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[事件]ニュース
【臓器売買】患者や宇和島徳洲会病院側は冷静 警視庁の家宅捜索
2011.6.28 11:25
宇和島徳洲会病院の正面玄関では、28日早朝から約30人の報道陣が駆けつけ、ものものしい雰囲気に包まれた。午前9時ごろに警視庁組織犯罪対策4課の捜査員約10人が病院に入ると、ロビーにいた入院患者らは驚きながらも冷静な様子で見守った。
家宅捜索直前に来院した近くの女性(40)は「びっくりした」と話したが、「事件の過程を報道で見る限りやむを得ないのでは」などと落ち着いた様子。病院で5月末に夫婦間による生体腎移植を受け、この日退院予定の男性会社員(58)=愛媛県新居浜市=は、事件の背後にあるとされる圧倒的なドナー不足を指摘、「(家宅捜索は)心中穏やかではないが、それほど驚きはない」などと語った。
病院側も家宅捜索に冷静に対応しており、日常の病院業務に大きな支障などは出ていない。
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