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　ＮＨＫは２９日、２０１２年度前期の連続テレビ小説が「梅ちゃん先生」（来年４月２日スタート）に決まったと発表した。ヒロインに起用された女優・堀北真希（２２）が同日、会見し、大役を任されたことに「今までで一番緊張してプレッシャーを感じてます。早く皆さんに“梅ちゃん先生”と呼んでもらえるように頑張りたい」と語った。

　東日本大震災の発生から１年後の放送となることから、テーマは「復興」。

　物語は終戦直後の東京・蒲田を舞台に、大学病院の医師の父を持つ３人姉兄の末っ子に生まれたヒロイン・下村梅子が地域に根ざした医療に携わり、人々と支え合って生きる姿を描く。脚本は、ドラマ「結婚できない男」「特命係長・只野仁」を手がけた尾崎将也氏。

　堀北は昭和を描いた映画「ＡＬＷＡＹＳ　三丁目の夕日」などで好演。その時代のにおいがする女優として選ばれた。「みなさんの一日が笑顔で始まるように精いっぱい頑張りたい。私も昭和生まれ。誇りに思う」と役柄にも親しみを感じているようだった。