京阪電車開業100周年オフィシャルブログ

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2011年05月17日
京阪グループを彩ったマスコットたち。

こんにちは。身の回りの整理が

加速しているかのーです。まもなくこのブログも

整理されるので、残りの時間で調べられるネタはないか?

ということで資料室整理と上司相談とお片づけを並行していたら

 

 

95-01.JPG 

懐かしいキャラクターと再会しました。

・・・私はそれほど懐かしくないのですけどね。

これはユリカモメに着想を得てデザインを描き起こした

ひらかたパークのかつてのマスコット・ギャビーガルタンです。

 

gabby(おしゃべりな)

gull(かもめ)

tan(「ちゃん」の語形変化)

 

「たん」といえば

赤ちゃんか平面の女の子の名前のあとに

つけるものとばかり思っていたのですが、当時は男の子にも用いたのですね。

 

ちなみに隣に立っているのはギャビーガルタンのガールフレンド、

ベッキーバーディーです。目線がこちらを向いてないのはご愛嬌です。

 

京阪電車のイメージキャラクターといえば

今や「おけいはん」ですが、彼女が登場する以前から

グループの中で数多くのマスコットが歴史をつむいできました。

 

今回はそんなマスコットたちを簡単にご紹介したいと思います。

 

 

 

95-02.JPG 

京阪ケーブルテレビジョン(現在のケイ・キャット)の

マスコットキャラクター・キャティちゃんです。社名の一部

「キャット」からネコが基本デザインに選ばれたのが分かります。

ネコの手にしては相当ヒト化が進んでいますが、これなら仕事は確実です。

 

 

95-03.JPG 

樟葉パブリック・ゴルフ・コースの

マスコット的なキャラクター、スッポンです。

このスッポンは、かつて淀川の増水でコース建設予定地が

冠水したとき、たまたま訪れていた視察団が陸に上がったスッポンを

捕獲しておいしくいただいたあと、開業後も冠水の被害が絶えなかったので

スッポンのたたりではないかとの話になり、これを鎮めるためにスッポン像を安置した

ところ、水位が安定し冠水被害が激減したことに由来するキャラクターです。

・・・おばあちゃんから聞く昔話みたいなエピソードですが本当です。

 

 

ここまではギャビーガルタンとベッキーバーディーを除き

現役活動中のマスコットで、以降は静かな眠りについているマスコットです。

 

 

 

95-04.JPG

 

この男の子は京阪建設(現在は解散)の

マスコットキャラクター・ファーストぼうやです。

住宅リフォーム事業「京阪ファースト」を展開していたことに

由来するネーミングです。キャラクターって本当に難しいなと思います。

 

 

 

95-05.JPG 

大阪水上バスで活躍していた

マスコットキャラクター・かもたんです。

詳しい資料が残っていないので明言できませんが、

おそらくカモノハシをイメージしたキャラクターです。

泳いでいるような、逆立ちしているような、不思議な子です。

 

 

95-06.JPG 

瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ(施設は営業中)の

キャラクター・アンクルワーフィです。私の目が疲れているのか、

ほうれん草が大好物のように見えます。どうか気のせいであってほしい。

 

 

そして、私が再会した中で

衝撃のあまり震えが止まらなかったのが

 

 

95-07.JPG 

くずはモール街(現在のKUZUHA MALL)の

キャラクター・モール君です。紹介文によると、モール君は

くずはモール街の開業25周年を記念して誕生したキャラクターで、

モール街の正面入口の花壇にモニュメントが設置されたほか、モール君を

バスの車体にあしらった「モール君号」が2台、街の中を走ったのだそうです。

まだ私が高校生だった1997(平成9)年の出来事ですが、全く知りませんでした。

 

それにしてもモノクロ写真の不利な条件を

ものともせず、他のキャラクターの追随を許さない

オーラを放っています。これは子供も大人も立ち止まります。

ヒゲの兄弟が姫を救出する物語の序盤で100点くらいになりそうです。

 

 

・・・京阪グループを彩った

マスコットたちの歴史、いかがでしたでしょうか。

一時は開業100周年記念のキャラクターも構想したのですが

先人たちの軌跡を振り返ると、どうにも私の考えが甘かった気がします。

投稿: かのー Category: かのーのひとりごと

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