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【プロ野球】

スレッジ 代打満塁弾 ベイ連夜の2ケタ得点で3連勝

2011年6月30日 紙面から

横浜−中日 5回裏2死、満塁本塁打を放ち(右から)一走武山、二走渡辺、三走村田に迎えられるスレッジ=横浜スタジアムで(小嶋明彦撮影)

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◆横浜12−3中日

 竜を痛い目に遭わせた! 2点リードの5回2死満塁。今季初先発で5イニングを2安打1失点と抑えていた先発・小林太の代打・スレッジの打球は軽々と右翼席に伸び、竜を突き放す満塁12号弾になった。

 「フルスイングすることだけを考えていた。代打はアメリカでやったことがあるので対応できた」。スレッジがまばたきを繰り返した。26日に両目が流行性角結膜炎にかかり2試合欠場、この日もスタメン落ちしたがうかうかと休んではいられなかった。

 前日28日に内藤が満塁弾、この日も金城が1回に逆転2ランと外野手が大暴れ。目に痛みは残っていてもバットに気持ちを込めた。今年の中日戦は、開幕3連戦で4発を放ち「ボールが大きく見えた」と名言を吐いたが、「あのときよりはボールは小さかったが結果が大事」と声を弾ませた。痛みは危機感が忘れさせてくれた。

 スレッジの満塁本塁打で火が付いた横浜打線は13安打で12点をもぎ取った。04年9月20日(広島)、21日(巨人)以来となる2日連続の2桁得点。2日連続の満塁本塁打は、横浜では85年にレオンと屋鋪が放って以来、実に26年ぶりだった。

 尾花監督は「小林太はもうちょっと投げさせたかったけど、あの場面は点を取りたかったからね」と説明。「きのうは大分、目が腫れていたが今日は薬を変えて良くなっていた。スレッジは試合に出たくてうずうずしていた。うっぷんを晴らしたね。これで選手起用に悩む」とニンマリ。今季初打席で本塁打を放った下園と合わせ外野手のし烈なレギュラー争いはうれしい悩みだ。 (後藤慎一)

 

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