こんにちは。身の回りの整理が
加速しているかのーです。まもなくこのブログも
整理されるので、残りの時間で調べられるネタはないか?
ということで資料室整理と上司相談とお片づけを並行していたら
懐かしいキャラクターと再会しました。
・・・私はそれほど懐かしくないのですけどね。
これはユリカモメに着想を得てデザインを描き起こした
ひらかたパークのかつてのマスコット・ギャビーガルタンです。
gabby(おしゃべりな)
+gull(かもめ)
+tan(「ちゃん」の語形変化)
「たん」といえば
赤ちゃんか平面の女の子の名前のあとに
つけるものとばかり思っていたのですが、当時は男の子にも用いたのですね。
ちなみに隣に立っているのはギャビーガルタンのガールフレンド、
ベッキーバーディーです。目線がこちらを向いてないのはご愛嬌です。
京阪電車のイメージキャラクターといえば
今や「おけいはん」ですが、彼女が登場する以前から
グループの中で数多くのマスコットが歴史をつむいできました。
今回はそんなマスコットたちを簡単にご紹介したいと思います。
京阪ケーブルテレビジョン(現在のケイ・キャット)の
マスコットキャラクター・キャティちゃんです。社名の一部
「キャット」からネコが基本デザインに選ばれたのが分かります。
ネコの手にしては相当ヒト化が進んでいますが、これなら仕事は確実です。
樟葉パブリック・ゴルフ・コースの
マスコット的なキャラクター、スッポンです。
このスッポンは、かつて淀川の増水でコース建設予定地が
冠水したとき、たまたま訪れていた視察団が陸に上がったスッポンを
捕獲しておいしくいただいたあと、開業後も冠水の被害が絶えなかったので
スッポンのたたりではないかとの話になり、これを鎮めるためにスッポン像を安置した
ところ、水位が安定し冠水被害が激減したことに由来するキャラクターです。
・・・おばあちゃんから聞く昔話みたいなエピソードですが本当です。
ここまではギャビーガルタンとベッキーバーディーを除き
現役活動中のマスコットで、以降は静かな眠りについているマスコットです。
この男の子は京阪建設(現在は解散)の
マスコットキャラクター・ファーストぼうやです。
住宅リフォーム事業「京阪ファースト」を展開していたことに
由来するネーミングです。キャラクターって本当に難しいなと思います。
大阪水上バスで活躍していた
マスコットキャラクター・かもたんです。
詳しい資料が残っていないので明言できませんが、
おそらくカモノハシをイメージしたキャラクターです。
泳いでいるような、逆立ちしているような、不思議な子です。
瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ(施設は営業中)の
キャラクター・アンクルワーフィです。私の目が疲れているのか、
ほうれん草が大好物のように見えます。どうか気のせいであってほしい。
そして、私が再会した中で
衝撃のあまり震えが止まらなかったのが
くずはモール街(現在のKUZUHA MALL)の
キャラクター・モール君です。紹介文によると、モール君は
くずはモール街の開業25周年を記念して誕生したキャラクターで、
モール街の正面入口の花壇にモニュメントが設置されたほか、モール君を
バスの車体にあしらった「モール君号」が2台、街の中を走ったのだそうです。
まだ私が高校生だった1997(平成9)年の出来事ですが、全く知りませんでした。
それにしてもモノクロ写真の不利な条件を
ものともせず、他のキャラクターの追随を許さない
オーラを放っています。これは子供も大人も立ち止まります。
ヒゲの兄弟が姫を救出する物語の序盤で100点くらいになりそうです。
・・・京阪グループを彩った
マスコットたちの歴史、いかがでしたでしょうか。
一時は開業100周年記念のキャラクターも構想したのですが
先人たちの軌跡を振り返ると、どうにも私の考えが甘かった気がします。