こんにちは。かのーです。
7月10日(土曜日)に中之島駅で展示を開始しました
「京阪ミュージアムトレイン」は、9月26日(日曜日)の
中書島駅の展示をもって、15日間の全日程を終了いたしました。
開催期間中は、のべ2万人近いお客さまにご乗車いただき、
時間帯によっては入場をお待ちいただくなどのご不便もおかけしましたが
おかげさまで大成功のうちに終えることが出来ました。「ミュートレ」を通じて
より多くのお客さまに「京阪ファンになっていただけた」と自負しております。
さて今回は
「ミュートレ」のラストランとなった
中書島駅の展示について、さらりと振り返ってみたいと思います。
「ミュートレ」の乗務担当者は
寝屋川車庫でこのように電車に挟まれた通路を
歩きます。これまで何を思うともなく歩いていましたが
よく考えるとこれが最後なんだなぁと感慨に浸ってしまいました。
あまり感慨に浸りすぎると
転んでしまうので、慎重に歩きます。
前回の展示終了後に
一通りの掃除を終えているのですが
出庫前に窓を拭いたり床を掃いたりで
お客さまをお迎えする準備をととのえます。
いっぽうの中書島駅4番線では
朝早くからこんなにたくさんのお客さまが
「ミュートレ」の入線を待ち構えておられました。
駅の大きなご案内も
「ミュートレ」一色ですね。
お祭りの前に似た熱気が駅構内に満ちています。
駅の担当者はご案内の掲示と
トレカ引換の準備にかかります。
スタッフが忙しそうに立ち働く中、
同じスタッフの私はなぜか撮影三昧です。
入線直前の「ミュートレ」は
お客さまの視線を一身に集めながら
警笛吹鳴の余韻を残して4番線に滑り込みました。
ご乗車を待つお客さまの行列が
開場時間が近づくとともに伸びるにしたがい
ホーム長が足りなくなるのではと本気で心配しました。
車内では多くのお客さまが
展示に見入っておられ、特に2号車の駅写真と
3号車の京阪特急の歴史が大人気でした。この間、
なんとしても「ミュートレ」の外観を美しくブログに載せようと
やってみましたが、私の腕前で美人さんに仕上げるのは絶望的のようです。
「閉館」時間が近づくにつれ
向かい側のホームや4番線の大阪方が
にわかに活気づいてきました。それにしても私は
スタッフの職責をすっかり忘れたように撮影しています。
回送の時刻には入線時を上回る数のお客さまに
営業線を走る「ミュートレ」最後の姿を見送っていただきました。
こうして後姿を見ていると
ひと夏をともに過ごした相棒が去ってゆくようで、
ほんの少しだけですがさびしい思いがしました。
こうして「ミュートレ」は終了しましたが
10月17日(日曜日)に寝屋川車庫で開催予定の
「ファミリーレールフェア2010」にて最後の展示を行います。
「ミュートレ」開催期間中、
ご来場いただきましたすべてのお客さまに、
厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。