石橋亜依 (1年生)福岡県
参加するまで、被災者の方々とうまく接することができるのか考えて頭がいっぱいでした。参加して、たくさんのことを知りました。例えば、配膳をしていて、おじいさんやおばあさんに「おいしいですか?」って聞いたとき、笑顔で「おいしいよ」と答えてくれました。普段の私にとって、こんなに大勢の人と接することはないので、とてもよいことを学べる機会になりました。今、振り返ってみても学んだことが多くて、将来へ向けての私を大きくする第一歩になったと思います。そして、日本だけでなく、世界規模でボランティア活動をすることが私の夢であり願いです。
近藤将勝 (2年生)福岡県
寒さに震えながら豚汁づくりをしていると、住民の方がテントの中まで顔を出して「寒い中大変ですね」「ありがとう」と声をかけてくれてうれしくなった。家庭科の授業以外では包丁も握ったことのない私は、地元ボランティアの方々にも笑われてしまったが、この経験を今後に生かそうと思う。炊き出しの作業中に家事をする母親の姿が浮かんできて、改めて母のすごさが分かった。今まで親に甘えてきた私にとって、自分のあり方を見直すきっかけとなった。
有浦政美 (1年生)長崎県
ボランティアや住民の人々との交流と聞いても、ただご飯を作るだけ、話を聞くだけと思っていました。しかし、実際はもっと奥が深いものでした。涙を浮かべて話をする住民の姿を見て、“たった一言が人を傷つける、ボランティアとは簡単に行えるものではない”と痛感しました。ボランティアは、してあげることでなくて、人間として手助けすることだと思います。住民の人たちの話を聞いて、ボランティアに対するイメージはすっかり変わりました。そして、全国のみんなと友達になれて視野が広がったように思います。
清水一歩 (1年生)宮崎県
西宮市に行くことで“震災に遭われた人だから、こう接しなければいけない”と勝手に思いこんで接し方にものすごく頭を悩ませていました。でも、現地に着いたとき、住民の方々が明るく迎え入れてくれてすごく感動し、驚きました。そして、住民の方が言っていた「悔しいからこそ頑張って復興していこう、自分たちで生きていけるように頑張るんだ」という言葉が印象に残っています。このような前向きの考え方から、あたたかさや明るさが出てくるのかなと思い感動しました。
樋口幸恵 (2年生)宮崎県
参加する前は、ボランティアの主な活動は、被災者の方々と話をすることだと思っていました。実際には、ほとんどが肉体労働で、思いやりの心がないと辛いだろうなと感じました。また、指示されないと動けない自分にもどかしさを感じました。包丁の持ち方、野菜の切り方など基本的なことも知らない自分、そんな普段の生活に甘えている自分がボランティア活動に参加しているということにいらだちを感じました。そして、当日配布された資料を読んで、本当の震災時には今回の作業どころではないだろうとも思いました。参加後の私は、ボランティアに積極的に参加するようになりました。
大城勇太 (1年生)沖縄県
スクールに参加してからの私は、これまで恥ずかしくて譲れなかったバスの座席を、勇気をふりしぼって譲りました。また、目の不自由な人が横断歩道を渡ろうとしているときにも、走っていって一緒に渡ってあげることができました。まだ、未熟なところもたくさんあると思いますが、どんなに小さくて些細なことであっても、人と人とが協力して生きていかなくてはならないと思うから、どんなに困難な道であっても勇気をふりしぼって通れるように、ボランティアをみんなでしていこうではありませんか!
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