京阪電車開業100周年オフィシャルブログ

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2011年04月15日
今日は101回目の開業記念日です

こんにちは。

 

「私と契約して、

  京阪博士になりませんか?」

 

どこかで聞いたような台詞を

前口上にしてしまいたい社史販売員かのーです。

 

きょうは101回目の開業記念日です。

2世紀目の最初の1年がもう過ぎてしまったわけで

こうしている間も確実に歴史を刻んでいるのかと思うと

無性に記録したい衝動に駆られます。職業病かも知れません。

 

そんな開業記念日に関するエピソードとして

当社第7代社長・村岡四郎がこんなことを言っています。

 

 

  私達三千余の社員がその家族と共に一生を託しておる当社の開業日は、

  兎角忘れられがちであった。私達が入社した頃には開業記念日という

  ものが全社員に徹底していたと思う。その後、戦争やら合併やらで、

  何時とはなしに開業日に対する感覚が鈍ったのか忘れられがちになっ

  てしまった。

 

  (中略)

 

  丁度正月元旦に何んとなく新しい気持ちでその年の心構えを打立てる

  のと同じように、開業記念日を迎えるに当って、当時の先輩の希望や

  苦労を偲び、かつ感謝し、それからの数十年間の事業の伸展のあとを

  追想して、今日の私達の決意の程を一段と深めねばならない。

 

  (「社内報 京阪」1962年5月号より)

 

 

開業100周年を機に

社の内外で注目を集めた記念日も

当時は社内ですら「忘れられがち」であり

ひとりひとりが一年の計を立てるのが元旦ならば、

企業人として一年の決意を固めるのは開業記念日であると、

京阪にとっての4月15日の意味を従業員に向けて訴えています。

 

開業記念日は祝いの日でもあり、同時に

「これをやるぞ!」みたいな気持ちを思い起こして

私も社史の「次」を考えなければならない日なんだなとよくよく反省しました・・・。

 

 

 

90-01.JPGところで最近の私ですが

社史「京阪百年のあゆみ」が完成し、

整理整頓(原状復帰)ミッションの最中です。

 

 

 

90-02.JPG印刷会社さんから写真を入れた封筒が返ってきて、

 

 

 

90-03.JPG1点ずつ元の場所に戻すという、

シンプルかつきわめて重要な任務です。

元に戻したあとは、社内資料として活用しやすい

環境づくり、カタカナではアーカイブというそうですが

そんなアーカイブの構築には一貫した「お片づけ」の思想が必要です。

 

まずは目の前のこれを

なんとかしたいと思います。

投稿: かのー Category: かのーのひとりごと

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