NHK青森県のニュース　青森放送局

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弘大教授がパワハラで戒告処分

弘前大学は、人文学部の教授２人が准教授に対し、職場でのいじめやいやがらせなどいわゆるパワーハラスメントを行っていたとして、戒告処分にしました。
戒告処分を受けたのは人文学部の５０代の男性と女性の教授２人です。
弘前大学によりますと教授２人は平成１６年４月と５月に、人文学部のカリキュラムを検討する会議の場で、同じ人文学部の４０代の准教授に対し「他の大学に移るか」「大学を辞めるか」などと脅しとも受け取れる発言を行ったということです。
准教授に対する同じような発言はその後も数回あり、准教授は精神的なダメージから職務の遂行に支障を受けたとしています。
大学では准教授の訴えをもとに調査委員会を設け、発言の場に居合わせた教員などにも調査した結果、「教授２人の行動がパワーハラスメントにあたる」として、今月２４日付けで戒告処分にしました。弘前大学の藁科勝之総務担当理事は「大学の職員としてこのような行為があり残念で遺憾と思っている」と謝罪しました。
弘前大学では、今回の問題について学内に掲示し、再発防止を徹底させたいとしています。

06月29日　20時51分

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