プルサーマル
全戸訪問・地区別住民説明会
会場でいただいた主なご質問
-
プルサーマル計画について
- 女川原子力発電所1・2号機ではプルサーマルを実施せず、なぜ3号機だけなのか。
- MOX燃料の使用量が燃料全体の1/3以下というのはなぜか。
- 青森県六ヶ所村の再処理工場およびMOX燃料工場が全面稼動していない中で、プルサーマルを実施するのはおかしいのではないか。
- プルサーマルの実施時期を2010年度から2015年度に延期したのはなぜか。
- プルサーマルを導入しても今までと設備自体は変わらないようだが、なぜ国の審査があるのか。
-
プルサーマルの必要性について
- プルサーマルを実施しても東北電力のメリットはないのではないか。
- 自然エネルギーがあるのに、なぜプルサーマルを実施する必要があるのか。
- プルトニウムは、高速増殖炉で使うことに意味があり、プルサーマルで使うべきものではないと思うがどうか。
-
プルサーマルの安全性について
- 日本におけるプルサーマルでのMOX燃料使用実績は、2か所で合計6体とのことだが、それだけの実績で安全だと言い切れるのか。また、海外での使用実績はどうか。
- MOX燃料の場合、制御棒の効きが若干悪くなるという話だが、地震が起きても問題なく原子炉を停止できるのか。
- 女川原子力発電所3号機はウラン燃料の使用を前提とした軽水炉であるため、MOX燃料を使用すると燃料棒が破損しやすくなるのではないか。
- MOX燃料はウラン燃料に比べ、放射線が強く危険性が高いとの話を聞くが、発電所内での作業において安全上の問題はないのか。
-
MOX燃料について
- MOX燃料の発電所への搬入方法はウラン燃料と同じか。
- MOX燃料はどこで製造しているのか。
- 使用済MOX燃料は、発電所内に保管するという話だが、永遠に保管するのか。それとも、使用済MOX燃料も再処理できるのか。
-
原子燃料サイクル、高レベル放射性廃棄物について
- 再処理工場や高速増殖炉はいつから実用化されるのか見通しを教えてほしい。
- 再処理の過程で発生する高レベル放射性廃棄物は、どのように処分しようとしているのか。
- 高レベル放射性廃棄物の最終処分場はまだ決まっていないのか。決まらなければ女川で処分することになるのか。
- 女川には原子力発電所が3基あるが、再処理施設を女川につくる計画はあるのか。
-
発電所の安全、運転状況について
- 原子力発電所で、万が一事故があった場合、国の対応や責任はどのようになっているのか。
- 最近、女川原子力発電所では人為的ミスによるトラブルが多い。技術レベルの低下、現場管理の低下、教育訓練の不足、協力企業への指導・伝達、会社の体質に問題があるのではないのか。
- プルサーマル計画を進めることよりも、まずは、度重なる火災や制御棒過挿入などの一連のトラブルに関する住民の信頼回復を図ることを優先させるべきではないのか。
-
発電所の耐震安全性について
- 耐震補強工事は、具体的にどのような工事を行っているのか。
- 女川原子力発電所ではどのくらいの地震に耐えられるのか。また、津波対策はどのようにしているのか。
- 日本には活断層がたくさんあるが、女川原子力発電所の周辺には活断層は確認されているのか。
-
その他
- 地区別住民説明会の目的はなにか。
- プルサーマル計画が5年延期となったが、その分、もう少し時間をかけて住民説明会などの理解活動を行うべきではないのか。
- 原子力発電所の耐用年数はどれくらいか。廃炉後はどうするのか。また、その廃棄物はどのように処分するのか。
- プルサーマルによりコストは上がるのか。電気料金は上がるのか。
- 東北電力では、消費すべきプルトニウムをどの程度保有しているのか。