こんにちは。
昨日は京阪沿線を徘徊していたかのーです。
平日なので
各所とも空いているだろうなと
考えながら、向かった先はここでした。
京都府宇治市にある宇治市歴史資料館です。
こうして写真を並べると宇治駅から近い印象ですが
歩いて行った私はちょっと大変なことになりましたので
バスかタクシーのご利用をおすすめします。
さて、
京阪電車と何の関係があるのかというと
1950(昭和25)年10月に
旧志津川発電所(現在の天ヶ瀬ダム下流)から
大峰堰堤(現在は水没)までの3.6kmを結ぶ
遊戯施設「おとぎ電車」が開通し、運営していたのが
京阪電車というわけです。
レジャー時代の黎明期に開通した「おとぎ電車」は
宇治川沿いの切り立った渓谷の美しい風景の中を縫うように走り
大人から子供まで大人気を博したそうですが、そんな「おとぎ電車」に
関する写真や資料は当社にあまり残されておらず、現在製作中の
京阪100年史の参考となるものがないか確認を兼ねて
見学してきました
なお、「おとぎ電車」については
開業100周年記念WEBサイトの「百年のあゆみ」
1950年の項目でもご紹介していますので、ぜひご覧下さい。
館内撮影は禁止されていますので
写真でご紹介することは出来ませんが
当時としては珍しいカラー写真で「おとぎ電車」の姿が
数多く収められており、解説文をしっかり読んで約30分で
回り終えました。当時のニュース映像上映コーナーも面白かったです。
お隣の宇治市民文化会館では
第33回演芸大会が開催されており
参加された方が歴史資料館もご覧になったようで
皆さん「懐かしいなぁ」とおっしゃってました。
宇治市歴史資料館特別展「走れ!!おとぎ電車」
入館料:高校生以上は200円(団体割引あり)
小中学生は無料
京阪電車宇治駅からバス停「宇治文化センター」下車
11月21日(日曜日)まで