阪神・渡辺Cスコアラー遠征先で急死…選手は喪章

2011年2月2日、春季キャンプでバットを手にする渡辺長助さん=宜野座
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2011年2月2日、春季キャンプでバットを手にする渡辺長助さん=宜野座

 阪神の渡辺長助チーフスコアラーが28日、チームとともに滞在していた富山市内のホテルで心筋梗塞(こうそく)のため亡くなった。54歳だった。

 渡辺さんはドラフト3位で八代一から九州産工を経て1979年に阪神に入団。捕手として86年に引退するまで通算78試合に出場した。その後はスコアラーやバッテリーコーチを歴任し、現在はチーフスコアラーを務めていた。

 渡辺さんは27日に富山入り。同日夜も宿舎で夕食をとるなど、球団関係者によると普段と変わった点は見られなかったという。この日朝、ホテル内のスコアラー室に午前9時半ころになっても姿を見せず、電話などでの連絡も取れなかったという。このためホテル従業員の立ち会いのもと部屋に入ったところ、ベッドに寝たままの状態ですでに亡くなっていたという。

(2011年6月28日)

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