落ちてないものかと探したのですがちょっと見つからず。残念。)
追記:ありました。でも日本語版は無い様。


というわけでイギリスに着きましたとさ!(唐突)
徹夜作戦が効を奏したのか、乗って寝て起きたら着きました。

今回の旅行は猫丸さんが国際免許と現地で使えるカーナビを入手したとの事で、レンタカーを借りての移動です。
ターミナルで駐車場までの送迎バスを待ってる間、おおなんだかいい空だ!とバシバシ撮りまくる。
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最近雲のトーンを削る時の参考にするため、空の写真を出来るだけ撮るようにしているのを思い出したわけなのですが、もうちょっと他に撮るものがあったのではなかったか。
(この旅行記で使おうとしたら、ヒースロー空港の写真を1枚も撮ってなかった事に気がつく)

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何かが降りてきそうな空に。

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飽きて鳥とか。観光バスの運転手さんにお菓子のくずをもらってました。
綺麗な羽色の、ムクドリの仲間っぽいですが何て名前の鳥でしょうか。

ところがいくら待っても迎えのバスが来ない。
他のバスはばんばん来てるのに目当てのバスだけ来ない。
一時間以上待って、どう考えてもこれはおかしいとリコさんが受け付けカウンターまで戻って聞いてくることに。

ほどなく向こうの方から帰ってきたリコさんがあっちあっちと反対方向を指さす。
「ゲートナンバーが変わってたのを(受付の人が)忘れてたんだってー」
うお。

正しいほうに行ったらすぐに来ました。


というわけで借りたレンタカー。おお、かっこいい。
と言うと、さも私も受付カウンターまで行ってハローの一言でも言ったかの様ですが、ここまで私は荷物番のみで何もしていません!とんだツアー客だ!
いやしかし、私の怪しいどんぶりヒアリングよりはリコさんの方がはるかに正確で会話能力も高いし、道路事情とかは猫丸さんのほうが詳しいし、みんなのにもつは私がまもるよ!

車に乗って今日の宿の場所、オックスフォードへ。
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すごく適当な地図

オックスフォードと言えばケンブリッジと並ぶ名門大学町です。
この二つを称して「オックスブリッジ」と呼んだりもします。
早稲田と慶応で「早慶」と呼んだりするみたいなものですね。
その昔私は「オックスブリッジ」という大学があるもんだと思ってましたよ。
いつぐらいまでかは恥ずかしいので言えませんが。
『エマ』の連載は始っていた事だけ言っておきます。うわあ。

『エマ』でもアーサーが進んだ大学として名前だけ出しました。
イートン校出身だと本当は姉妹校であるケンブリッジのキングス・コレッジに進むのが普通なのですが、当時のケンブリッジは数学重視の学校だったので、法律勉強するんだったら神学中心のオックスフォードかなあと思ってこちらにしてみました。
今考えるとケンブリッジでも良かったかもという気がするようなしないような。(どっちなんだ)
実際に法学院への進学率は高かったようですが。

宿に着く。
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B&B 「ピクウィック・ゲスト・ハウス」

あ、ほんとにピクウィックさんだ!!
(ディケンズの小説『ピクウィック・クラブ(原題:The Pickwick Papers)』の主人公のピクウィックさん)
事前の予定表で見てはいたのですが、ほんとにあのピクウィックさんだとは思わず、ちょっと感動。

この日は明日のために近くのパブでご飯食べて寝ることに。
とりあえず以下次号!

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ここまで書いてて思ったんですが、このペースで書いてたら相当長くなりそうな・・・。
この先ぼちぼち早送りしたりするかもしれませんが、落書きと織り交ぜながら気長に書いてみようかと思います。
飽きられない程度に。
プロフィール

Author:森 薫
漫画家|1978年生|女

暫定的にですが
落書きを載せています。
気軽にのぞいて楽しんでもらえたら嬉しいです。
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2010/6/15同時発売
『乙嫁語り 2巻』


『フェローズ!』vol.11 A&B



『乙嫁語り』連載中

記事分類
過去の記事
既刊
『乙嫁語り』 1巻(連載中)
『エマ』 全10巻
(本編7巻+番外篇3巻)
『エマ ヴィクトリアンガイド』
(共著:村上リコ)
『シャーリー』
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