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　オネエ系タレント・楽しんご（３２）が５月に東京・渋谷の携帯電話ショップで財布を盗まれていたことが２８日、分かった。関係者によれば、財布は有名ブランドのお気に入りのもので、盗難にがっくりと肩を落としていた楽しんごだが、財布は約１週間後に発見され、大喜び。しかし、その直後、今度は仕事中に紛失し、今も行方は分からないまま。受難続きに“悲しんご”となった楽しんごだった。

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　「ラブ注入」で大ブレークした楽しんごが、悲しみに暮れた。定価で約８万円もする高級ブランド「ルイ・ヴィトン」の「モノグラム　マルチカラー」の愛用の財布をめぐり、一喜一憂。なくしたり、見つかったり、楽しかったり、悲しかったり…とひそかにこの１カ月を過ごしていた。

　盗難事件があったのは、５月１９日午後８時ごろ。警視庁原宿署や所属の吉本興業によると、東京・原宿の携帯電話ショップで、データの移し替え中、現金約３万円の入った財布を盗まれたという。楽しんごは近くの交番に赴いて被害届を提出。警察も窃盗事件として捜査を開始した。

　置引されたショックは大きく、事件当夜にはブログに盗まれた財布の写真を掲載。「えーん　えーん　可愛いお財布だったのに」と泣き顔の絵文字を財布への思いを交えてつづっていた。

　その思いが通じたのか、財布は約１週間後、見つかり、楽しんごの手元に。財布に入っていた現金やカードは、吉本興業は「現在、本人に確認しております」としたが、財布自体がお気に入りだったという楽しんごは、大喜びだったという。

　しかしここで終わらないのが芸人の性（さが）なのか。今度は都内でテレビ番組のロケ中に、財布を落として紛失し、盗難届に続いて遺失物届を出すハメに。楽しんごのラブが注入された財布は今も見つかっていない。