NHK新潟県のニュース　新潟放送局

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公金着服の市職員を懲戒免職

上越市の体育館の管理を担当していた男性職員が体育館の使用料金の一部を着服した疑いが持たれていた問題で、上越市は少なくとも７３万円あまりの着服が確認されたとして、この職員を懲戒免職にしました。
この問題は、上越市教育委員会事務局の小平勇蔵元主任（４２歳）が管理を担当していた浦川原体育館の使用料金を着服し、飲み会などの支払いにあてていた疑いが持たれていたものです。
上越市のその後の調査で、着服の総額はことし３月末までの３年間に、少なくとも７３万円あまりにのぼることが確認されたということで、上越市は、小平元主任を懲戒免職に、また、直属の上司ら６人を減給や戒告の処分にしました。元主任は監査で着服が発覚したあと、体育館の利用状況を示す書類を一部破棄したということで、上越市は着服の総額は１００万円を超えるのではないかとみて調査を続け、元主任に対し、確認できた全額の返済を求めるとともに、小平元主任を業務上横領の疑いで警察に告訴する方針です。
上越市の市村輝幸総務管理部長は「市民の信頼を失うことになり、反省しています。組織をあげて信頼回復に取り組んでいきます」と話しています。

06月29日　21時14分

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