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署名2万6千人超、公開質問状を提出 鳥取市庁舎問題

2011年06月29日

 鳥取市の庁舎移転新築の是非を問う住民投票の実施を目指す「市庁舎新築移転を問う市民の会」(吉田幹男会長)は28日、住民投票を求める署名が27日現在で2万6235人分に上ったと発表した。合わせて竹内功市長の庁舎新築移転に対する基本姿勢を問う公開質問状を提出した。

 同会は7月2日まで署名活動を展開しており、署名開始から約3週間で署名簿7703冊を発行し、2613冊を回収(回収率は33・9%)したという。

 吉田会長は「受任者の数が多く状況把握が難しいが、27日に1日最高の420冊の署名簿の提出があり、今週末に集中的に署名簿が上がってくると期待している。目標の5万人達成に確信が持てる」と話し、残り5日間、署名活動と回収作業に力を入れる。

 公開質問状では、昨春の市長選挙のマニフェストに庁舎問題を掲載せず市民の審判を受けなかった理由▽100億円をかけて庁舎を建設する理由―など4項目14点について市長の見解を7月4日までに文書で示すよう求めた。

 また、竹内市長が市議会などで住民投票条例制定に否定的な発言をしたことに対し、「市民の意思を問う機会がなく、市民の意思を無視している」などとして発言撤回と住民投票の受け入れを求める抗議文を提出した。



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