「放射線」恐れ反対要望500件 被災地のごみ受け入れ問題 京都市
産経新聞 6月29日(水)7時57分配信
京都市が市内4カ所のクリーンセンターで東日本大震災被災地のごみ焼却に関し、受け入れ可能量を環境省に回答したことについて、同市内の幼い子を持つ親たちでつくる市民サークル「京都ママ・パパの会」が28日、10マイクロシーベルト以上の放射線を含むゴミの受け入れ、焼却をしないよう市に要望した。
◆市「決定ではない」
市は同省の協力依頼を受けて、年間5万トンの受け入れが可能と同省に伝えた。これに対し同会メンバーらが反発。街頭やインターネット上で署名集めを展開し、約3170人分を集め、この日、市に提出した。
市施設管理課によると、被災地からのごみ受け入れに関し、同様の要望がこれまでにも約500件寄せられたという。担当者は「受け入れはまだ正式に決まっていない。環境省からの打診に、受け入れ可能数量を答えただけなので、ただちに受け入れが始まることはない」と説明。「受け入れが決定した場合でも、市として安全性の確認をとっていくと同時に、市民の理解を得られるようにしたい」としている。
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最終更新:6月29日(水)9時38分
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