こんにちは。どちらかといえば、
いいえ確実にインドア派のかのーです。
4月23日の記事で取り上げました
社員向け行事「温故知新100キロラリー」。
ついに本社チームにも歩く順番が回ってきました。
今回は6月5日に実施したラリーのレポートでまとめてみたいと思います。
スタート地点は石山坂本線の北端・坂本駅です。
駅舎のデザインがとてもモダンで金属的な質感なのに
緑ゆたかな周囲の風景と調和しているのがちょっとふしぎです。
比叡山の山登りから挑戦する一団は9時集合、
登りはケーブルカーで、下りから挑戦する一団は10時30分集合に分かれます。
え?私ですか?
まだ若いつもりなので
当然山登りからスタートです。
出勤日より2時間早起きしました。
9時過ぎに出発した一団は
総勢150名以上、このとおりにぎやかそうで
いかにも初夏のハイキングにお出かけ♪のような雰囲気ですが
このあと自然の厳しさを前に、口数も人数も少しずつ減っていきます。
山道あり、
階段あり、
坂道ありで、
10時40分ごろに坂本ケーブル延暦寺駅に到着しました。
駅舎は1927(昭和2)年に出来たときの姿そのままで、
国の文化財に指定されています。ここからの眺望は本当に見事でした。
もうしばらく歩いて根本中堂に到着です。
天台宗の総本山・比叡山延暦寺の中枢ですね。
近くの売店にあったアイスキャンデーはとても魅力的でしたが
あまりのんびりしていると足が動かなくなるのでただちに出発です。
かつてのスキー場跡を発見したり、
ロープウェーが頭上を通過したり
(注意を促す立て看板がとても印象的です)、
登りに劣らぬワンダフルなコースです。
このあとは「写真を撮る」ことをすっかり忘れて
(撮るために立ち止まるのが恐ろしかったのですが)
歩くことに集中しなければならないオフロード続きでして、
すれ違ったハイカーさんがいる=この道を登っておられるわけで、
出発前の若いつもりが本当にただの「つもり」だったことに気付きました。
無事に比叡山を下りて
私が行動をともにした集団が
ゴール地点の下鴨神社に到着したのは14時前でした。
温故知新と同時に体力の重要さも学べる、文武両道のコースでした。